ロデ ずっと一緒♪

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兄さの幼稚園(10/16UP)


幼稚園時代は、主担任のS世先生は若いが、とにかくよく子供のお話を聞いてくださる先生で、サブについた指導のM美先生はベテランだったのも有難い事でした。

3年間クラス替えのない幼稚園だったので、いい意味で兄さにピッタシな教育を受けられたと思います。ただクラス替えがないために通園バスに同級生がいないため、ちょっとさびしい思いもさせました。
本人殆ど気付かないのですが、年少(4歳)の秋に、初めてクラスが違うと遠足のバス違い、写真も一緒に撮れないのだと気付いたのです。その頃はかなり心配しましたね~。真夜中に壁に向かって話しているし・・・(゚-゚)。
思わず「兄さ・・・その壁に誰かいる?」と尋ねてから、
「やめて~、やっぱり答えないで~」と叫んだものでした。
最近犬を飼って思うこと。
犬が壁に向かって吠えるときは、その部屋には入らない、
犬が寝ている時は大丈夫♪ そー思うことも、怖いッス。

S世先生のいいところ・・・。
旅行から帰った子供に、教壇で皆にお話しする機会をくださること。
皆に注目され、質問され、鼻高々にお話しする気分はとっても嬉しかったようです。皆にお話しする事に物怖じしない性格は、ここで培われたのでしょう。

また喧嘩もよくしたのですが、その中心になった子供を呼んで、じっくりお話しを聞いてくれた事。
また喧嘩相手とじっくり話すキッカケをくださった事。
アタマごなしに子供に言い聞かせるのではなく、子供の言いたい事を
じっくり聞き出し、話させてくださった事に感謝しています。

もうすぐに悪い事しましたって謝るだけでなく、まず子供の話を聞く。
それによって、悪い事をした子供に正直でエラカッたと誉め、謝る勇気を教え、
やられた子供には、許す勇気を教えてくださいました。
これは親子でもそうですね。
つい子供の話も聞かず、「ごめんね。」で通り一辺の謝罪で、消化不良のまま
収集してしまう。
これは双方にいけないことでしょう。
我が子にとっては、「話も聞かず、相手に一方的に謝った、もしく謝らされた」
としか意識に残りません。
まずは「話す」事によって、親も子も客観的に物事を知る事が大切なんでしょう。
悪い時はしっかり叱り、信じるべき時は信じる・・・大事な事です。

子供が成長し、いろいろな場面で「謝っておくほうが楽」って思う場面もあります。
例えば、「お宅の子にケガさせられた、虐められた」って電話が来ますよね。
そこで、私に我が子を信じて、「まず子供の話を聞いてから・・・」と
静かに一度電話を切って、子供と向き合って話す事ができるかしら・・・。
年下のお母さんでしたが、その見事な対応は今でも忘れられません。



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