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2年前の12月5日にUPした帯結びで
無地部分が見えてしまうとの
コメントがありましたので
一部改良して、撮影し直してみました
無地部分が見える原因としては
☆手とたれの交差後、無地部分が長い
☆手先柄が短い帯を使用
の2点が考えられます
今、2年前に使った帯が手元になく
サイズが計れませんので
別の帯を使ってみました
この六通帯は全長4m46cm
手先柄57cm、たれの柄は2m74cmです
胴に2巻きして、手先に三つ山ヒダを作り
クリップでとめておきます
たれ元を向こう側に折り下げ
折り上げて、手先と交差、帯上線に仮紐
手先を右肩に預け、三段ゴム紐をつけます
無地部分(上のクリップをつけた位置より下)は
衿を超えない長さです
無地部分が長ければ
仮紐の奥へ沈めて、短く調節します
たれ元から約20cmほどを輪にして
右羽根を作り、裏側に1タックとります
ゴム1本目に上から通します
続きを内側に折り上げて、お太鼓部分を作り
ゴム1&2本目に下から通します
残りのたれは左肩へ預けておきます
たれ先を右に輪を左にして
肩幅くらいの長方形に広げます
この帯は長いのでお太鼓部分が
こんなに長くなってますが
枕がつけられる長さがあればOK
たれ先に三つ山ヒダを作ります
ゴム3本目にたれ先を通します
手先を下し、ゴム2本目に上から通します
手先を折り上げます
この時、無地部分が出ないように注意
たれ先の向こう側でゴム2&3本目に
上から通して、下げます
手先が袖口あたりまで下がります
この長さがない場合は次のサブ羽根
2枚が作れません
手先の山を上にして
中央の輪の中、右から左へ通し
サブ羽根2枚を作ります
お太鼓部分の輪の中に枕を入れ
中央の結び目と隙間がないように
背中にしっかりとつけます
帯揚げと帯締めをします
どこから見ても三段ゴム紐が
見えないように羽根と帯揚げで隠します
2年前の帯ではシャープさを出しましたが
今回はサブ羽根の広げ方を
少しふんわりした感じにしてみました
出来上がり
こちらは2年前の帯結び
帯の柄や仕上げ方で雰囲気が変わりますね
大人の兵児帯 大輪の花の結び方 2016.07.22
浴衣の帯結び カメリアの結び方 2016.07.15
浴衣の帯結び カメリア 2016.07.09