徒"然草　～づれづれなるままに～　　ｂｙ　整体処　明響庵（めいきょうあん）

釣りを終え、釣り場すぐの黄波戸温泉へ。

仙崎湾と青海島が見渡せるロケーションが嬉しい温泉。

ややぬるい気もするが、肌がつるつるになる。実に気持ちがよい。

小汚い子どもたちもおかげでピカピカに。

強行がたたり、帰りが遅くなったので、わが家では超珍しく、夕食が外食に。

最近某新聞に載っていた長門の新名物（？）「ながとりめん」なるラーメンを探して居酒屋へ。

「ながとりめん」はラーメンだが、どういうわけか、居酒屋で扱っている。

子どもを連れて居酒屋に入るのは、基本避けたいのだが、今回はそうも言っていられなかった。人は腹が減るとイライラしやすくなる。これは生理作用、いかんともしがたく、狭い車の中で暴動が起こるのはごめんこうむりたい。

連休の最終日、客もそう多くはあるまい、という読み通り、店は空いていた。おかげで、他の客に迷惑をかける心配は消えた。

果たして「ながとりめん」は、というと。味噌ラーメン以上の太麺、手羽でだしをとるというスープは濃厚やや甘口、トッピングは煮卵、のり、鶏のチャーシュー。 650 円で量はやや少なめ。居酒屋のメニューと考えれば妥当なところか。

だいぶ眠気が回ってきて、入眠前のハイテンション、空腹への刺激が重なり、次男は「らーみん！」（最近言葉をよく憶える、特に食品名）を連呼してむさぼっていた。長女、長男の反応はいまいち。大人２、小人３で３杯の注文は妥当だった。

ところで、「ながとりめん」よろしく、長門という土地は山口の中でも鶏の名産地？らしく、スーパーでよく目にするところの長州どりは長門で飼われているものなのだそうだ。

そんなわけだからか、焼き鳥屋がよく目につく。

居酒屋でも、焼き鳥を頼んでみた。

運転を控え、酒が飲めないのがややつらいところ。居酒屋に入って酒を頼まないのは初めてではないか？店に対して若干の心苦しさすらおぼえる。

子どもを連れて居酒屋に入ったのは初めてだったが、いろいろなものを少しづつみんなでつまめる、というのが居酒屋の長所だと改めて氣付いた。レストランで一人一品頼むより、人との距離が近く感じられるような気もする。

かと言って、また子どもを連れて行くか、というと、やはり緊急時以外は無いだろう。

居酒屋で酒を頼まないのが初めてなら、居酒屋で嵐のように食って、次男のうんことともに去るのも初めてだ。店に入ってから出るまでの過程で、くつろぐ、という要素は極めて少ない(写真を撮る余裕もなくて残念） 。

帰りの車中で、子どもたちはみな眠りについた。

超充実の子どもの日だった。

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