ラブ☆エモーション~Ⅲ章~



Ⅲ章
「ぉーいっ、おーいっ!かーずーまー!ボーッとしてるとまた襲うぞー!!」
「あぁ・・・」
かずまはてきとうに相ずちを打つ。
「えっ☆いーの?!いーの?!じゃぁ、遠慮なく・・・^^」(ムフフ・・・☆)
ジローはかずまに襲いかかる。
ガバッ!モソモソ・・・
「うわぁっ!!てんめー!何すんだよっ!今は放課後じゃなくて休み時間だろ!?」
かずまは答えた後、またボーっとしている。
するとジローは、
「えっ・・・じゃぁ、放課後ならOK?!照れるなぁ・・・vV」(ぅわぁーい、わくわくだぁ!)
ジローはやる気マンマンのようだが。
「あぁ・・・」
と、かずまが返事をする。
実はジソー、いつもと違うかずまの反応に少し不安で、こんなことを言ってはかずまに少しでも元気になってもらえるもう、頑張っているのだ。
――が、かずまには効果なしのようだ。
ジローはついに言葉を切り出す。
「・・・ねぇ、かずま変だよ?あの日から。いつもボーっとしちゃってさ。俺気にすんなって言ったじゃん!!そんなに気になるなら今日確かめてみる?!」
ジローが聞くと、
「さぁ・・・どーだか。やってみるか。」
「よぉーし!じゃぁ、これで決定~♪」
○か(この先どーなるんだよ・・・。ったく・・・。)

教卓の下に怪しげな二人。
「ちょっ、まてよ!だからって何でこんな所に隠れなきゃなんねーんだよ!!」
かずまが怒って言う。
「だってぇー。こっちの方が雰囲気出ると思ってぇー!いーじゃんいーじゃん☆チミのためなのだよチミもvV」
ジローは興味津々に言う。
○か(こいつ・・・本当にやる気あんのか・・・?だんだん心配になってきた・・・)
かずまの方があきらかに考え方が大人だ。
一方ジローは、一人ではしゃぎまくっている。
「ったく・・・お前本当にやる気あんのか・・・?」
かずまはジローにすっかりあきれて言う。
「んもぉーばっちりさぁー☆かずまこそ平気ぃー?」
ジローはおふざけで言う。
「あぁ・・・俺は平気だ。」
○か(こいつに「平気ぃー?」なんていわれるなんざ俺も終わったな)
二人が話していると、突然―――。
ガラッ!っと、音がした。
二人は慌てて隠れる。
音の正体は――。そう。あの女大好きな李供だ。
するとかずまは・・・小声で話し始めた。
「やっぱりな・・・。気のせいなんかじゃなかった・・・。俺あいつ知ってるぜ。2年の李供だろ。たしか、中国から引っ越してきた・・・」
かずまは供を知っているようだ。
「なになにー?俺あいつ知らないよぉー?2年ってことはー、俺等より1コ下?スクール高校ライフ生活は楽しまないとねー!!」
ジローは供のことを知らないらしい。
するとかずまは、供のことを話始めた。
「あいつかなりの女好きらしいぞ。泣かされた女は数知れず、とか。」
「ふーん。かずまくわしいなぁ・・・。」
「お前もボケてんなー。3年の間じゃ有名だぜ?転入早々学校一の美女、ミス☆にちは日羽と付き合ったとかで。んまぁ、その女も結局泣かされたあげく、捨てられたけどな。」
「かずまめっちゃくわしいなぁ・・・。んじゃぁ、その女も遊ばれてたって事?」
「あぁ。あと、少林寺拳法もやってるらしいからな。あいつには要注意だ。」
「ふーん・・・あいつ強いのか?」
「さぁ・・・そこまでは知らん。」
二人が話していると突然――。
「誰か居るのか・・・?」
○か&○ジ(しまった!!気付かれた?!)
「しーっ!静かに!!」
「ぅ・・・わかったよぉ・・・。」
しーん・・・。教室に沈黙が流れる。
そして供が口を開く。
「誰もいない・・・。気のせいか・・・?それにしても今日はあいつらいないのか。しょーがない。帰るとすっかな・・・。せっかく記事にしてやろうと思ったのによー!!残念だぜ・・・。」
供はあきらめて教室を後にした。
――そして。二人はというと・・・
ゴソゴソ・・・と、教卓の下から出てきた。
「ふーっ。やっぱり俺達のこと見てた人が居たんだねー。やばくない?・・・んで、これからどーすんの?かずまは。」
ジローは(あーぁ・・・ヤバイな・・・)みたいな様子でかずまに聞く。
「んー・・・どーするってー・・・俺にもわかんねーよ・・・。とりあえず記事にされないよう、せいぜい努力するんだな・・・。それから、学校での放課後のお楽しみはしばらくなしってことで・・・。」
かずまは、あきらめてはいないようだ。


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