日 進 月 歩

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球場

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東京ドーム(1軍)

<施設規模>

◆ 面積
建築面積 / 46,755 m2
(普段、東京ドームの面積と言われているものです。)

◆ 容積
約 124 万 m3

◆ 階数
地下2階・地上6階

◆ 高さ
最後部の高さ / 地上 56.190 m
グランド面からの高さ / 61.690 m
グランド面 / 地上 5.500 m

◆ 収容人数
55,000 人

◆ グラウンド
面積 / 13,000 m2
両翼 / 100 m
センターまで / 122 m
フェンスの高さ / 4 m

<建築構造>


◆ エアー・サポーテッド・ドーム

東京ドームは、空気の圧力差で屋根膜を支えるエアー・サポーテッド・ドームです。

加圧送風ファンによって絶えずドーム内に空気を送り込み、ドーム内の気圧を外よりも0.3%高くして屋根膜を支えています。

この気圧差は、ちょうどビルの1階と9階ぐらいに相当します。

人体にはほとんど感じられません。

また、ドーム内からできるだけ空気を逃がさないように、出入口には回転ドアが用いられています。(「加圧送風ファン」「回転ドア」については後記参照。)

◆ 屋根膜

屋根膜には、東京ドームのために開発されたテフロンコーティングのガラス繊維膜材を使用しています。

28本のケーブルによって支えられていて、総重量は400トンにも達します。

膜は2重構造になっており、厚さが内膜が0.35 mm 、外膜が0.8 mm と薄いため、太陽光の約5%を透過します。

このため、晴れた日の昼間であれば、照明なしでもゲームが行えます。


◆ 加圧送風ファン

ドームを囲むようにして、スタンド最上部に計36台設置されています。

イベント開催時は10台から18台が稼働しますが、閉場時は2台の稼働で十分対応できます。

◆ 回転ドア・バランスドア
ドーム内部の気圧を保つため、出入口には回転ドア<写真右>(計54ヶ所)を使用しています。

また、野球終了時や非常時には、一度に多人数が出入りできるバランスドア<写真左>(計・80ヶ所)を補助的に使用します。


<設備紹介>

その1 楽しくゲームを観戦していただくために

◆ 照明

ナイター時は、スタンドの周囲(スタンド最上部の壁面)と、屋根膜から吊り下げられた14ヶ所の照明により、バッテリー間は3,500ルクス、内野は3,000ルクスの明るさを確保しています。

◆ 音響システム・場内放送システム
スピーカーの音が重ならないよう、距離に応じて「時間差」をつけてあるので、どの席からも明瞭な音が楽しめます。

スピーカーは膜面に吊り下げて設置してあり、膜屋根の周りにそって21個、中央に1個の計22個が配置されています。

また、壁面にも吸音性の高い素材を使用しています。
■ メインスピーカー

◆ オーロラビジョン

バックネット裏の調整室で操作され、野球以外のイベントにおいても鮮やかな映像をお届けします。

フルカラー部分は縦 7.2 m 、横12 m
モノカラー部分は縦 7.2 m、横 26 m

◆ アリーナ冷暖房システム

ガス熱源による冷暖房システムを採り入れており、夏期は28℃程度の冷房、冬期は18℃程度の暖房を行い、四季を通じてドーム内の空調を快適に保ちます。

また、ガスを熱源にしているため、ピーク時(夏期)の電力消費量削減にも貢献しています。

◆ 可動席
グラウンド両翼には、13,000席の可動席があります。

サッカーやアメリカンフットボール、コンベンションの時には、スタンドを収容してフィールドを広げることができます。

その2 安全、環境対策もばっちり


◆ 防災システム

・消火システム

東京ドームは、火災を自動的に発見し、ただちに消火できる強力な防災システムを備えています。

まず、ディテクターと呼ばれる火災検出器が、最大200m先の小さな火まで見逃さず発見し、コントロールユニットに情報を発信します。

コントロールユニットは、火災の規模に合った適切なキャノン(空気圧式放水銃)を選び、火元に向けて距離に応じた水圧で放水し消火活動に移ります。

・その他

ドーム内の煙を相互に遮断し、蓄煙および排煙へと誘導する「排煙システム」や、28本のケーブルに避雷針の機能を加えた「避雷システム」、二重構造の膜屋根の間に温風を送って雪を解かす「融雪システム」などが完備されており、お客様の安全を万全の体制で守っています。

もちろん耐震構造ですので、地震が起きても安全です。

◆ 雨水貯留システム&中水道システム

膜屋根に降った雨水を、地下の貯水槽に貯留します。

これにより、下水道への雨水放流の緩和を図ると同時に、貯留した雨水はトイレの洗浄水(流し水のみ・手洗いは別)として、また災害時の消防用水として活用されています。(貯水槽には消防用水として、常時1,000トンの水を確保しています。)

さらに、独自のディープシャフト(超深層曝気法)に雑排水(洗面、厨房)の再生利用を行う「中水道システム」(水のリサイクルシステム)を採用し、これら2つのシステムを有機的に結びつけることによって、ドーム内で使用される水の約1/2をまかなっています。

ジャイアンツ球場(2軍)

<施設紹介>

◆ 観客席

1塁側にスタンドが設置されましたが、やはりどこで観戦してもまともに野球を見ることは出来ません。階段で遠目に観戦するか、ネット裏で金網にへばりつくか、3塁側の芝生の上段で静かに見るか・・・お客も多く、どの席がオススメという事は殆どありません。

2002年追加・3塁側内野席の土手もスタンドになりました。

◆ 売店

常に混雑していてなかなか利用する気にはなれませんが、1塁側の観客席内に売店が設置されています。

◆ 駐車場

有料駐車場です。ゆうえんちに隣接しているので、500円というプライスにもほぼ納得出来ますが、数は多くありません。

週末の試合開始頃には満車になることも多いようです。

入り口のおじさんに 「停めるところがなかったら戻ってき、金なら返すから」 そう言われたらピンチです。

無理矢理にでも路肩にねじ込みましょう。あきらめなければなんとかなります。

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