さまよいの記

さまよいの記

ちょっとまじめなハナシ



本当に幸せな思い出の映像というものはどういう風景なのだろう。どんな色で、どんな場面であるのだろうか。
私の記憶に残っている、本当に幸せであった映像というのは白を基調とした映像だ。その白がきつくて白トビしてしまうほど輝いていて、人物の顔はあまりはっきりとしていない。30数年生きてきて、そういう映像は限りなくあるように思えるのだが、結局自分の中に残っているものは片手で数え切れる。
 そんな映像を、思い出すたびに、私は「ああ、これからもきっとこの幸せを忘れないでがんばろう」という気持ちになる。
 どんな映像かをここで書くというおろかな行為はしない。人それぞれの光景を思い出し、自分が今まできた道を振り返り、明日もがんばろうと思える映像があるはずだろうから。

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