ラブ☆エモーション~Ⅱ章~



Ⅱ章  バレた!?
「あっれー?どうしたの?ボヤッとして。おーい!」
ジローはかずまを不思議そうな目で見る。
(気のせい・・・だよな)
「・・・かずま?マジでどーした?」
「あぁ・・・今、ドアの向こうに誰か・・・いた・・・ような気がして・・・」
かずまは本当にきのせいだろうか・・・といった感じで答える。
「ふーん・・・。んまぁ、大丈夫っしょ!チミがそんなに考えこんでるの久しぶりに見た気がする。気にしない気にしない!バレてもなんとかなるって!それにさっきだって俺のこと慰めてくれるとき自分で言ってたじゃない。男・女カンケーないって!ね。」
ジローの言葉にかずまは元気づけられる。
「あぁ・・・。分かったこーいうことはあんま気にしないほうがいいかもな」
「うん!帰ろう!」―――。
だが―― それは気のせいなどではなかった。本当に人がいたのだ。彼の名は李供(リーフォン)。新聞部所属。中国から引っ越してきた、好奇心旺盛で自分がモテるのをコネに、いろんな女に手を出しているらしい。そのせいで、泣かされた女は数知れず――とか。特定の彼女はいないらしい。
「くそーっ、せっかくいい記事だと思ったのによー・・・。写真撮り損ねたじゃねーか・・・。んまぁ、また明日も来るか・・・。」


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