俺等的学校生~入学式の朝編~


目が覚めたのは6:30、遠足行くガキみてぇに早起きしてしまった俺。かっこ
わりぃと頭をかきながらベッドから下りてカーテンをあける。空はツクリモノみ
たいな青空が広がっていた…窓を開けてベランダに出てみるとどこからか風にの
って桜の匂いがした。


とりあえず、適当に朝飯を食って制服に着替えることにした。
蒼風中の制服は紺色より青に近い色のブレザーとネクタイ。ブレザーの胸ポケッ
トのところに〔蒼〕と刺繍してある…どっかの高校の制服みてぇ。
(ちなみに、女子の制服はブレザーとスカート。あと、ネクタイの代わりに青いリ
ボンをする)
この前までランドセルだった俺も制服を着ると不思議に中学生っぽく見える…そ
んなことを考えているとベッド棚の上に置いてある携帯から軽快なメロディが聞
こえ始めた。
ディスプレイを見ると〔森山 涙〕と表示されている。通話ボタンを押して携帯を
耳にあてると…
『おっはよう★』
っ耳が痛てぇ
「…でけぇ声出すな」
『えへへ~やってきました入学式!準備出来た?』
「あぁ」
『じゃあ、外で待ってるから』
「ん。じゃあ」
ピッ電源を切って携帯を机の上に置いて隣りにあった鞄を持って部屋をでる。寝
室で入学式用の服選びをしてる母親に行ってくると声をかけ、はきなれない革靴
を履いて外に出る。家の前にグレイのワゴン車が停めてあり中では涙が手を振っ
ている…ワゴン車のドアを開けて運転席にいる涙のオヤジに挨拶すると涙のオヤ
ジは軽く左手をあげて答えてくれた。
学校まで車で約10分今日は入学式ってこともあって特別に送って行ってもらう
ことになった。
車の窓から外を見ると制服を着た中学生やランドセルを背負った小学生たちが桜
の並木道を歩いていた。

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