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オーウェン@ <1973年>映画「セルピコ」 こんにちは。いつも楽しく、またワクワク…

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2009年09月26日
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「山田太一」脚本・演出で1960年に放映された「冬構え」に・・・・

なんと言っても、その理由は「笠智衆」が主演していたから
1904年(明治37年)熊本生まれ、1993年88才で亡くなられた

寅さんの「男はつらいよシリーズ」の御前様役で有名、癒し系俳優
飄々としてダンディ、そして品の良い風貌と所作は日本代表のお爺さん

何故か、同時代に生きたオイラの父親が似ていて、拝見する度、想いだす

「冬構え」の物語は
奥さんを6年前に失い、全財産を持って、未だ見たことのない東北旅行


世話をする女中「岸本加世子」に、断られるが3万円もチップをわたす
調理師の彼「金田賢一」に話すと、
さほど裕福には見えないのに、そんな散財は、なんか怪しいと疑うが

老人は、二晩宿泊して、旅立って行く

料理長と喧嘩をして飛び出した「賢一」、一緒に付いてゆく「加世子」
二人はお金を沢山持っていた「老人」の後を追いかける

老人、中尊寺で、やはり一人旅の「沢村貞子」と知り合い、
食事をし、一緒の宿に泊まることに・・・

老人「長ーい間、一人旅の時はいつか良い女の人にめぐり合える事が
   夢だったが、この歳になって、やっとその夢がかなった・・・・」と
貞子「私も同じ、づーっと思ってた・・・・」



翌朝、老人は一人、盛岡に向かって旅立つのだった
途中宮古で、入院中の昔の親友(小沢栄太郎)を見舞い、病院で一泊する
絶望してる親友を放っては置けなかった

翌日の朝、断崖の上に立ち、荒くれる海を見詰める老人の姿が・・・・
都合よく、追いかけてきた二人とめぐり合い・・・・・


「賢一」自分の生まれ故郷の八戸の実家に、老人を連れてゆく

実家には、父母も妹も出稼ぎに出掛け、祖父(藤原鎌足)が一人だけ居た
「賢一」が、連れてきた老人が自殺するのを説得して止めてくれと言われ

「死ぬのも容易なことじゃねー」からと、切り出すと、すっかり打ち解け
「暫く、ここさ泊まって、のんびりしていけばいいさ」と釜足・爺さん
寡黙な爺さん同士、顔を見合わせて、にーイと笑いあう顔が、最高!

希望の失せた老人の侘びしさ、悲しさに、深く切り込んだ作品
笠智衆、真っ暗な旅館の部屋で一人慟哭し、泪が頬を伝う場面では
 思わず涙が・・・・・

「小津安二郎」監督作品「晩春」や「東京物語」の、
その後の「笠智衆」が、どうなったかの・・・・・行く末? 違うよね

老人問題を、24年も前から憂慮していた「山田太一」さんが凄い!

(じーさん!あんただって、もう直ぐなんだからね!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
咲き始めた庭の「しゅうめいぎく・秋明菊・貴船菊」
オイラ的花言葉:老人は夢や希望を持っちゃあ、イケないのだろうか?
秋明菊.JPG





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最終更新日  2009年09月26日 18時22分26秒
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