Let’s shake hands!

Let’s shake hands!

5~6年生


成績は転げるように落ちる。50代半ばあった偏差値も数ヶ月の間に30半ばまで落ち、オドオドした感じが更にひどくなった。低学年の時に受けたいじめによって息子は、人とのコミニュケーションを取ることが難しくなり、人の中に入るとオドオドした感じが出だしたが、そのオドオドがその頃ピークであったと思う。家の物音にもびくびくする。一人で家の中にいることが怖くてできないとどんどんひどくなっていく。6年の担任に相談した。「過去、成績が下がる時、何度かいじめがありました。成績が下がると必ずいじめがあるとは言えませんが、最近の様子を教えてください」と…。6年生になってから、一人を怖がって家に入ることも出来ないことも伝えた。しかし、担任の言葉はつめたかった。たった一言「いじめなどありません」と…。この先生もダメがというショックの方が大きかった。ないのではなく、見ようとしていないのだ。
母親の直感、絶対にいじめはおこなわれていた!ただ、低学年の様に、まわりの子も息子もなかなかしゃべらなくなり、情報が入ってこないだけで、息子の身に何かが起こっていたことは親として感じていた。はっきりとした情報や事実がなければ、親として何もしてやれない。ただ、息子を見守るだけであった。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: