トヨタ生産方式に関する本を再び読んでいますが その中に出てくるエピソードに
なるほどねぇ・・・と共感しています。
岩月さんの「生きる哲学 トヨタ生産方式」中に登場するエピソードなのですが
このこと一つだけでも ちゃんとできたら素敵ですよね。
トヨタ自動車には教育部という人財育成を担う部があったのですが
その誕生にまつわるエピソード。
その前身の「教育訓練課」を部に昇格させるとき 教育部としたいと担当者が進言した際
大野耐一さんが「そんなに訓練がいやか?」「訓練部にしようか」と言ったというのです。
>大野さんや鈴村さんから、私はよく言われてきたことがあります。
「モノ造りの現場において特に重要なのは、教育ではなくて、むしろ訓練である。」
二人は、教育と訓練、その二つの言葉を非常にしっかり使い分けていました。
教育を受けた社員を、今度は訓練しようとすると、「あ そんなことは知っています」
とか「分かっています」とか『それくらいできますよ」と反応するかもしれません。<
コミュニケーションをちゃんとしよう とかリーダーシップが大事だ なんていうのは
確かに「分った分った」っていう部類の 当たり前のことですが実際に『できているか?」となると????っていうのが実態で だからこそ
本もたくさん出ているし セミナーもたくさんあって大盛況です。
でも本当に必要なのは まさに訓練!
練習することなのかもしれませんね。
頭で分っていても 実行していなければ知らないのと同じ。
天竜精機の部課長との 「現場で社員と話す訓練」の場を思い出します。
大野さんの言葉の中に「分ったということは 実行することだ」というのがあるんですよね!
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