2012年06月19日
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当初は、かっこ良く、速く走ることだけに興味がありましたが、次第にそんな無謀な運転をして、命を落としてしまったら何になるんだ!と考えるようになりました。そう考えるきっかけとなった決定的な出来事は、環状八号線(通称、環八)で、数台の見知らぬバイクライダーとシグナルGPをしていました。赤信号で停車すると、停止線に横一列に並び、青信号になると同時に発車します。当時、CBR400FとDT200Rの二台持っていましたが、どこを走っても無敵だったと自負しています。

10台くらいでシグナルGPをしていた時、隣にRZ350が並びました。私はDT200Rでした。スタート後しばらくは、私が圧勝ですが、RZ350が後半に排気量に物を言わせて追い上げてきます。そんなことを繰り返しているうちに、どんどんヒートアップして行き、RZの彼が熱くなってしまいました。そんな時、少し先の交差点で右折車が曲がって来ました。私はよけましたが、RZは車のわき腹に激突し、即死してしまいました。

その日は日曜日で、教会を休み、高校の学級委員長の会議に向かう途中でした。私は、教会を休んだからこんな恐ろしい出来事に直面してしまったののだろうか?と、悩み、考え、夜うなされて眠れない日が続きました。これは、神の罰ではないと思いますが、命を大切にしろ!という神の警告だったと思います。

ショックが大きかったので、CBRとDTをすぐに売って、TWという、当時、一ヶ月に50台も売れないようなマイナーなバイクに乗り換えました。後にこのバイクは、木村拓哉がドラマの中で乗ったことで大ブレイクし、多くの若者が改造して乗るようになりましたが、私は、車と同じ位の太いタイヤ、ギリギリで高速道路には乗れるけれど200ccの4サイクルという遅いエンジン。ゆえに、パワーを持て余すことなく、どこにいても使い切れる性能。そして、オフロード(舗装されていない道路)を走るのに向いたオフロードスタイル。

クリスチャンに成り立てで、あの事故の衝撃と共に、神に愛され、救われた自分の人生と命を大切にしないといけないと感じた私は、いくら早いバイクに追い抜かれても、景色を見ながら、ゆったりと楽しくバイクに乗るようになりました。そして、林道などのオフロードを景色を楽しみ、時々休み、コーヒーを沸かして、コーヒーを飲みながら、神さまが造って下さったきれいな景色を堪能し、時にはテントを張って野宿したり、自然派ライダーになってしまいました。

一時は、大型バイクに乗っていたことがありますが、今は、昔乗っていたTWと同じような、バンバンという200ccのオフロードバイクに乗っています。小回りがきくし、スクーターにはないバイクらしさがあって、今でも時間があったら、林道に行きたいなー、野宿をしながら自然を感じたいなー、ゆったりとバイク旅行したいなーと思うことがあります。
バイクに乗らない人の中には、バイクは危険な乗り物という認識を持つ人が多いと思いますが、乗る人によってバイクは危険な乗り物にもなりますが、安全運転をすれば、もちろん、突っ込まれたりしたら車よりも危険ですが、燃費がいいし、走り出しただけで楽しいし、小回りがきくし、バイクはいいもんですよ。

思い起こすと、あの頃バイクを乗り回すことで、人生で学ぶべき多くのことを学んだような気がします。







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最終更新日  2012年06月20日 08時04分13秒 コメントを書く


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