光の射す方へ

『忘れたくても忘れることできなくて

閉じ込めてた気持ちが溢れてく

君のための涙は流さないと　決めたのにまだ胸が痛むのはなぜ？

…

「さよなら」を言ったのは私から

つないだ手を振りほどいて　飛び出した部屋

本当は引き止めて欲しかった

…

ずっと探し続けてた

たった一人の誰かのはずだった

でも君じゃなかった　それだけのことが

こんなに切ないなんて

…

涙の数だけ強くなれると言うけど

私も強くなれたのかな 』

ナミダの数だけ強くなれるなら、

私はどれだけ強くなれたんだろう。

あれからしばらく穏やかな日が続いてた。

少し寂しいと思う日はあっても、

毎日続くことはなかった。

涙を流すことも、あれからなかったと思う。

大丈夫だったんだ。

強くなったのかもね。

でも数日前は彼の誕生日。

メールを送ろうか迷った。

3連休中で、彼はきっと仕事。

結局送らなかったんだけど、なんか悲しくなった。

今まで強がってたみたいで、やっぱりずっと心を強く持つのは不可能だった。

弱音を吐くつもりはなかったのに。

立ち止まる日があってもいい！って自分で決めたくせに。

一歩ずつでも前に進んでいないと、止まってしまうと、

もう歩き出すことが出来なくなるような気がして、

自己嫌悪に陥って怖くなった。

かと思えば、昨日の夕焼けに穏やかで幸せな気持ちになって散歩してみたり。

相変わらず上がり下がりを繰り返してはいるのだけど。

トータル的に見たら上がってると自分では思ってる。

結局は自己満♪

それでいいんだ。