００７ 私を愛したスパイ
【原題】００７ The Spy Who Loved Me
【キャスト（役名）】
Roger Moore ロジャー・ムーア（James Bond）
Barbara Bach バーバラ・バック（Anya）
Curd Jurgens クルト・ユルゲンス（Karl）
Richard Kiel リチャード・キール（Jaws）
Caroline Munro キャロライン・マンロー（Naomi）
【スタッフ】
監督 ： Lewis Gilbert ルイス・ギルバート
製作 ： Albert R. Broccoli アルバート・Ｒ・ブロッコリ
原作 ： Ian Fleming イアン・フレミング
脚本 ： Christopher Wood クリストファー・ウッド / Richard Maibaum リチャード・メイバウム
撮影 ： Claude Renoir クロード・ルノワール
SFX ： Derek Meddings デレク・メディングス
音楽 ： Marvin Hamlisch マーヴィン・ハムリッシュ
主題曲 ： Carly Simon カーリー・サイモン
美術 ： Ken Adam ケン・アダム / Peter Lamont ピーター・ラモント
編集 ： John Glen ジョン・グレン
製作年 : 1977年
製作国 : イギリス
配給 : ユナイト
【あらすじ】
ＫＧＢの美女スパイと共に敵地へ乗り込んでいくＪ・ボンドの姿を描く「007」シリーズ第10弾。ちなみに三代目ボンドはロジャー・ムーア。製作はアルバート・Ｒ・ブロッコリ、監督は「暁の７人」のルイス・ギルバート。
英国とソ連の原子力潜水艦が次々と奪われ、消息を絶つ。東西両陣営、イギリスからジェームズ・ボンド（ロジャー・ムーア）、そしてソ連からアニア（バーバラ・バック、後のリンゴ・スター夫人）を送り込み、海運王ストロンバーグ（クルト・ユルゲンス）に接近していく。
【episode】
シリーズ第10作目にして、3代目007、ロジャー・ムーアの代表作となった傑作。女にも敵にもあくまでソフトに接する彼の甘くスマートなスタイルは、本作で確立することになる。コネリー最盛期に比べると低調になり、長年のパートナー”ハリー・サルツマン”も去った今、プロデューサー ”アルバート・Ｒ・ブロッコリ”は全精力を傾けてこの作品を完成させた。話題となった冒頭・雪山からのスキーチェイスに始まり、エジプト・ロケのエキゾチックな魅力、敵役ストロンバーグの所持する巨大要塞アトランティス。これまでのシリーズのパロディも満載で、水中を潜る驚異のニューボンドカー＝ロータス・エスプリなどメカも楽しい。また敵の手下の鋼鉄の歯を持つ大男“ジョーズ”（リチャード・キール）もファンの間で評判となった。数え上げればきりがないほどのエンターテイメント満載な仕上がりに、全世界はジェームズ・ボンドの完全なる復活を目の当たりにする。
この時期にはケヴィン・マクローリーによる「ウォーヘッド」の計画が持ち上がり、スペクターを脚本から削除するなどの紆余曲折はあったものの、かつてのボンド映画の要素を詰め込んだこの作品は、やはりムーア＝ボンドの最高傑作と呼んでも過言ではない。
監督はシリーズ2度目の登板となったルイス・ギルバート。
【感想】
傑作だと思います！クールに、スマートに、ソフトに、そして甘い。このスタイル、いやぁカッコいいです。
↓しかも、ラストに脱出艇の中でＨしてるのを見られて↓
怒る上司「何をしているんだね！！？」
ボンド「本分に励んでおりますが。」
うひょ～～！！？♪なんじゃそら！？
ボンドカー、巨大海底要塞、ジョーズ、エンターテインメント満載！娯楽映画としてはサイコーでしょう。
ロジャー・ムーアがまたイイ！現在まで続くボンドスタイルをうまく演じていることは言うまでもなく、その態度がまた！美女といちゃつくシーンは全て本人が演じて、過激なアクションや危険なシーンは全てスタントマン任せ！うひょー！何か、ボンドに通じる部分がありますなぁ！
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