岡山の会社さんに通い出してほぼ一年
「見える化」をテーマにプロジェクトを支援させていただいているのですが・・・先回の6月に 「ここを改善すると会社は変わる」という 中韓在庫の見える化に向け
踏み込んでしまったのですが
一ヶ月後の今回は大きな進展があったんです。
中韓在庫を調べると 中には今必要が無いけど造っちゃったとか 内示が変更になって
受注数が減っているのに前の数字で造っちゃったため?使われずに残ってしまった
みたいな異常な在庫も確認されて 結果として古い品物が動かずに置かれていたんです。
コロナウイルスの感染拡大で需要が減少し 仕事も減っている中ですから
利益は出しにくい状態。 そんな中でなら こういった「今必要ないものを造って
会社のキャッシュを減らすのはまずいでしょ」っていうのは 丁寧に説明すれば
分かってもらえるタイミング。
今までだったら 異常が見えてそれをみんなで解決すること殻外れることは無かったのですが
こんなにはっきり調べちゃったら メンバーも放ってはおけませんからね。
利益があってもキャッシュは無い そんな会社にならないうようにしようって
実は私が社長になったときには 私自身肌感覚で感じられなかった キャッシュの重要性を
皆さんに説明しちゃいました。
実は私自身 ここに踏み込むのは時期尚早という感覚があったんですが・・・
先回からすごく前向きに調べてくれて・・・モノの動きと在庫量 そして生産指示について
図に書いていただいて・・・
それに基づいて 今回は場所を決めてどんな在庫があるのか?
そしてそれが動いているのか? さらには長期間放置されている原因はなにか?
といったことについて自分たち調査 その上で4回も話し合ってくれていたんです。
そこまでやってくれたら これは全力で行かないといけないって思っちゃいますよね。
なんだか1年前の雰囲気とはまるで変化して ここは問題を離してオープンにしていいんだ
っていう雰囲気がまずはあって その上でこれを解決するのは自分たちだ・・・っていう意識が
感じられるようになって・・・
実はエクセル絵お使ってエクセルを使って在庫マップを作り始めていたりして
もう 私のようなファシリテーターは必要ないんじゃ無いかって思っちゃうほどですが
一方でどこまで行くのか? 見届けたくなっちゃっていますよ。
なんたって 今までは実際にモノ作りをしていないから・・・という雰囲気を出すこともあった
Tさんから「この方向で進むと 段替え頻度を上げていかなくちゃならない。 今のように
途中で金型が破損して余分な段替えをしていたら間に合わない。 従って金型が突然壊れてしまう
ことが無いように 部品交換をするなどの取り組みを始めたい」って
まさに自分の立場で何ができるか?っていう主体的な発言が飛び出して
う~ん!素晴らしい!・・・ってうなっちゃいましたからね。
人が主体敵に仕事を捉えて 輝いていくって素敵だなぁって
社長を辞めちゃうとこんな場面にはなかなか出会えません。
おかげで帰り道には青空が久しぶりに現れてくれて・・・
気分も最高ですよ。
せっかくこんな喜びに満ちたチャンスをいただいたんですから
ともに充実しよう!・・・っていう感覚ですよ。
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