全24件 (24件中 1-24件目)
1

復原されたJR 東京駅 丸の内駅舎が、10月にリニューアルオープンする。昨日、NHKの特集番組でも紹介されていたように、1914年に辰野金吾の設計により開業した。そして、1923年関東大震災で東京が壊滅状態になった際でも、この赤レンガの駅舎は、ビクともしなかった。1945年、アメリカ軍による東京大空襲によって、その内部が焼け落ちることになったのだが、外壁に積まれた赤レンガは、それでも尚その原型を留め、現在に至ったのである。つまり、レンガで積まれた外壁は、100年以上耐久性があるということなのだ。現在住宅用に使用されている外壁材の多くは、薄いコンクリートの板(サイディング)であるが、コンクリート自体が吸水性がある為、表面を塗装しなければ、長くは持たない。それも、その塗装は10年毎に必要となる。また、薄いタイルを外装材として用いることもあるが、これもモルタル目地の割れやタイルの脱落などで、防水性能が劣化してしまったりするという問題を抱えている。技術が進んだ現代にあって、レンガ積み以上の耐久性や断熱性、デザインの普遍性を体現出来る素材は、未だに存在しないのである。そして、JR 東京駅 丸の内駅舎に使われているもう一つの素材。それは、天然スレートの屋根材である。薄い板状に切り出した粘板岩を屋根材として施工するのだが、この素材は、中世ヨーロッパ以来、壮麗なお城や教会の屋根に使われてきた。あのルーブル美術館、モンサンミッシェル修道院の屋根も天然スレートであり、その耐久性は120年以上と言われている。日本で一般的な、コンクリートを板状にして表面に塗装したスレート瓦(カラーベスト屋根材)とは、全く異なるものである。それは、サイディングと同じく、塗装が10年毎に必要となることからもお分かり頂けると思う。結局、今の住宅建築は、如何にフェイクで安く造るかということからしか考えられていないのである。私たち ホームメイドは、JR 東京駅 丸の内駅舎と同じ、カナダ製のレンガ積み外壁と天然スレートの屋根材で出来た輸入住宅を建てることが可能な、国内唯一の名古屋のビルダーだと思っている。その実績は、愛知県大口町のB邸で見ることが出来る。東京駅が多くの人たちの脚光を浴びていることを思うと、ホームメイドが地道にやってきたことは、間違いではなかったと感慨深い。地方の小さな工務店の中にも、こういう素晴らしい仕事をする真の輸入住宅ビルダーがいるのである。作品紹介 大人のブリティッシュトラッド ~B邸~
2012.09.30
コメント(0)

明日、台風17号が近畿~東海地方に掛けて上陸する予定です。明日は、昼前から風雨が強まってきそうですから、外出は控えた方がよさそうです。場所にも拠るかも知れませんが、名古屋が台風の左側に位置する時はいつものような南東方向からの風にはならないようです。勿論、台風が移動して位置が変化すれば、自ずと風の方向も変わるはずですので、注意して下さい。台風の強い風は、思わぬところから侵入してきます。例えば、引違い窓のレール部分。レールは気密を作るには難しい構造になっています。ですから、他の窓に比べて水がつたってきやすいのです。大きな掃出しサッシなども、レール構造ですから注意して下さい。だからといって、他の窓が安全かと言えば、そうでもないのです。輸入サッシの場合、窓周りに付いた気密性のゴムシールやパッキンが劣化し始めているような時には、弱い部分を狙って水は浸入してきます。窓以外に、屋根の軒の下に開いている通気孔(穴)やバルコニーの外壁サイディングと防水床との境界などからも水が浸入する場合があります。台風は人智を超える自然の驚異ですから、完全には防御できません。ただ、極力抑えることは可能ですので、台風がやってくる前にバルコニーの中樋が詰まっていないかなどの点検をやってみて下さいね。また、自転車や植木など、飛んでいきそうなものは室内に入れるかワイヤーなどで固定するかして、迷惑にならないようにすることも大切です。川沿いの皆さんは、停電でも使える携帯ラジオで情報を聞いて増水などには注意して下さいね。今日は、私も早めに帰宅します。台風後に何かトラブルがあれば最寄りの建築屋さんか、ホームメイドへお問い合わせ下さい。
2012.09.29
コメント(0)

2002/04~2007/04に行ったビルトイン型食器洗い乾燥機の電装基板交換に伴う電線接続作業の不具合により、ごく稀に接触不良が発生し接続部が高温になって臭いや煙が発生することがあり、場合によっては製品の焼損に至る可能性のあることが判明。同様の修理作業が行われた可能性のあるユーザーに対し、無償点検及び適正な電線接続作業による手直しを実施する。これまでに、この事象により製品を焼損し周辺を汚損する事故が1件、2012/07に兵庫県神戸市で発生している。(リコール+)OEMで製造された製品も含みますので、皆さん一度チェックしてみて下さい。尚、該当製品については、メーカーも把握しているそうで直接連絡が入るようです。リコール+ 詳細情報
2012.09.28
コメント(0)

日本でキッチン・コンロと言えば、ビルトインが一般的。でも、北米ではビルトインよりもフリースタンディングタイプと呼ばれる床置きタイプのこうしたオーブンレンジが主流です。幅も30インチ(76cm)もありますから、国産の60cmタイプと比べれば、その大きさも一目瞭然ですね。また、一体型の電気オーブンがレンジの下に組み込まれていますから、大型の鳥の丸焼きなども可能です。まあ、七面鳥をパーティで頂く国ですから・・・。それにしても、やはり素晴らしいのは、このデザイン。アメリカン・クラシックを感じますよね。多少電圧に違いはありますが、電気式なら名古屋でもカナダやアメリカのものが使えます。皆さんの輸入住宅でも、こんなレンジは如何ですか?私たち ホームメイドなら、取付けもバッチリです。
2012.09.27
コメント(0)

先日、事務所で使うものを買いに、ホームセンターへ行った。カナダのホームセンターと比べて、規模も品揃えもまだまだ劣っているが一昔前に比べると格段に向上してきた感がある。そんな中見つけたのが、このクリスタルのシャンデリア。ステンレスシルバーにキラキラしたクリスタルが付いていて如何にも流行りを意識している。値段は40万円弱だから、ホームセンターの商品とはいえ、一般庶民にはなかなか手が出せる品物ではない。ただ、手に取って見た訳ではないが、クリスタルっぽい感じのものの中には、透明のプラスチック製の部品も混じっているような気がして、安っぽさを感じてしまう。北米のものなら、全てクリスタルガラスで作られているのにねぇ。それもこの手の大きさなら、半値くらいで現地で買える。まあ、私たちが買うところは、卸し屋さんだからだけど・・・。それにしても、こんなゴージャスなイメージのものが、ホームセンターで売れるのだろうか。セレブが自分でホームセンターに来て購入するとは思えないし、国産住宅のインテリアでこれを付けるのは変だろうし、例え輸入住宅に施工するにしても、トータルでデザイン・コーディネーションしないとこれだけ浮いてしまうもんなぁ。本物のシャンデリアを付けたいというなら、家のプランから私たち ホームメイドで相談して下さいね。
2012.09.25
コメント(0)

最近、空き巣や不審人物の情報が、名古屋やその周辺地域でも多くなってきていますので、如何に泥棒さんたちを寄せ付けないようにするかが課題となりつつあります。玄関ロックが一つしかない状態で、更にそのロックを掛ける為のデッドロックバー(カンヌキ又はラッチ)が外部から丸見えの状況の場合、不安に思われる方も多いですよね。いくら輸入住宅の玄関や勝手口のロックセットがしっかりしていても、デッドロックバーを切断されたら、何も意味がありません。ですから、このデッドロックバーを隠す工夫が必要となる訳です。これが、ドアに取り付けるガードプレート(ドアガード)ですね。ただ、レクサンドーレン(レクサンドドア)やスウェドア用のものは、今まで皆無と言っていい程でしたが、ようやく私共ホームメイドからの供給が可能となりました。(スウェドアは、一部適合しない場合もありますのでご注意下さい)こうした対策は、お客様でも比較的簡単に行うことが可能です。また、万一ロックが解除された場合、もう一つロックを付けておけば、ロックを解除する時間は、倍掛かることになります。いわゆるダブルロックにすることも更なる防犯対策です。こうした施工をちゃんとやれるところを見つけることが大切ですね。ホームメイドでは、輸入住宅のダブルロック用デッドボルトや防犯強化型のロックシリンダー、ガードプレートもありますので、資材供給や取付け施工などいつでもご相談下さい。北欧輸入玄関ドア用ガードプレート: 詳細説明資料北米輸入玄関ドア用ガードプレート: 詳細説明資料
2012.09.24
コメント(0)

最近、うちの会社の近くで新築している現場に「60年長期保証」というシート看板が張ってあるのを目にした。「へぇ~、ローコスト住宅の大手メーカーでもこんな取り組みを始めたのかぁ」と思って、ちょっと感心した。そこで、その国産住宅メーカーのサイトを覗いてみたら、これを受ける為には、まず新築時に長期優良住宅の認定を取らなければいけないらしい。行政もこの長期優良住宅を推進しているんだけど、認定されるには特別の仕様で建てる必要があり、通常の家と比べて100~200万円以上の費用負担をしなければならない。更に、施工時の検査費用や入居後の検査・記録の保存も要求されるから、その分も全て住み手の負担となる。家が長持ちするということは素晴らしいことだとは思うけど、そんなことを余分にしなくても欧米の住宅は100年近く長持ちしていることを考えると、意味合いが違う気がするんだよねぇ。その上、60年保証の前提は、築10年後から5年毎に有償メンテナンス工事を行わないと保証の延長が受けられないらしい。また、15年までは点検が無料なんだが、築20年以降の点検費用は有償だそうな。つまり、築10年以降は、築60年まで50年間にわたって5年毎に何らかの工事費用を必ずメーカーが受け取れるという仕組みなんだな。それって、長期の定期購読を続けさせるディアゴスティーニ商法かっ(笑)当然、どこか他のリフォーム屋さんや水道屋さんで修理してもらったという場合も保証の対象外となるリスクが生じる。あと、60年保証の対象は、建物構造や防水、防蟻についてだけというのも気に掛かる。保証範囲は最小限だもんなぁ。やっぱ、今のご時勢、大手住宅メーカーでも顧客の囲い込みと安定収入は大事なんだぁ~。うちは、毎年2回お客さんのところへ行くんだけどなぁ・・・。それも無償、・・・ささやかですが、お土産まで持って(笑)
2012.09.24
コメント(0)

私の友人であり、お客さんであり、取引先である多くの仲間の中には、いろいろな才能を持った人たちがたくさんいる。その中で、こういった金属専門で製作・施工をする人もいるんですよ。これは、とあるビルにあるガレージ・ゲートですが、素晴らしいデザインですよね。まるで、イギリスの王宮を囲むゲート・フェンスのようではないですか。彼は、これを製作するに当たって、実際にイギリスまで行って本物のゲートを見てきたというくらいのこだわりようでした。勿論、アイアンのカーゲートや門扉だけじゃなく、同じデザインでアイアン・フェンスを作ることも可能です。中国で安く加工・製作されたものと違って、溶接の美しさや塗装の品質にもこだわりを持っているというのが、玄人好みです。建物だけでなく、門も顔となる場所ですので、ここにお金を掛けたいという人は多いのではないでしょうか。でも、こんな門扉をデザインし製作出来るところは、本当に少ないですよね。こういうブレインがいるから、ホームメイドはセンスや品質を重視したデザインで輸入住宅を造ることが出来るのです。パッと見よくて安いものが欲しいだけなら、私たちの仕事は必要ありません。ホームメイドは、後世に残る仕事がしたいのです。家づくりだけでなく、こうしたエクステリアの施工や資材調達の相談も受け付けておりますので、そういう方はお問い合わせ下さい。
2012.09.22
コメント(0)

私たち ホームメイドは、内装ドアに無垢の木製を使用します。本物の木は、調温・調湿作用がありますし、丈夫で長持ち。更にキズが付いたりしても、サンドペーパーを当てればすぐに元通りに戻ってくれます。だから、一般の住宅メーカーが使う塩ビシート張りの木目調ドアと比べて品質も値段も格段にいいですよね。ただ、そんな木製ドアにも欠点が存在します。それは、むくったり、反ったりするということです。木は、材木となってからも生きていますから、動くんですね。その動きは、温度や湿度といった環境で異なりますが、それをよしと考える人にしか向きません。だって、無機質な木目調ドアと違って、動けばメンテナンスが必要となりますから、これをクレームや不具合と考える人だとお互い精神衛生上よくありません。この写真のようなポケットドアの場合は、壁の中にドアが滑り込むといった構造ですから、ドアが反ってドア枠に当たってくると、動きが堅くなるばかりかドアの表面もキズが付いてしまいます。ただ、無垢のドアというものは、しっかりしている分、そう簡単には元に戻すということは難しいですから、枠の方を調整してドアの曲りに合せる工夫が必要となります。まあ、アメ車のようなクセがある分、可愛くもあるんですが・・・。こういう日々のメンテナンスが、輸入住宅を長持ちさせる秘訣です。
2012.09.21
コメント(0)

お客さんの奥様から、昨日メールを頂いた。お誕生日に贈ったお花が届いたというお礼のメール。お贈りしたお花の写真まで添えられていた。毎年毎年、今まで新築させて頂いたお客様の奥様全員宛に贈らせて頂いていますが、ちゃんとお花が届いたことを連絡してくれるお客さんも少なくない。贈る側、贈られる側、ちゃんと心がつながっているという感じがして、嬉しい限りです。お客さんからは、いつまでもこんなことをしてもらっては申し訳ないから、もうしないで下さいというお話も頂きますがそんな時私はこう言います。私だからとご契約頂いたご恩がありますから、家がなくならない限り続けさせて頂きますと。お贈りしている方は、前職で建てさせて頂いたお客様を含めて80名近くになります。たくさんの方ですから、お金も掛かりますがそれだけ多くのお客様から気持ちを頂いたということの方が余程大きなもののような気がします。だからこそ、それを続けることが礼儀だと思っています。礼儀や気遣い、お互いを尊重する気持ちって、今の時代大切ですよね。
2012.09.20
コメント(0)

週末にあるお客様からレンガ積みの家の相談を頂いた。平屋建ての家でレンガ積みの外壁がご希望とのこと。平屋は、いいですよねぇ。全てが水平移動で事足りてしまうし、高さがない分、地震の際でも揺れによる引き抜き力が抑えられる。勿論、日本の土地事情からすれば、平屋がなかなか実現出来るものでないことも憧れにつながるのかも知れない。そして、もう一つのご希望は、レンガ積み。今秋、復元されるJR東京駅の丸の内駅舎のように、100年近くの時を越えてその美しさを保っていられる建物は、レンガ積み以外あり得ません。通常のサイディングでも塗り直しさえすれば、相当耐久性は保たれますが、レンガ積みは殆ど手入れの必要がない。そういった点でも、レンガ積みは究極の外壁仕上げ材と言える。最後にご希望されたのが、インナーガレージ。ビルトインガレージとも呼ばれる建物内車庫のことである。家の中で車に乗り降り出来、雨にも濡れずに出入り出来るというのも理想ですよね。北米の輸入住宅(現地では輸入とは言いませんが・・)では、防犯対策もあってかインナーガレージは、標準仕様と言っても過言ではないです。写真は、あるメーカーの施工写真だが、このお客さんのご希望はこんなイメージだろうか。観音開きに見えるデザインだが、実はこのガレージドアは、上方向にモーターで巻き上がっていくオーバースライダーというタイプのガレージドアなんです。イギリスの納屋を改造して、車のガレージにしたようなクラシックな雰囲気は、車好きにはたまらないデザインですね。理想を絵に描いたようなプランですが、まだ私たち ホームメイドに具体的なお話を頂いた訳ではありません。はてさて、これが本物の餅になるでしょうか。あとは、ご縁の問題ですね。
2012.09.18
コメント(0)

スライスブリックやブリックタイルとも呼ばれるレンガタイル。窯で焼いた窯業系タイルもあれば、コンクリートを型にはめて作ったカルチャードブリック(人造レンガ)などもありますね。輸入住宅でよく使われるのはカルチャードブリックなのだが、吸水性のあるコンクリートなので、雨に曝されると水分を含んでしまい、そのうちクラックが入るようになる。写真のレンガタイルは、窯業系の比較的堅いタイプなので吸水性も少なく割れにくい。だが、その分重量も重くなる。それが地面から浮いた状態で建物の構造外壁にへばりついているのだから、外壁への負担は何十トンにもなる。だから、接着が不十分だったり、地震や地盤沈下などで建物が動いたりすると、その部分に亀裂が入り、タイルの剥がれや脱落が生じることとなる。その重さによって、室内の壁にクラックが入ったりもする。長く持ちそうなレンガタイルだが、一定期間でのメンテナンスが必要となるリスクが生じることは、何れに於いても明白だ。その点レンガ積みは、非常に古典的な施工だが、自然の理に叶ったものである。建物の基礎を少しだけ外側に広げて、その上にレンガを積む。基礎の上に自立して積まれていくから、構造外壁には全く負荷が掛からない。異形鉄筋などの耐震金物をレンガ積みの中に入れるので、勝手に単体のレンガが外れることもない。高温で長時間焼かれたカナダの積みレンガは、吸水性が非常に小さく、水分を含まないばかりか、温度変化による伸縮にも強い。手間や費用の掛かるレンガ積みだが、果たしてどちらがお得だろうか。2世代、3世代住み続けるなら、重厚で美しいレンガ積みではないか。
2012.09.17
コメント(0)

帰宅困難989万人…社内に3日待機・備蓄要請直下型の震災が起これば、電気・水道・ガスのインフラは全てストップ。ビルの損傷も免れられない。真夏だったら、ビルエアコンなしでどう過ごすのか。震災が台風などの災害と重ならないとも限らないから一つのシナリオだけで対策を打つのは意味がない。現に震災と原発事故が重なったじゃないですか。原発だけでなく、火力や水力発電所も被害を受けて、発電をストップするだろうからね。勿論、自社で発電するというところも増えてはいるが、それをずっと継続出来る保証はない。東京などの大都市は、砂上の楼閣。何か一つでも不具合を起こすと、都市機能が複合的にシャットダウンしてしまう。やっぱり、人がいろいろなところに分散しているというのは、意味があるんだろうね。もしかしたら、フェースブックみたいなものを使えば、会社で仕事をしなくても家をネットワークして会社と同じ状況が作れるかも知れない。だったら、人が集中する必要もなくなる気がする。あとは、人力。体力付けて、自転車で自宅まで帰る。緊急時の軽装備も会社で準備しておくことも大切だ。尖閣だ竹島だなんてことに時間と金を使うくらいならこういうことに頭を使って欲しいもんだ。だって、一般国民には、何も関係ないじゃないか。争っているのは、政府とマスコミだけだもんな。こういう時は、いつも陽水の「傘がない」を思い出す。
2012.09.16
コメント(0)

これは、パラペイントが提案するインテリア・デザインの一例です。リズムと題されたポップな色遣いですが、ソファは結構クラシックなファブリックを使っていますよね。また、一人掛けのソファも敢えてデザインを変えています。あと、ナイトスタンドもちょっと昔のアーティスティックなデザインでアクセントを取っていますが、これも絶妙です。でも、こうした家具類に赤土のような色の壁を合わせたり、一瞬場違いと思えるようなグレープブルーのクッションやピンクのブランケットを添えたりと大胆なコーディネートとなっています。まずは壁の色がキャンバスの大部分を占めますから、ここをどの色にするかを第一に決めることとなりますが、もし古いソファを入れることが分かっているなら、そこを基点にカラーを選んでいくといいですね。こういう時に、どんな色でも作ることが可能なPARA PAINTSは、大いに威力を発揮します。この写真にある色番のカラーは、ホームメイドで全て調合出来ますから皆さんのお宅でこれを再現してみては如何でしょうか。水性塗料で仕上げるドライウォールって、本当に楽しいですよね。
2012.09.14
コメント(0)

10年近く経つといろいろなものにガタが生じます。それは、家電でも車でも建材でも同じです。今回は、輸入洗面水栓のハンドルレバー。可愛らしいデザインのクロスハンドルは、国産の水栓にはない温かみを感じますが、こういった白いハンドルは陶器やポリエチレン樹脂で作られています。破損したものは陶器だったのですが、ハンドルは常に稼動する場所ですから、本体側の金属部分と陶器の部分との間に力が加わるのです。その為に、そのうち何らかの具合で割れが入ることがあるんですね。そういう場合交換が必要となる訳ですが、水栓金具全体丸ごと交換というのは、愛着があると躊躇してしまうものです。ただ、放っておけば、みすぼらしいのでよくありません。輸入水栓の場合、いくつかの海外メーカーでは、こうした消耗部品を長く在庫してくれているところもあるのです。勿論、全てが全てそういう訳ではないですが・・・。今回は、運よく破損部品だけを調達することが出来ました。こうやってメンテナンスしながら、長くおうちを維持していく。住宅が本来あるべき姿ではないでしょうか。勿論、住宅会社としては全交換して施工費も頂かないと、全然儲かりません。だって、数千円の部品だけでどれだけの利益があるというのですか。でも、そういう自分本位のやり方が、まだ使える住宅をもゴミにしてしまう消費社会にしてしまったのです。住宅メーカー自身が変わらなければ、社会は絶対変わりません。
2012.09.13
コメント(0)

先日、知り合いの不動産会社の社長さんのところに伺った。これからの建築・不動産業界の動向について意見を交わし、業界予測や我々が進むべき方向性で全く同じ考えを持っていることがよく分かった。ただ、何の仕事でも同じだと思うが、全く新しいことを始めるということには、勇気もいるし、フロンティアとしての困難さも理解しなければいけない。でも、ここで躊躇していては、そのうち起こる大きな波に飲み込まれて、私たちのような小さな小舟は跡形もなくなくなってしまうかも知れない。私たちが持っているデザイン力や資材の調達力は、今なら他社との差別化要因となる。自分たちだけの能力には限界もある。だが、別の経験を持ったパートナーと協力して、こうした強みを生かしたマーケットを開拓出来れば、大きなシェアを獲得することが可能かも知れない。まずは、この和風の中古物件をどう料理するか。このセールスプランニングが鍵となる。この続きは、また次回。
2012.09.12
コメント(0)

昨年の豪雨で近畿地方の傾斜地が深層崩壊して、深刻な被害をもたらしたことは、皆さんの記憶にも新しいと思う。未だにその時の土砂によって、ダムが形成されていつ決壊するかという不安が残っているという。そんな中、国土交通省より深層崩壊評価区域図が発表された。掲載した図は、愛知県を中心とした部分を拡大したものです。愛知県は山間部を含めて、ほぼ被害を受けにくいという結果のようですが、岐阜県の山間部及び三重県南部がオレンジ色の高い区分に入っている。うちの妻の両親が住む下呂市金山町も含まれているようだ。まあ、山があるところで谷に河川が流れているところは、危険地帯ということだろう。それにしても、長野や山梨は、真っ赤で特に危険が高いらしい。海沿いは津波。断層は地震。豪雨は深層崩壊。どこか分からないのが竜巻。その他に、干ばつや豪雪、洪水、異常高温、乾燥なんかもある。こうして見ると、日本はどこに行っても自然の災害からは逃れられないような気がします。というより、世界のどこでも応分にリスクがあるということか?日頃から私たちが出来ることと言えば、災害に遭っても希望を胸に耐え抜く気力を養っておくことくらいかも知れない。
2012.09.11
コメント(0)

六角形や八角形。輸入住宅の間取りデザインでは、よくこうした外観を見かけます。私たち ホームメイドでもいくつもこうしたデザインの家を造ってきました。そう、現在施工中の岐阜市のN邸や次の半田市K邸でも角度の付いたコーナーがありますよ。こんな時私たちは、コーナーのラインに合せてレンガを切って施工します。だから、コーナー部分に垂直の目地ラインが付くこととなります。でも、この写真のコーナーは違います。カナダのブリックメーカーに予め発注して、鈍角の角度を付けてレンガを焼いてもらっています。だから、コーナーには切れ目が来ることはありませんので、デザインも美しく、更に強度も増してきます。カナダのレンガは、ほんと美しいですよねぇ。但し、これを焼いてもらうには、相当の費用が掛かります。何せ、すごい量が必要ですし、そこだけ殆ど手づくりですから・・・。ただでさえお金の掛かるレンガ積みの外壁です。そこまで掛けて完璧に施工したいという人が出てきたら、ホームメイドでもやってみたいですねぇ。夢や理想は、思っていれば叶うと言いますから、そのうちやるかも知れませんよぉ。
2012.09.10
コメント(0)

岐阜市の輸入住宅 N邸。玄関ポーチの開口部で大きなレンガをアーチ状に積むカナダから来たレンガ職人たち。日本では既に失われてしまったレンガ積みの技術を、彼らは見事に見せてくれます。ホームメイドが施工する輸入住宅の現場でしか見られない作業風景をご覧下さい。レンガ積み外壁の施工希望の方は、ホームメイドへ ご相談 下さい。
2012.09.09
コメント(0)

現在、ホームページのリニューアルに向けて奮闘中。トップページは、こんな感じ。爽やかでしょ~。写真の入れ替えや文章の再校正、記事の追加など結構やることいっぱいですぅ。今回のリニューアルは、マイナーチェンジなんですが、実は大きく変わる部分があるんですよ。そこんとこは、アップされたら確認して下さいな。気付く人は、「アッ!」と思うはずですよ(笑)NET環境は、日進月歩。それに対応して、HPも手を入れていかないと古臭いHPになっていきますからね。やっぱ、野菜もHPも新鮮が一番です。月末くらいには、新しいホームメイドのHPがアップ出来ると思いますので、どうぞご期待下さいませ。
2012.09.08
コメント(0)

ツヤなしのパラペイントでアイボリーとグレーブルーに塗り分けられた洗面の壁。アイボリーも薄い微妙な色にしてあります。こんな色は輸入塗料であるPARA PAINTSでしか出ないでしょうね。その間に入れられたチェアレールや鏡は、8分つやの白いパラペイントを使い、高級感が演出されています。ペデスタルに付いている水洗金具や照明器具にも注目して下さい。日本ではまだお目に掛かれないPewterという色のアイテムが使われています。ダークグレーの色が、そのコントラストでまわりの爽やかさを引き立たせる効果を発揮しています。フレッシュな場所に、アンティーク感のあるものが1つあるだけで一気にリッチなアクセントとなるのです。本当の豊かさに慣れていない日本人には、こうした冒険をするのは難しいでしょうねぇ。でも、着実にこういうデザインを理解出来る人たちは、増えてきているのです。だからこそ、私たちのようなビルダーへの依頼が数多くなってきているのだと思います。お金よりもデザインや質感にこだわることって、難しいでしょうか?
2012.09.07
コメント(0)

建物において最も断熱性能が低いとされている場所は、どこだと思いますか。それは、窓なんです。ガラスという薄い素材は一番熱を伝えやすいんですね。今、私たちが使っている北米の輸入サッシには、こんなガラスが入っています。その名も「LOW-E II 断熱ペアガラス」2枚あるガラスの外側のガラスに断熱コーティングがしてあるんですが、この性能が素晴らしい。夏は外部からの熱線を反射し、冬は室内の暖かさを保持します。また、紫外線も遮断する為、カーペットや窓周り、カーテンなどの色あせも最小限で済むんです。あと、太陽の光の角度によって、熱の伝わり具合を変化させるというのも優れもの。だから、夏冬だけでなく、1年中室内の温度変化を少なくして快適に暮らせるんです。最新のパソコンや冷蔵庫なんかにも付いている省エネ製品を表すエナジースターのマークもありますから分かりますね。勿論、ホームメイドの輸入住宅では、LOW-E断熱ガラスは標準です。
2012.09.04
コメント(0)

最近、パラペイントがインテリアデザイナーのサラ・リチャードソンとカラーコーディネーションでコラボするようになった。あまり日本では馴染みがないかも知れないが、彼女は北米のホーム・デコレーションのテレビ番組ですごい人気があるらしい。今回掲載したデザインは、その一例。明るくて、ポップで、温かみがあるドライウォールですね。カナダやアメリカでは、こういうテレビを見て自分の家の模様替えなんかを考えるんです。日本でもビフォア・アフターという番組がありますが、施工状況のドキュメンタリーであって、インテリア・デザインそのものを勉強したり、参考にしたりするようなプログラムはありません。日本で本格的にリフォームやリノベーションが流行する為には、こんなTVをやらなければダメかも知れません。勿論、安価なペイントで室内を塗るという文化を国内で普及させることも大切です。本来は、石膏ボードに直接塗装するドライウォールが一番ですが、ビニールクロスの上からでもパラペイントを塗装すれば、全く違う世界が見えてくるはずです。どうぞ、興味のある方は、是非試してみて下さいね。参考サイト: サラ・リチャードソンの 「Paint pick me up」
2012.09.03
コメント(0)

日本でよく使われるコンクリート製の外壁サイディング。大きな1枚のパネル状のものやタイル調のもの、そしてこの写真のように横方向にラインの入ったものなど、様々ですね。横方向にラインの入ったものを横張りサイディングと呼びますが、これは横長の板を重ね張りしたラップサイディング(鎧張り)をイメージしたものだったり、ダッジラップと言って横ラインのデザインが丸みを帯びた感じになっているものを真似たりしたものだったりします。まあ、コンクリートを固めたものですから、どんな形でも出来るという訳ですね。また、これらには、塗装済みのものや無塗装のものもあります。私たち ホームメイドでは、パラペイントのような美しい色を塗りたいので、現場で塗装することが多いですね。ただ、横張りサイディングは、お互いを重ね合わせる「相じゃくり」がありません。いわゆる「トン付け」なんですね。ですから、防水対策として下地水切り材を縦方向へサイディングのジョイント部分に入れて、その上からコーキングを塗って処理します。ただ、このコーキング材は時間が経つと、どんどん縮んできてしまうんです。業界用語では、「やせる」というんですが、そうなると目地の部分の口が開いてきてしまうんです。水切りが入っているので、防水上何ら問題は生じないのですが、どうしても見た目は悪くなります。言わば、宿命ですね。価格的にはこのタイプが一番お値打ちなので、選ばれる人も多いと思いますが、製品の性質上の問題ですから、そういう欠点を十分理解した上で外壁材を選んで下さいね。
2012.09.02
コメント(0)
全24件 (24件中 1-24件目)
1