俺等的学校生~入学式編~


涙のオヤジとは校門の前で別れて俺たちは1年の昇降口に向かった。どうやらク
ラス分けの紙が張ってあるらしく人が集まっている。人垣の中に入って自分の名
前を探す…
〈3組 上原 涼〉
自分の名前が見つかったが、すごく嫌な予感がする…毎年、この時期(クラス替え)
になるとこんな感じになる
「やったぁ!涼と同じクラスだぁ」
そんで嫌な予感は毎年見事的中。横を見ると涙が目を輝かせてクラス分けの紙を
見ていた。今年もこいつと同じクラスらしい…
「7年間同じクラスってすごい確率だよね!」
7年間…これは確率とかそうゆう問題じゃないと思う……呪い?まさか今年もま
たこいつの面倒見る羽目になるとは…とかなりへこんでると隣りにいたやつが声
をかけてきた
「お前等3組?」
「ん?あぁそうだけど…」
「マジ!?よかった俺も3組なんだ。米村 隼っていうんだよろしくっ☆」
「私は森山 涙。よろしくね」
「俺は上原 涼。」
「一人で教室って行きづらくてさ~」
「わかるよ~その気持ち」
「だろだろ!?」
早速仲良くなってるし…
「良かったね涼、早速お友達出来て」
「うんうん。これからよろしくな!涼ちゃん」
「Σ( ̄□ ̄)名前で呼ぶのはいいけど、ちゃん付けはやめろ」
「わりぃわりぃ(笑)あっ俺のことハヤって呼んでくれ」
「おう」
「私、ハーくんって呼んでもいいかなぁ?」
「あぁいいっすよ~」
「じゃあ、私のことは…なんて呼んでもらえばいいかなぁ?」
「………それってもしかして、俺に聞いてたりするわけ?」
どうやら俺に聞いたているようで、涙は頬を膨らまして他に誰がいるのみたいな
顔をしてこっちを見ていた。しかも答えてやらねぇとかなりやばそうな雰囲気だ
…しかたないと俺はため息をついた
「涙でいいんじゃねぇ?」
「いや、それはちょっと…」
以外にも反論したのは隼だった。
「え~なんで~」
「いやだって、女の子下の名前で呼ぶのまずいかなって…」
と隼は涙から目をそらしながら言った
「…まぁ、呼び方なんてこれから決めればいいんじゃねぇの」
「それもそうだよね。涼ってたまに良いこと言うよね」
…たまにはって普通思いつくだろ?いや、これは言わないほうがいいな…言った
らコイツは怒ることは簡単に予想できるし。そのかわり、俺は涙のことを鼻で笑
い階段を上っていった
「あっ涼!おいてくんじゃねぇよ」
「そうだよ待って~」
二人は急いで階段を上って俺のあとについてくる。

1年の教室は4階。階段を上って廊下にでると手前から1組、2組、3組、4組
と書いてある。俺が3組の教室に向かって歩きだすその後ろを涙と隼がついてく
る…2組の前を通り過ぎるとき教室から一人の生徒が少し慌てた感じで出てきた
。
「あっアキじゃん!」
後ろで涙と会話をしていた隼がそいつに声をかける。
アキと呼ばれたやつは振り向き隼を見つけるとすごくうれしいそうな顔をした
「ハヤ!久しぶり」
涙はなにがなんだかわからないって感じで隼とそいつを見ている。そんな涙に気
づいたのか隼はこいつを俺たちに紹介した
「こいつは国方 秋菜、前の学校一緒だったんだ。んでアキ、こっちの二人は上原
涼と森山 涙ちゃん同じクラスでさっき下で仲良くなったんだぜ」
「そうなんだ。はじめまして、上原くんに森山さん。ハヤが迷惑かけると思うけ
ど仲良くしてやってくれな」
こちらこそと涙は慌てた感じでかえす。
「ところでハヤは何組になったの?」
「ん~3組。それよりお前、どっか行くんじゃねぇの?」
「ん?あぁ職員室…」
「何、もう問題起こしたのかよ(笑)」
「まぁ、それなりに…女の子の前じゃ言えないコトだよ(笑)」
「えっ!?」
「それなら早く行ったほうがいいんじゃねぇ(笑)」
「ん。じゃあまた☆」
そう言い残すと国方は走っていった。国方って結構面白いやつかも…
「アキって面白いだろ?」
そう言いながら隼は俺の顔をのぞきこんだ。
「そうだな…だけど、あいつを混乱させるのはやめてほしいな」
そう言い俺は涙のほうを見る。女の子の前じゃ言えないコトがかなり引っかかっ
てるらしい…頭を抱え悩み始めた。隼は笑いながら俺に国方は女をからかうのが
好きなんだと言った。
「ずいぶんいい趣味だな(笑)おい、涙!んなとこで座りこんでんじゃねぇよ。教
室入るぞ」
そう言っけど今の涙には聞こえてないらしい。ってことで俺と隼は涙を廊下に残
して教室へ入った…が俺と隼は教室のドアの前で立ち止まり教室の中を見回した
「なぁ、机の数少なくないか?」
「……あれだろ、最近流行りの少人数教育ってやつ」
「あれって流行りなのか?涼は冷静だな」
「クラス分けのやつ、明らかにクラスの人数少なかったしなーでもかなり驚いて
るんだけど…」
「そうなんだ…んぁ?黒板に何か書いてある」
[1年3組のみんなへ]
「どこの小学校だよι」
ハヤがツッコむ
[入学おめでとう☆中学校生活始まったばっかりで不安なこともあると思うが1
年間がんばっていこうな。あと、自分の席に座って待ってろよ☆
亜部 侑也]
その隣りに机の番号と名前が書いてあった。俺の席はー…
「おっラッキー俺涼の隣りの席じゃん☆」
ハヤは心から喜んでますって感じで自分の席のところに行って荷物をおろした。
「涼!早くこっちこいよ」
俺はそう急かされながらハヤの隣りの席に座った。

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