t.a.p

@t.a.p.



姫は、 タイチ がスキで。

ヒナ も大好きで。

どっちも手放したくない、大切な存在で。


友達として、何年もやっていけるような気がしてました。

誰よりも、強いきずなで結ばれてる。と思っていました。


この3人で話すのがとても楽しくて

夢中になっていた姫は、異変に気付くことができませんでした。

タイチ ヒナ の、微妙な変化。


突然、タイチもヒナも、居なくなって・・・

姫はひとりぽっちになりました。










そんなある日。










タイチは申し訳なさそうな顔で、姫に会いに来た。










2人がぱったりと来なくなった理由を言いにね。










彼の表情は暗く、涙さえ浮かべていました。

タイチもヒナも悪くない。

謝られたって困るよ。

恋愛は自由だから。

でも

でも

でも

あの時、ちょっとだけ、胸がチクンと痛かったのは、

わたしだけの秘密なんだ。


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