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2024.04.20
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法改正への対応により「やることが増える」というのは、職業柄当たり前な環境にありますが、今年は重たさで言うとかなりハイレベルな作業が増えることとなっています。

そう、定額減税。

6月以降に払われる給与・賞与から、減税額を順次所得税から差し引いて給与計算をしなければならないこととなります。

減税額全員一律ならまだしも、個人ごとの家族構成等によって「減税できる額」が変わってくるので、まずはその把握をするのが大きな作業となります。

そして、1回の給与で引ききれるであろう人はそう多くないので、「減税できる額」に達するまで、前月までに引いてきたものの残額を控除し続けなければなりません。

夏の賞与である程度解消できるだろうか・・・

いや、そうじゃない人もたくさんいるだろうなという印象です。



当事務所では給与計算を受託しているお客様がそれなりの数あるため、目下、その準備作業に追われている状態です。

おそらく、給与計算を受託していないお客様からも、定額減税については聞かれることが多くなってくると想定されるため、かなりの業務量upとなりそう。



年末調整での定額減税対応もありますしね。

うちは年調は対応していないので、そこは救いかもしれません。

ただ、定額減税に関しては、正直、お国に対して「給付でやってくれ」というのが本音なのですがね…

所得と紐づくところがあるから無理なんだろうか…


定額減税により、市中の金回り量が増えることになります。

一方、定額減税を巡っては、企業の人事や総務スタッフの負担増だけでなく、社労士や税理士の作業負担増、給与システム会社における仕様変更の負担増、さらにおおもとの行政機関(税務署や国税庁)の負担増などなど、各方面において大きな影響(労働時間増)が生じます。

なので、その労働時間増に伴う賃金増やシステム変更の費用増など、「定額減税をやらなかったら発生しなかった費用」をかなり伴うことになりますよね。

こうしたことで、「減税額以上に、世の中の金回りをさらに掻き立てる」ことも、政策効果として盛り込んでいるのだろうなと思っています。

まぁ所詮我々社労士は、単に負担が増えるだけで何の実入りも無いのでしょうけど・・・

なって言ってはいけませんね。

お客様が、法改正という突発的なことへの対応という面倒な作業から解放されることも含めて、ご契約いただいているのですからね。







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最終更新日  2024.04.20 07:24:27


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