さまよいの記

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デジカメのこと2


 最近写真熱がぶり返してきていたらDVにもハマリはじめそうである。DVといってもドメスティックバイオレンスではない。ボクは基本的にノーバイオレンスな人間である。
 デジタルビデオである。
 ボクは前の項でも書いたけど、8mmしたくて写真部に入った人間である。写真を撮り始めたルーツをたどれば映画になる。やっぱり人間生まれてきたからには何かを作りたいという欲求はあるはずだ。それが野菜や、コドモや、発明品や、料理というものの違いこそあるが、誰でも持っているのだ!
 昔から映画を撮りたくて、中学では写真部で8mmを回し、高校では放送部の壊れたビデオカメラを執念で直して短編映画を撮ったりもした。まあ、とにかく編集がめんどくさくてしんどいことこの上ないのだけど、楽しい作業でもある。ただいっつも気にいらなかったのはタイトル出し等の編集が素人では出来ないわけだ。

 それが今ではPCで簡単に出来てしまう。らしい。
 らしいというのはソフトの謳い文句には”誰でも簡単に出来る!!”と書いてあるのを見てるだけで、実際自分ではまだほんの少ししかいじっていないのである。ただこの謳い文句を見ると思うのだけど、誰でもってわけはないだろ。もし仮に出来ない人がいたとしたらそれはソフトのせいではなくてその人の器量が問われてしまうわけだ。その謳い文句に誘われてシロートパパやママが自分のPCに入れて、子供のビデオを編集しようとがんばってみる。そこで出来なくなったとしても周囲はそう見てくれはしないだろう。そうなるとオヤの権威というもんが失墜するだろうな。そしたらコドモも学校でいじめられてグレてしまい、親に八つ当たりをして夫婦は不仲に積み木はくずれ・・・・・・なんてことになるかもしれない。
 ま、それは冗談にしても、これであのわずらわしい編集作業や高い編集機器を買わなくて済むのでありがたいといえばありがたい時代なわけだ。
 個人でちょっとした映像や、数人の仲間での映画作りにはデジタルビデオも編集ソフトもかなり役に立つツールである。かくいうボクもムスメのビデオを編集しようとあれこれ使ううちに仲間と映画を作りたいという欲求が鎌首をもたげてきた。

最近のビデオはなんとも優秀なんである。
 デジタルというのはなんでも可能にしてしまう勢いだ。けどねえ、これくらいの技術力があるというのなら、もっと職人技術の活性化を図る意味合いもこめてアナログにも力をいれてほしい。デジタルとアナログは基板上では水と油のような関係でもあるが、この混在を出来るのは日本の技術だろうし(いっちゃなんだけど、アメリカもんなんかなんでもかんでもデジタルに頼りすぎる傾向がある)、アナログにデジタルを融和出来る技術力は日本の方が進んでいるように思う。
 デジタルは今後さらに向上し、さらに低価格で優れた技術を誇るかと思うけど、所詮アナログには勝てないような気がするのだけど。
 話が横道にそれた。

 個人の趣味での映像製作は安価(といっても世のお父さん方には打撃が大きいかもしれない)に出来るようになった。そういものに触れられるような環境で育つ子供もまたそういうことに興味を持つかもしれない。とかく最近の子供は想像力がなく、且つ創造力も乏しいように思う。そういうコドモ、いやだなあ。ボクはコドモにそういうモノを見せてあげたいと思う。
 でもなあ、今のPCじゃメモリもCPUもちときついし、家にあるビデオカメラはそれでも重いし、三脚もあればいいかと思うのだよな・・・・・・。

 あぁ、ボクもまた世のオトウチャンと同じ道を歩むのかもしれない


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