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May 17, 2019

申請の長き旅路

カテゴリ：粛々と、離婚

長女の通所はJRを使う。ひとり親の支援で定期代が3割引きになるのだが、申請はなかなか手間だ。

そもそもが、「ひとり親の申請をして認定してもらう」ところからスタートなわけで。居住の場所と所得を証明する書類が必要になる。ここから審査が始まり、晴れてひとり親の申請が通れば、受給者証が郵送されてくる。

次は、家族の中で割引を使うひとの写真を撮影する。

この写真と受給者証を持って、区役所へ行く。書類を書き、割引の証書を発行してもらう。

然る後にJRの定期発行窓口へ行き、定期を購入する。単に「購入する」だけならいいが、大抵は「購入済みの定期を解約し、新規に購入」ということになる。ここまでまあ、１ヶ月はかかるでしょうか。

この間「定期なし」ってわけにはいかないよね。当然、「使ってる定期を解約して新規に買い直す」必要があって、そんな複雑な購入を知的障害３度のひとに預けるわけにもいかなくて。

ちなみにこの書類で購入できる定期は、最長6か月分。というわけで、年に２回は「写真を撮影」からリピートする必要がある。

これだけのために区役所へ通うのも無駄っぽい。でも、ついでに長女の障害者の別の受給申請もすれば、ちょっとは時間の節約になるはず。こないだ戸籍謄本は預けたからあとは診断書を出せばいい……というつもりで市役所に行ったら、「戸籍謄本の期限が切れてます」ですと。診断書をいただく先生が月に1回しか診察日がなくて、タイミングが合わず先週ようやく診断書をいただけたのよ。

「戸籍謄本ですが、受給に使う場合は無料で取れますので、電話で郵送をお願いすればすぐに取れますよ」

「……引っ越し前の市では、その制度が無いって言われたんです」

半日休みを取って交通費かけて往復し、450円払って戸籍謄本を取る必要がある。

もう、あらゆる手続きが終わらない。

申請の旅路、長すぎて人生終わりそうな気がしてきた。

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