味玉好き  BASEBALL  MAGAZINE

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◆監督のひとり言


私は、3年前からスポーツ少年団に所属する少年野球チームの監督をしています。

チームができてから約10年と聞いていますが、ほとんどが保護者により運営されているため、保護者の入れ替わりにより、詳しいことがわからない状態です。

 このチームに子供(長男)が入りたいと言いはじめたのが2年生の時で、3年生から入団を認めていると聞いたので、約1年待って入団させました。

 当時は、保護者以外の監督と、ワンマンな保護者会長が仕切っており、かといって、二人の意見や行動もバラバラで、他の保護者の方たちも、なかなか協力できる体勢ではなかったようです。

 そんな時に、チームの一員となった子供と共に、野球経験のあった私も、コーチとして加わったわけです。

 この年は、こんなものなのか?と思いつつやっていましたが、1年が過ぎ、監督が辞めることになった時、保護者会長がわがままを言いはじまたのです。

「自分が監督をする。」と言いだしたのです。

 これには、他の保護者も黙っていませんでした。「このまま、やりたい放題にさせておいたら、子供達がかわいそうだ。」と言う事で、保護者会総会で猛反対し、私が監督に収まり、その人はそのまま会長で残るようにしたのです。
(会長の子供のことを考えて)

 こんなことがあったおかげで、他の保護者気持ちがひとつになり、私に対する協力体制も万全なものになり、その結果、地区大会での優勝、県大会でもベスト8に進出するなど、これまでにない成績を収めることができました。

 これは、勝つことを目標にしたチームづくりをしたわけではなく、子供達のことを、保護者たちがひとつになって協力して行こうとまとまった事が、ひとつの原因だと考えています。

 だから、野球だけでなくイベントやレクリエーションも季節ごとに行ったり、審判員の資格を取ったり、保護者間の懇親会も結構やったものでした。

 結局、子供達のことを考えれば、野球が好きな子供には野球をさせてやる。
野球をすることにより、チームプレーを大切にし、チームメイトを思いやる気持ちが養われる。

ユニホームを着ている人や、応援にきていりる人たちがいれば、自然と「おはようございます。」「こんにちわ。」と挨拶ができる。

当然試合になれば、ピンチの場面もあるので、そのピンチを潜り抜けようとする危機回避能力もつく。など・・・

 野球をやることはプラスになることはあっても、損することはないと思っています。

 試合では、勝つことだけを目標とすることはないと思います。

負けて悔しい思いをしたり、ミスした仲間のことを気遣ったり、負けてこそ学べることが沢山あります。

 でも、負けてばかりでは、子供達のやる気がなくなってきます。

 一生懸命練習して、その結果試合で活躍できた。

チームが勝てた。となれば、「がんばれば結果がついてくるんだ。」ということも自分で実感できるのではないかと思います。

 息子は、来年中学生になりますが、かわいい子供達のためにあと少し一緒に野球を楽しみたいと思います。


2002.12


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