錦戸部屋


土俵開き

新しい土俵に満足そうな笑みを浮かべる元関脇・水戸泉の錦戸親方  高砂部屋から独立した元関脇・水戸泉(41)=本名・小泉政人=の錦戸部屋の土俵開きが7日、東京・墨田区の同部屋で行われた。異例の地下1階にあるけいこ場は、外から丸見え。親方は「おれはファンに支えられた。多くの人に見てもらいたいから」と話した。

 両国国技館から徒歩10分の新部屋は、324・59平方メートル(約98坪)の敷地に地下1階、地上5階建て。3階以上は「MITOIZUMI」という名の賃貸マンションで、14戸はすぐに埋まったという。

 「百分の一の国技館」が錦戸親方のこだわりだ。「国技館のように、上からも下からも相撲を見られる環境を目指した」という。土俵は吹き抜けの1階窓から見下ろすことができ、約50人が見学可能。野球の外野席のような上がり座敷は、30畳に約60人が座れる。上下合わせて約110人が見学可能で両国国技館の満員時(1万1008人)の約百分の一に当たる。この日も関係者、ファンが埋め尽くし、横綱・朝青龍(23)=高砂=の土俵入りなどの行事を見守った。

 総費用は4億6000万円。「大量の塩まき」で愛された錦戸親方が5人の弟子とともに「愛される力士づくり」を本格化させる

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