長崎街道 宿場の人々

長崎街道 宿場の人々

2021.03.30
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せずじまい。もう後期高齢だし無理だと諦めている。        
 せめて、地元にある福智山には登りたいと5年前、上野の登山口から登った。        
白糸の滝の響きに釣られ、近道の八丁越えから登った。岩がごろごろ、急な斜面        
は鎖に掴まらなければ登れない所もある。とんでもない足場の悪い過激な登山で        
あった。頂上近くの笹の生い茂ったなだらかな坂のT字路に出て、ほっと安堵の        
溜息をついた。帰り道、標識をみると遠回りだけれど緩やかな別のルートがある        
のだ。なんと、この道が初心者向きだったらしい。        
 「今年の夏、富士山に登ってみるぞ」と埼玉に住む息子から檄のメールがあっ        

信がないが、折角の息子のご厚情には報いたい。テストで福智山に登り、その状        
況で決断することにした。6月下旬の土曜、足慣らしで近隣住宅から足を伸ばし        
てみた。様々な住宅があり生活が窺え、楽しい散策である。途中で見つけた食堂        
で昼食をすませ、自宅に戻った。3時間、1万5千歩の強行軍となった。        
 翌日曜日、登山靴とリュックを引っ張り出し、福智山登山に挑戦した。高齢を        
自覚し、無理せず足元を進める。「コンニチワ」と早くも下山する人が声をかけ        
てくる。連れと下山する人で「もう80歳になってしまった」と喋っている人を        
見て、「自ら老け込んでどうするのだ」と猛反省をした。人々に追い越されなが        
ら登った900メートルの頂上は、風が強く気温は18度。岩のような石の陰で        
風を避け、おにぎりを頬張る。遠くの山並み、眼下の眺め、天空の青い広がり、        
地上では見られない眺望に心が満たされた。        

しい。





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Last updated  2021.03.30 11:28:57
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