ハーハァハァ・・・



すぐぱっと思い浮かぶのが二冊あるんです。
一冊は『極意の解明』

若かりし(笑)頃は中国拳法(いわゆる内家、あるいは北派といわれるやつね)
最強を信じていたんですが、
色々ありまして、ある時からちょっとちがうんじゃないか?
と考えるようになったんです。

日本の武道だって負けてないんじゃないか?と。
(結論的には結局流派云々ではなく、個人の資質だ、と気がついたんですが)

そんな時に出会ったのがこの本です。
著者の方は陳家太極拳を修め、指導してらっしゃる方なのですが、
日本の過去の剣術書などを紐解き、解説してらっしゃるんですね。

もう非常にお勧め。
白い鹿大絶賛。
本一冊くらい、騙されてやってもいいか、という方がいらしたら、
是非読んでみてください。

で、アフィリエイトしようと思ったらみつかりませんでした・・・
楽天ブックスではあったのに。
なんでやねん。

もう一冊。
『魔術は英語の家庭教師』
この本はねぇ、手に入らないです。
絶版。
二十年くらい前に発刊されたのですが、現在ネット古本市場で高騰しておりまして、
定価850円の100倍、85,000円以上という価格で取引されております。

こちらもかなりのお勧めなんですが、こういった状況ではいかんともしがたく。

さてこの本は、西洋魔術をわかりやすく、かつかなり本格的に解説しており、
当然著者自身も実践されてらっしゃるのですが、大分自虐的に書いてるんですね、
西洋魔術の歴史を。

日本の密教と比較しているのですが、
密教は国家の庇護のもと、空海などの国を代表するような大天才が推し進めてきたのに対し、
魔術は迫害されっぱなし。
人物的にも空海などにくらべればどうみたって見劣りする、と。

ここからこのページのタイトルに関わるのですが、
そんな薫陶を(勝手に)受けていたが為、
『ハリーポッター』、全然相手にしてなかったんですよ。
筋違いもいいとこですよね。単なる娯楽だっちゅうねん。

「イギリスの暗くどろどろした魔術の世界を、
ノーテンキ極まりないハリウッドで描ける訳ないじゃん」とか。
アホ丸出しですよね、ホント。

で、こないだテレビでやってたじゃないですか。
見たんですよ。
そしたらもう、ハーマイオニーたんがもう、たまりませんw
いやもうほんと。
どうにでもして、と。

くだらない先入観を勝手に作り上げ、今まで見なかっただなんて。
もう、私の馬鹿馬鹿馬鹿。

ただねぇ、映画自体はどうにもナンセンスギャグみたいなのも散見されたので、
(とはいえそれも子供がメインターゲットで楽しめるように作ってあるんだから当然ですね)
結局30分くらいで見るのを止めてしまったのですが。

全国1千万ハーマイオニーファンの皆様。
やっぱり全部見るべきなんでしょうかねぇ?

ちなみに上記の二冊とも、砕けた感じでとても読みやすいです。
機会があれば、ご一読を。

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