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ドアの下の方の色が剥げてきているのがお分かりでしょうか。こちらは、昔製造されていたヤマハ製の木製ドアです。無垢の素材を使い、ピアノ同様の家具塗装を施してあった面影が覗きます。色落ちはしているものの塗装自体の劣化の程度は然程でもなく、ウレタンのツヤがまだまだ見てとれる状態でした。 今回、家の塗り替えをお客様から依頼された会社さんから、木製ドアの塗り直しをやってもらえないかという相談を頂き、私共が施工することになりました。木の呼吸を止めてしまうウレタン塗装ですから、これを一旦剥がした状態で、木部用の屋外塗装をする予定です。さて、どんな風に仕上がるか?出来上がりましたらご案内しますので、お楽しみに。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.31
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日曜に刈谷市の輸入住宅で鍵の交換をしてきました。メーカー不明の輸入の掃出しサッシですが、写真のようにロックケースがドアのフレームの中に組み込まれているタイプです。こうやってフレームに内蔵させるのは、外部からロックケースを外せなくして、空き巣などから鍵を守る為でもありますが、逆にお客様ご自身が鍵を交換するという作業を難しくしているということでもあります。今回、私たちは、ロックケースを特定しアメリカから調達したものを取り付けてきた訳ですが、製品の個体差があるのか、うまくロックラッチが受金物に引っ掛かってくれません。 いろいろ調整してみたのですが、樹脂サッシのデメリットはビスの穴の位置を変えて調整することが出来ない処です。一旦開けたビス穴からほんの少し位置をずらそうとしても、隣に穴を開け直すと樹脂の穴が広がってしまい、全くビスを利かせられなくなる状況にもなりかねません。そういう点で、樹脂サッシは慎重に作業を進める必要があるのです。ただ、今回の場合は、受金物の穴を少しヤスリで削って、ラッチがうまく引っ掛かるようになりましたから、問題はありませんでした。こういう調整作業が必要ですから、ご自身で修理をする場合は、ある程度の経験を積んでからやって頂くことをお勧めします。まあ、やらなきゃ分からないですから、後々更に費用が掛からない状況までであれば、やってみることは大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.30
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先日、沖縄のお客様にビルトイン・ガレージドアのトーションスプリングを出荷しました。通常はガレージドアの正確なサイズや重量を計測した上で、それに見合った強度のバネをオーダーするのですが、私たちがわざわざ費用を掛けて調査に伺うことも出来ず、違うやり方でお客様から情報を頂き、製作しました。ただ、これはイレギュラーなケースであって、推奨出来るやり方ではありませんし、万一適合しなくても責任外という条件の下で請け負わせて頂きました。そのお客様から頂いたケーブルドラム付近の写真です。 トーションスプリングが切れて、連動するケーブルもドラムから外れています。ケーブルワイヤーは、重いドアをトーションスプリングのバネの力で持ち上げる際に、その力をドアに伝える役割を果たします。ですから、長年使用するとワイヤーも伸びてきてしまい、そのうちドラムから外れてしまうという不具合が起こります。その為、ケーブルは5~10年で交換すべきではないかと考えています。また、アルミの鋳物で出来た巻き上げドラムも徐々に削れてきてしまいますから、2回目にケーブルを交換する際にはドラムも交換すべきではないかと考えています。常に動作を繰り返すようなシステムは、少しずつ必ず消耗する部分があるものです。悪くなってから交換するのではなく、悪くなる前に定期的に部品を交換することこそが、普通の暮らしを維持する秘訣ではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.29
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こちらの窓の開閉金物は、浴室にある樹脂サッシに施工されたオーニング用オペレーター(たまにケースメントのサッシに使われていることもあります)。鉄で出来ている部分が、お風呂のお湯の水蒸気や結露によって錆び付いてしまっています。今回、これを交換しようと交換部品を持ってお伺いしたのですが、樹脂サッシのフレームから外すことが出来ませんでした。実は、このオペレーターは、ほぼ一体成型に近い状況で、組み付けてある部分もビスやナットではなくカシメてあって分解することが出来ません。 本来であれば、邪魔をしている室内側のカバーの部分を外して、屋外側に引っ張ってやれば、フレームの取付け穴から抜けるのでしょうが、カバーも全く外れないのです。じゃあ、このオペレーターって、窓フレームの中にどうやって差し込んだんでしょうねぇ???普通だったら、こんなの外せないと言って交換作業を請け負わないところなんでしょうが、それではお客様が困ってしまいます。一度、部品メーカーに確認して、樹脂サッシへの取付け・取外しの仕方を教えてもらうようにします。もし施工方法に何も情報がない場合は、特殊な道具が必要ですが、1つだけやれる方法を考えています。当然、サッシの枠をノコギリのようなもので切ったりするという手荒い仕事ではありません。じゃあ、どうするのか?それは、もう少ししっかり検討してからお話ししたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.28
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昨日、防犯対策を含めて輸入の玄関ドアの金物類を交換したという記事を書かせて頂きましたが、今日は交換途中の様子をお見せします。手前側のドアヒンジは、真新しいゴールドのものとなっていますが、画面奥のドアヒンジは交換前の錆び付いた状態のままです。また、ハンドルやデッドロックも交換前なので、真っ茶色。交換後の昨日の写真と見比べて頂けると、その違いは歴然ですね。 新しくしたドアヒンジは、以前のもののように心棒を引き抜くということは出来ません。ですから、泥棒がヒンジをばらしてドアを開けるということは不可能です。そして、ヒンジの噛み合わせの部分には、分厚いワッシャーがいくつも入っているのが見えますね。ですから、ドア側のヒンジ・プレートと枠側のヒンジ・プレートとが直接擦れることがありませんから、寿命も長くなるという仕組みです。勿論、硬いステンレスで出来ていますから、耐久性もバッチリです。あとは、木製ドアの塗装をやってもらえれば、完璧ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.27
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今日、静岡県浜松市のお客様からご依頼を頂き、ダブルの輸入玄関ドアの金物類を全て交換してきました。主な目的は、玄関周りの防犯対策だったのですが、ハンドルなども茶色く錆び付いていて、新築当初の美しさはありませんでしたので、ハンドルやデッドロック、ドアヒンジやドアクローザー、ウェザーストリップといった気密パッキンも交換したのです。写真をご覧頂くと分かりますが、室内レバーの上にあるのが今まで付いていた場所に新しく取り付けたデッドロックです。そして、一番下の場所に新たに取り付けたのが、追加のデッドロック。 それらのデッドロック・バー(カンヌキ)を外からカバーして守っているのがガードプレートです。金メッキされた肉厚のステンレスで出来ていますから、そう簡単にはこれをこじ開けることは出来ません。それもダブルロックときていますから、空き巣も玄関からの侵入を諦めざるを得ません。ここには写っていませんが、ドアヒンジも心棒が抜けない構造になっていますから、ヒンジを分解してドアを開けるということも出来ない仕様です。最後に、キーシリンダーもマイナスドライバーを無理やり差し込んで回そうとすると、内蔵されたシリンダー・ピストンが全て飛んで外からの鍵が空回りして、鍵が掛かったまま開けられなくなります。勿論、私たちならもっと防犯性を高くすることは可能ですが、ここまでやっていればまず玄関を突破されることはないでしょう。そうそう、こうした金物類は高耐久のメッキが施されていますから、今までのようにすぐに錆びてしまうこともありませんよ。皆さんも古くなった輸入住宅の玄関周りを美しく蘇らせて、更には防犯性をアップグレードしては如何でしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.26
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リビングルームのソファの前にあるコーヒーテーブル。その一角には、ガラスで囲われた中に炎が立ち上がっています。これは、とうもろこしなどの穀物などで抽出したバイオ燃料を使って部屋を暖かくする暖炉なんです。何か昔の囲炉裏を思わせる感じというか、室内で焚火をしている感覚というか、ちょっと不思議な空間ですね。 燃料はバイオエタノールですから、臭いや煙も出ません。ですから、部屋が汚れたりすることがないのも石油ストーブと違うところです。薪式の暖炉だと薪をくべるのが大変という方や、電気暖炉だと本物の火は出ないしあまり温かくならないという方は、もってこいかも知れません。テーブルに埋め込むタイプだけでなく、花瓶のように気軽に置けるタイプや床に置くタイプ、ガーデン・リビングで使うタイプなどいろいろあるようですから、冬の楽しみになりますね。ただ、火が燃えている訳ですから、定期的な換気はお忘れなく。こういう暖炉が欲しいという方は、お気軽にご相談下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.25
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先日、現地調査を行ってきた輸入住宅の外壁です。建物の東面に多く見受けられるのが、縦ラインで入った細長い割れ。至る処に入っていましたから、お客様自身もコーキングなどを使って補修したようですが、見えないような小さなクラックもあるでしょうから、全て補修するのは無理だったと思います。このおうちは、スペインの家を再現するというコンセプトだったらしく、屋根の軒は殆ど出ていないばかりか、新築当初雨樋も付けられていなかったということですから、外壁や窓は雨ざらし。 それはあまりに酷いということで、雨樋を付けて頂いたそうですが、竣工前から施工業者とはうまくいかず、結局今までメンテナンスらしいことはあまりやってこなかったとのことでした。外壁の塗り壁材には、タナクリームという素材をモルタル下地の上に塗っているようですが、恐らく外壁の通気層も全く取っていない状態で、防水シートの上にラス網を無数のタッカーで留めてあるのだと思います。そういう状況では、折角の防水紙が穴だらけですから、外壁の中に雨水が入る状態では、構造部分にも雨漏れをしてしまっていると思います。ですから、サッシの周囲に回している飾り枠のケーシング部分から、室内への雨漏れがダイニングやキッチンで発生しています。実は、塗り壁材のタナクリームは、本来内装用として使うべき素材で外装に使うにしても雨には当てないように指示があるものなんです。それが、軒が殆どない家の外壁全体に塗ってある訳ですから、不具合が起こるのは必然的かも知れません。当然漆喰に近い素材で伸び縮みに追随出来ないという特徴から、温度や湿度の変化や地震の揺れなどによってクラックが入りやすいものであることも施工業者は注意すべきでした。既にその住宅会社はありませんから、今更文句を言うことも出来ませんが、倒産すべくして倒産したのかも知れません。何れにしても、下地が悪ければタナクリームでもスタッコフレックスでも割れるのです。外壁は一旦剥がすなどして、下地からちゃんとした施工をすることをお勧めしたいと思います。それにはある程度の費用が掛かってしまうかも知れませんが、長い目で見たら今費用を掛けたことが後々の維持につながっていくはずだと思います。拘りやお金を相当掛けて新築したおうちは多いですが、間違った材料と間違った施工をしては、それを生かすことは出来ないのです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.24
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先日、岐阜県可児市で玄関の輸入親子ドアの調整を行ってきました。もうドアヒンジが外れかかっていましたから、危ないところでした。カナダから輸入したファイバーグラス製のドアですが、高さが2.4mもある大きなドアでしたので、ドアヒンジも縦に4つ並びます。親子ドアですから、ヒンジの合計は8つもあり、尚且つヒンジの形状が私共のものと少し違っていましたから、ドアの木枠を加工してヒンジがうまく納まるように工夫もしました。勿論、ヒンジの交換だけでなく、ドアの建て起こしや高さを見ながらヒンジを微妙に動かしましたから、その調整だけでも親子2枚で1時間以上掛かりました。 何故そんなに掛かるかと言えば、ドアハンドルやデッドロックのラッチがうまく受け側のストライクに入るようにもしなければなりませんし、ドアを前後にも動かしてドア枠との間に隙間が生じないようにもしなければなりません。つまり、前後左右、垂直水平、ドアの高さ、親子の位置関係をも考えながら、ポジションを決めなければならない為、時間が掛かるということです。そして、ドア枠の周囲や敷居に装着されているウェザーストリッップも新しいものに交換してきました。ウェザーストリッップは、気密パッキンですから時間が経つとどうしてもヘタってきます。そうすると、徐々に隙間が生じたりしますから、玄関土間が寒かったり暑かったりするようになります。これを交換してあげることで、断熱性も随分変わると思いますよ。最後に、ドアハンドルやロックの金物にも潤滑剤をスプレーしてあげて、全てが軽く動くようになったら完了です。勿論、最後の部分は、私からのサービスですけどね。皆さんもこうしたメンテナンスを実施して、愛着のある輸入住宅を長持ちさせて下さい。あと、ドアの塗装もお忘れなく。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.23
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今日、一宮のお客様の輸入住宅にお邪魔して、外装の塗り直しと雨漏れの調査をしてきました。随分長い間塗り替えをしていなかったおうちですから、いろいろ傷みが出ているのは仕方ありません。ただ、大雨や台風の時に滴り落ちる程の水が天井から出てきたとあって、単なる結露による水漏れではなさそうです。写真をご覧頂くと分かりますが、雨染みが天井の中央辺りに出来ています(少し黒いのは、カビの一種ですね)。 2階は、丁度この辺りまでバルコニーが載っていて、染みのところが2階の外壁ラインになっています。(専門用語では、セットバックと言います)ですから、最も疑われるのが、2階のバルコニーへ出る為の掃出しサッシ周辺です。今日は、雨が入っていそうな部分にホースで水を掛けましたが、すぐには天井に出てきませんでした。少し時間が掛かるとのことでしたから、後日様子を伺って推測が正しかったかどうか検証しなければなりません。こういう時は、思い込みで予断をしてしまうのが一番危険です。勿論、これだと直感出来る場合もありますが、自然は意外と手ごわいものです。思いもつかぬところから雨が侵入していたなんて話は、よくあることなんです。また、室内の暖かな湿気がベランダの床下に入り込んで、それが冬の冷気で冷えたベランダの表面近くで結露するということもあり得ることです。ただ、それは冬の話であって、夏や秋の強い風雨の時ではありません。あと、廻り子を回してある天井の周囲や壁のコーナー部分も温度が低く水を含んでいるような気配がありましたから、その点も原因を突き止めないといけません。もう少し水掛け試験を実施して、どこから入り込むかを慎重に探さなければいけないかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.21
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お客様から玄関ドアのハンドルセットについて、ご相談を頂きました。こちらのハンドルセットは、バークレー(Barkley)という名前のクイックセット(Kwikset)社製デッドロック(鍵)一体型のハンドル(インターコネクト・モデル)です。実は、このタイプのハンドルセットは、メーカーでは殆ど作っていないのが現状です。一部一体型のものも作ってはいるのですが、取付け穴の位置が古いタイプのものと全く違っています。 アメリカのメーカーのHPから、交換について直接問い合わせをしてみたのですが、もしこのハンドルセットが破損したら、ドアごと交換してもらうしかないという返事でした。いや~、それは困っちゃいますよねぇ。お客様はこのハンドルセットを修理したいのか、消耗部品の交換をしたいのか、はたまた本体の交換をしたいのかが分かりませんが、選択肢は限られてしまいます。幸いロックシリンダーやラッチは、今の部品でも交換は可能ですから、ある程度のメンテナンスは可能です。ただ、そのうち本体が壊れることも起きるでしょうから、その時は何か考えなくてはいけません。少し調べる時間を頂戴して、他社のもので取り付け位置が合うものを探してみるしかないですね。でも、ドアノブ・メーカーももう少し長期的な視野に立って、製品の生産を考えて欲しいものです。使い捨ての時代に、こういうことを言うのは私だけでしょうか?何れにしても、大切にお使い下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.20
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家の妻壁にカマボコ型や丸型デザインで取り付けられている換気ガラリ。英語で言えば、ゲーブル・ルーバー。換気ガラリと言っても、私たち ホームメイドが使うのは換気機能がない単なる飾りのものを使います。とんがった妻屋根の下にこうした飾りが付いていると、アメリカンな感じがしますよね。本来の目的は換気ですから、家の屋根裏空間に籠った熱や湿気を逃がす役割があるのですが、鎧戸状になった形状では、強い雨風の際には逆にそこから雨が入り込む恐れが生じます。 そういうことを知っていればいいのですが、とある輸入住宅ビルダーの建築した建物では屋根裏の通気が出来るように、実際に換気が可能なガラリが付けられているのです。多分、その建築屋さんの家の全てで、換気機能付きのものが付いているでしょうから、屋根裏からの雨漏れが発生しているように思います。実際に私もう屋根裏に上がって状況を見ましたが、壁の内側を濡らす程の量が入り込んでいたのです。屋根裏は、通常では部屋として利用しないでしょうから、雨漏れに気付くことはすぐにはありません。相当雨が入り込んで、2階の壁や天井に雨染みが付くか、カビが出てくるかして、初めて雨漏れに気付くのです。最初は屋根からの雨漏れを疑うのでしょうが、そうではない場合は妻飾りや屋根の軒裏からの漏水もチェックして下さい。ただ、屋根裏空間の換気を取らないで、ガラリだけを塞いでは別のトラブルが起こりますから、注意が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.19
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今日、お昼頃に豊田市の現場で収納用の折れ戸、バイフォールド・ドアの修理をしてきました。写真のように、扉の上枠に付いている金属のレールは、変形してしまい長いこと使いものにならない状態だったと思います。恐らくドアを開こうとした際に、何かが引っ掛かるようなことがあって、それを無理に開けようとしてレールが曲がってしまったのでしょう。勿論、それが一度だけであれば、これだけ変形することはないでしょうが、何度も引っ掛かるような状況があって、どんどん悪くなっていったと思います。 こちらのレールは、古いタイプのレールで立ち上がり部分が浅めで、変形しやすい形状であったことも不具合を大きくした原因です。これらの金物の他に、ドアの先っぽにはローラー・ピボットと呼ばれるものが付いていたと思いますが、それは既に失われていました。今回、これを新しいタイプのものに交換したのですが、これが考えるよりも大変な作業でした。それは、開口部の高さが標準的な寸法よりも低く、普通のやり方ではドアに取り付けたピボット類が高い位置にき過ぎて、レールの中にピボットが入ってくれないというものでした。また、ドア本体にピボットを取り付けるのですが、ドアに明いた穴が長年の使用で直径が大きくなっていたので、そのままではピボットがグラグラになってしまいます。仕方がないので、穴に補強材を入れてピボットを差し込み、グラつきを抑えることに成功しました。また、レールにピボットが入らない問題は、何度かドアの左右の位置を調整しながら、ドアを斜めにするなどして何とか組み込むことが出来ました。それにしても、よくこんな寸法で最初にバイフォールド・ドアを入れたものです。まあ、こんな納まりだったから、破損したのかも知れませんね。多分、他の人では、今後これを入れ替えたり修理したり出来ないでしょうね。いや~、勉強になりました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.18
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先日、作業をする為の資材を買いにホームセンターへ行きました。マスキング・テープや梱包用テープ、網戸交換の道具などを購入したのですが、そんな時目に留まったのがグラスウールの断熱材。ビニールの袋に詰められて、掛布団のように丸められた形でたくさん積まれています。私たちは、セルロースや天然ウールといった自然素材の断熱材しか使いませんから、こうしたものを記事に取り上げることも殆どありません。 ただ、多くの住宅メーカーや工務店は、自然素材の断熱材なんて全く使いませんから、グラスウールは皆さんにとって馴染深いと思います。グラスウールは、柔らかい綿のような手触りですから、一見気持ちいい素材のように思うかも知れませんが、元々ガラスという素材ですから、細かなグラスウールの繊維が服に付いたり、体に付いたりすると肌を刺激してチクチクします。そして、喉や鼻に入ってしまうと咳き込むこともしばしばです。また、ガラスですから水や湿気を吸うということもありません(表面張力や毛細管現象でグラスウールの表面に留まるだけです)。そういう状態になると、グラスウールの断熱性能は急激に低下してしまいますから、壁の中に水や湿気が入らないようにべーパーバリアというビニールシートを張って壁の中を窒息状態にするのです。勿論、完全な気密空間を作ることは難しいですから、中に入れるグラスウールもビニール袋に入れて口を塞がなければいけません。でも、壁の柱材は間隔が狭い場所や窓等が途中にあって、断熱材の袋をカットしなければばならない状況も存在します。そういう時は、大工さんが袋ごとグラスウールをカットして壁の中に入れていくのですが、カットした部分をそのままにして切りっぱなしというケースが殆どです。そういう状況にすると、壁体内結露が発生した場合、グラスウールに水分が滞留し乾燥した状況が失われますから、断熱性能が落ちるばかりか、カビやシロアリなどの繁殖を促す恐れも生じます。また、水を吸うと重くなりますから、ホチキスで留めたビニールが外れて、壁の下の方に脱落してしまうことも多いのです。安くて手軽な素材ですから、家をお値打ちに造るということには貢献しますが、ちゃんと施工しないと断熱性や健康にも影響が出ますから、気を付けたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.17
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三重県のお客様からローウェン(Loewen)の開き窓であるケースメント・サッシが開閉出来ないとの連絡を頂きました。何でも一度開けると閉めることが出来ないので、修理をしたいとのことでした。通常、クランクハンドルを回しても、建具(障子)が動いてくれないという場合は、ハンドルの奥につながっているオペレーターギアが摩耗して空回りしているというのが不具合の原因です。ただ、そうなってしまうその先の原因が、何某かあるはずです。それは、窓が開いている時に強い風に煽られてギアが傷んだとか、窓がしっかり閉め切らないので無理にハンドルを回したとか、ということです。最初のケースであれば、オペレーターを交換すれば直ると思いますが、後のケースでは建具の水平・垂直が取れていないかも知れません。その場合、建具を窓枠に組み付けているウィンドウ・ヒンジが曲がっていたり、建具の木部が腐っていて金具が外れていたりするケースもあります。こういう時は、窓を一度開けてみて、建具の状況がどうなっているかを注意深く調査する必要がありますが、お客様自身でそれが出来るかどうかが問題です。場合によっては、私共が出張調査にお邪魔して、状況把握と部品のチェックをすべきと思いますが、少し費用が掛かります。でも、長い目で見れば、家の窓チェックをしてもらえる機会が出来ることは非常にいいことだと思います。そういうことをやれる人が少ないですし、今後の家のメンテナンスを考えれば、家の状況を把握したプロが存在することは心強いと思います。特に輸入資材という特殊な素材をメンテナンスしていくことは、信頼を置ける専門家との縁がなければ出来ることではありません。勿論、本当のプロかどうかは、やってもらえばすぐに分かると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.16
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先日、20年来のお客様から水道の配管から僅かに漏れがあって、水道企業団のサービスに来てもらったという連絡を頂きました。企業団は、普通の水道屋が持っているよりも優れた道具を持っているらしく音での調査をある程度正確に行えるとのことでした。企業団は、おおよそこの辺りではないかということをお客様に伝え、水道管の補修は水道屋にやってもらうようにと言っていたそうで、私の方で水道屋を手配してくれるようにとご依頼を頂きました。そこで、企業団が想定した辺りにあった埋込型の散水栓の水道管を確認し、その先の水道管に問題がないかチェックしました。でも、散水栓につながる水道管には特に問題は見られなかったので、散水栓の配管ではなく、建物の方に行っている本管部分が怪しいという結論になりました。ただ、それがどこに走っているかということは、再度企業団に調査してもらわないと正確な位置は分かりません。何せ駐車場のコンクリートを全て剥がす訳にはいきませんし、散水栓の脇にある擁壁の向こうとなれば、相当大掛かりに工事を行う必要が生じます。ただ、企業団の調査は、相当混み合っているらしく、何ヶ月も先になるかも知れないとのこと。企業団はここ日進市、東郷町、三好市、長久手町、豊明市をカバーしているらしいですが、それこそ毎日何軒も調査をしているということでしょうから、ほぼ毎日この限られたエリアのどこかで同様のトラブルが発生しているということになります。。水道管は、塩ビの管を接着剤でつないだだけという簡単な構造ですから、毎日水道の圧力が掛かっていればそのうち管の接続が抜けてくるというのは当たり前ですが、もう少し資材メーカーも考えた方がいいような気もします。そうそう、水道管の漏れは、ちょっとだからと放置してはいけません。そのうち完全に外れてしまうと、家の水道は全く使えない状態になりますし、水道屋もすぐに復旧は出来ませんから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.15
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台風で屋根材が飛ばされ、輸入サッシや外壁からも漏水があったお客様と、今後の計画について昨日打合せをしてきました。施工上のミスや選定した材料の特性、新築後のメンテナンスがうまく出来なかったといった複数の要素が重なったことと、強烈な台風の襲来といった自然環境の変化が今回不具合を起こした原因でした。お客様もこうした状況を不安に感じられているようで、思い入れを持って輸入住宅を建てたけれど、こんなことになるなら国産住宅で建てた方がよかったのだろうかとも考えておられました。ただ、屋根材が飛んだのは、釘打ちの位置が少し違っていたこともありますが、強烈な風の影響が主な原因と考えるべきでしょう。また、外壁からの漏水が疑われるクラックは、国産の塗り壁材の特性と施工の問題であって、輸入住宅だからという話ではありません。確かにアルミクラッド・サッシの木部が腐ってきているという問題はありますが、これも施工した工務店が防水の問題を正しく理解していなかったことと、適切なメンテナンスが行われてこなかったことが原因であって、このサッシの構造的な欠点は2次的な要素だったと思います。そういう意味では、材料選択・仕様・施工についていささかメンテナンスという部分に問題があったのであって、輸入住宅そのものに欠陥があるという訳ではないと思います。つまり、国産住宅を造っている大手住宅メーカーの家でも材料の特性を知らないで使用したり、設計上の問題を考えないで施工したり、間違った施工方法で家づくりをすれば、同じようなトラブルが発生しますし、実際そういった事例はNETを検索すればいくつも出てきます。ということで、お客様から私共の方にご相談を頂いたのですが、打合せの際に「ホームメイドではどういった職人や大工を使っているのか」というご質問を頂きました。私共は、輸入住宅という建物を新築・修理している関係上、輸入材を知らない下請けの職人や大工はお願いするのが難しいので、いつもお願いしている慣れた人にお願いしていますという回答をさせて頂きました。ただ、ここで気になるのは、新築時はまだしも他社が施工した家の修理メンテナンスする際は、既存の施工を見極め、不具合の原因とそこの現場に一番合った解決方法を取る必要があるということです。その現場にいくら腕のいい大工や職人を投入しても、使う材料の選択が間違っていたり、間違った施工の仕方や手順を指示したりすれば、それを正確に忠実に実行するのが彼らの役目です。勿論、腕のいい職人さんたちは、施工に最善を尽くすのですが、その根本が違っていれば、返ってそれがあだとなります。例えるなら、オーケストラを考えてみて下さい。いい演奏家を揃えても、いい指揮者がいなければいい音楽を奏でることは出来ません。指揮者が楽器の配置や演奏する人間の特性を考え、そこに指揮者が考える曲の概念やイメージとなるよう指導します。カラヤンや小澤征爾が指揮をするというだけで、コンサートに人は集まりますが、オーケストラや演奏家の名前は指揮者の名前程影響を与えません。(そうでない場合も、勿論ありますが・・)舞台演出のあの蜷川幸雄も、名前だけで満席でしたよね。高校の吹奏楽部や素人同然の役者を使っても、見事に作品を作り上げてしまうのは、指導者の実力と考えるべきでしょう。つまり、職人がいいに越したことはありませんが、そうした職人を上手にリードして、適切な材料で思い描いた修理計画を実行していくプロデューサーやディレクターの存在が最も大切であり、それが誰かによって仕上がりは大きく変わるように思います。家づくりでは、設計士や現場監督がその役割を果たす場合もありますが、大手を含めて質の高い人間はそれ程多くないというのが実情なんでしょうが・・・。因みに、ホームメイドでは私(村瀬)が原因調査から材料・職人の選択、計画の立案から施工まで全てを行う形を取っています。家づくりには、資材や施工に関する広い知識や深い経験だけでなく、センスや気遣い、コミュニケーション能力が必要ですが、そういう人はなかなか現場にはいないんです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.14
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昨日は、輸入資材を販売しているオスモさんが主催された雨漏りセミナーに伺ってきました。輸入住宅・国産住宅を問わず、家の雨漏れは多く発生しています。日本人の生活の変化や多様化、地球温暖化による強風・豪雨の頻発や夏の高温多湿、冬の豪雪や低温といった環境変化に建材メーカーや施工者たるビルダーも対応しきれていないとも言えます。そんな中、私以外にもこうした問題に正面から対処しようと試みる人はいるようです。いや~、勉強になりました。窓周りの開口部や外壁、そして屋根や軒との取り合いといった部分は勿論ですが、陸屋根(傾斜のない平らなパラペット・屋根)やベランダでも雨漏れによる構造の劣化は見逃せません。実際、私もここ1年の短い期間だけで何軒もバルコニーの床や手摺壁に問題を抱えたお宅を見てきました。バルコニーの壁の中に通気層を取っているにも拘わらず、その空気の出口や雨水を逃す排水の仕組みがない家もありました。また、そういった通気層を取らずに、防水シートの上にサイディングやモルタルを直に施工した直張りの構造は非常にリスクが高まることを全く知らない建築業者や設計者も多くいます。写真の日経ホームビルダーの表紙にも、バルコニーの手摺の上に付ける笠木を外した状況の写真が写っていますが、防水紙や捨て貼りされたサイディングの下の木がカビたり腐ったりしているのです。つまり、手摺壁の笠木部分は、通気の仕組みが必要ですし、壁に垂直に張る透湿性防水シートや吸水性のあるコンクリート製のサイディングを手摺の上に張ってはいけないということを暗に示しています。そういった問題点があるにも拘わらず、そうした施工を続ける施工者がたくさんいるし、その解決方法を知らないで単に現状復旧して終わりにするリフォーム業者ばかりです。やはり、原因と対策を明確にして、しっかりとした修理計画を立てるようにしないと、やっつけ仕事で直ったふりをするだけになってしまうと思います。確かにお金を出来るだけ掛けたくないという気持ちも分かりますし、安い業者がいればそちらでやってもらうというのが人情ですが、高い業者と同じ仕事をするかどうかは疑わなければいけません。愛着のある家に長く住みたいと考えるなら、しっかりした知識と経験のあるビルダーかどうかを見極め、ずっと面倒をみてもらうような関係を築くことこと重要かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.13
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お客様からファイバーグラス製の玄関ドアのメンテナンスを自分でやりたいので、材料供給をして欲しいというご相談を頂きました。ドアの建て起こしの調整や劣化した塗装の塗り直し、ラッチやウェザーストリップの交換といったことも行う必要がありますが、全てやるのは結構高いハードルがあります。取り敢えず、ヒンジの交換がしたいということでしたので、写真をお送り頂いたのですが、噛み合わせの部分が擦り減って隙間が空いてしまっています。噛み合わせの心棒も錆びてきているようですし、ドアやドア枠に彫り込まれた部分とヒンジとがずれてきている感じです。この状態だと、ドア自体が下に下がってきているだけでなく、ドアがハンドル側に傾いてきているでしょうから、玄関ドアが敷居やドア枠に当たってしまい、開閉もスムースにいかないかも知れません。確かにご自身でメンテナンスをするおとはいいことですし、基本でもありますが、ルービックキューブのように複雑に絡み合った不具合をバランスよく調整していくのは、プロの私たちでも経験とノウハウが必要です。闇雲にやってみる前に、一度プロの仕事をよく観察してやり方や道具の知識を頭に入れてから、自分でやるのが一番な気もします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.12
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こちらは、随分前に交換部品の調達をご依頼頂いたローウェン(Loewen)社製のオーニング・サッシ。今回は、この窓の金物交換修理についてご相談を頂きました。関西地方にお住まいのお客様で、先日の強い台風の影響からか、開閉の為の金物類が破損して、クランクハンドルを回しても空回りして完全に閉まらなくなったということでした。確かに風が強い時に窓を開けていたりすると、建具が風に煽られてオペレーターギアが傷むということはあるようです。お客様は、風害による不具合ということで、火災保険を適用して交換費用を捻出させるということです。オペレーターギアやアーム、ウィンドウ・ヒンジやロック部品、ハンドルといった金物を全て交換する方向でお考えのようですが、交換する際は窓を下に落とさないように気を付けないと危険です。何れにしても、部品はそれ程難しくなく手に入るでしょうから、問題はありません。久しぶりの関西出張となりますし、窓から少し乗り出しての作業となりますから、少し気合いが入ります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.11
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こちらは、アンダーセン(Andersen)社製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の室内側の写真です。今回、お客様から雨漏れの相談を頂きました。先日の台風の強い雨風で、サッシの上端から雨が室内に侵入してきたというものでした。写真を頂いただけなので、はっきりと侵入箇所が確定した状況ではありませんが、木製ケーシング(飾り枠)とサッシ本体との隙間から雨が入っているのかも知れません。もしそうだとすると、サッシそのものが雨漏りしているというより、構造体とサッシとの間に明けられた遊びスペースから雨が入ったというのが、論理的でしょう。ただ、そういったスペースから雨が侵入することを防ぐ為に、ネイルフィンの上から防水用のブチルテープを張ったり、そのテープの上から透湿性防水シートで覆ったりして、雨が入らないようなハードルをいくつも設けるのが普通です。(防水シートは、ネイルフィンでサッシを取り付ける前にも構造体を覆っています)こうしたことは、私たち ホームメイドが施工する時のやり方ですから、全ての住宅メーカーや工務店が同じように行っているとは限りません。ですから、施工手順に間違いがあったり、手順の一部を省略したりしていれば、雨漏れのリスクが発生します。また、サッシ周りの防水処理は、雨の侵入を防ぐ最後の砦ですので、窓上の外壁材の割れや屋根や小屋裏から水が下に伝ってくるなどの構造的な問題がある可能性も大きいと言えます。あと、特殊なケースですが、サッシの周囲に取り付けられているネイルフィンが何らかの原因で外れてしまい、そこから水が入ってきたという不具合も見てきました。(ですから、ネイルフィンとサッシ本体とのつなぎ目までブチルテープ等で覆ってやることが必要ですが、ネイルフィンを本体の一部と思っている施工業者だとネイルフィンの上だけしかテーピングしていないように思います)こうした雨漏れは、サッシそのものが雨漏れしたというよりは、その周囲の問題によって引き起こされたと考えるべきです。つまり、輸入サッシだから雨漏れしたというのではなく、国産を含めたどんなサッシでも、施工の不具合によって雨漏れは発生するのだということを心しておかなければなりません。もしサッシの周囲から雨漏れしたというトラブルが起きたら、どこから水が侵入したのか、外壁を含めて周囲の状況はどうか、上の階の部屋に雨漏れはないか、などをチェックした上で、サッシや外壁を非破壊検査することをして下さい。調査の為に拙速に外壁やサッシを壊してしまうと、必要のない復旧工事までやらなければならなくなりますから・・・。そういった意味では、専門知識のあるプロのビルダーに相談すべきかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.10
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今日もマニアックな商品をご紹介しましょう。まあ、世の中の殆どの人には、何にも関係がないものだと思います。この写真は、マーヴィン(Marvin)社のスライディング・パティオドア、いわゆる掃出しサッシに付いている木製の戸当りの先に付いているゴムなんです。輸入の掃出しサッシは、通常片引きと呼ばれる片方のドアしか開閉出来ない窓になっています。ですから、ドアを全開する度に、いつもこの戸当りのゴムに負担が掛かります。木で出来た戸当りの先に、針を差してこのゴムを装着しているのですが、そのうちこのゴムが劣化してボロボロになってきます。昨日、セーフティ・プラス・スライディング・パティオドアの修理をしてきた際に、この戸当りのゴムが欲しいと伺い、調達することになりました。たかが直径2cm程度の小さな部品ですが、これがあることで開閉時にドアが傷まず、長くお使い頂けるようになるのです。恐らく多くの輸入住宅でも、こうした戸当りの劣化が放置されたままになっているでしょうから、是非チェックして交換するようにして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.09
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今は亡き、ピーチツリー(Peach Tree)社の玄関ドアの写真です。ピーチツリーと言えば、勝手口のスチールドアが有名でしたが、玄関のスチールドアを採用された輸入住宅も多かったですよね。これは、玄関のダブルドアの副開閉側のドアに付いているフランス落しと呼ばれる固定用ロックの開閉レバー。ドアの木口の上と下に取り付けられている部品ですが、プラスチックで出来ている為、劣化によって破損してしまうのです。今回のお客様も、フランス落しの部材が欲しいというご相談だったのですが、アメリカ本国でもピーチツリー社の部材は殆ど見当たりません。私もたまにお客様のお宅で見かけるのですが、この部品はどこにもないと言っても過言ではありません。当然、代替の似たような部材もありませんから、壊れないように大切にお使い頂くか、思い切って他の輸入ドアに交換するしか方法はありません。でも、このスチールドアって、ちょっと安っぽさはあるのですが、それが如何にもフレンチ・アメリカンな感じがあってよいのです。壊れたら壊れたで仕方ないと諦めて、潔く上手に暮らしていくことが、本当の輸入住宅暮らしなのかも知れません。どうぞこれからも大切にお使い下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.08
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最近、立て続けにマーヴィン(Marvin)の掃出しサッシの不具合についてお問合せを頂きました。と言っても、普通のスライディング・パティオドアではなく、防犯性が高く値段も少々高価だったセーフティ・パティオドアと呼ばれる片引きの掃出しサッシです。こちらに付いているハンドルロックがうまく機能せず、鍵が掛からなくなってしまったというトラブルなんですが、これに対処する方法があまりなくなっているという現状があります。それは、何年か前にマーヴィン自体が、このシリーズの生産を打ち切って、メンテナンス用のパーツや交換用の建具(障子)も製作しないという方針を打ち出したからです。この掃出しサッシは、日本国内の輸入住宅でも多く出回り、少し高級志向を狙ったデザインのおうちでよく見かけます。今回のお客様もハンドルにあるロックのサムターンは動くものの、鍵が掛からないという状態になっているそうです。お客様にはそういった事情を説明し、ダメ元になるかも知れないが現場調査及び調整作業にトライするかどうかをお伺いしました。部品自体の不具合ではなく、単なる部品の位置のずれの修正で直るようであればいいのですが、万一部品の交換が必要となると直らない可能性が高くなります。そういった時どうすればいいのかをマーヴィンにも尋ねたのですが、サッシ全体の交換以外方法はないとのこと。いや~、それはちょっときついでしょ~。だって、ロック部分を修理すれば、全然そのまま使えるサッシですもんね。これを外壁から外して交換するとなると、内装側もきれいに元通りにしなきゃいけないし、サッシの周囲からの雨漏れのリスクも一定程度発生します。勿論、国産サッシなら部品が手に入らなくなることは、よくあることではありますが、長くお使い頂けるだけのクオリティやアフターサービスがあってこその輸入サッシでもありますから、補修部品だけでもマーヴィンには何とかしてもらいたいものです。最悪、調達可能な部品メーカーや品番くらいは、教えてもらえないものでしょうかねぇ。何れにしても、直せるかどうか一度やってみます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.07
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今日は、アンダーセン(Andersen)社製ダブルハングのメンテナンスの調査の為に、お客様の輸入住宅に伺いました。長年メンテナンスをお願いする先がなかったということで、窓もいろいろ修理や交換すべき箇所がいくつもありました。上下の建具の交換や網戸の張替え、全てのダブルハングのバランサーの交換と盛りだくさんの内容でした。それでも、何とかしたいという思いがいつもあって、掃除をしたりガラスを拭いたりはして頂いたそうで、まだ何とか直せるレベルに納まっていましたから、よかったです。家を何とか維持していきたいという気持ちが、やはり一番大切です。家の調査が一段落して、奥様と少し談笑させて頂いた折に、サッシの下側に何か付いているんだけど、あれは何ですか?という質問を頂きました。窓の外側のそれも下の方に何か付いていたかなと不思議に思い、家の外へ出てみました。その時撮った写真がこちらです。皆さん、何だか分かりますか?多分、普通の人では分からないと思いますが、これはサッシを構造体に打ち付けておく為のネイルフィンと呼ばれるものです。これがサッシの四方に付けられていて、この樹脂製のフィンを釘やビスで構造に固定する為に使われます。つまり、このサッシは、下側が構造体に固定されていないということです。ただ、その他のフィンが留めてあるでしょうから、サッシが家から外れることはありません。恐らく、このフィンを外壁の外側に持ってくることで、水返しの役割を持たせようとしたのではないかと思います。しかし、こうした施工をした場合、フィンと外壁材とのつなぎ目やフィンの両端の防水処理をしっかりやっていないと雨漏れのリスクが発生します。幸い防水コーキングなどは、少し汚く感じられるくらいベットリと塗り付けてありましたから、今の処は大丈夫です。それにしても、施工方法を熟知しない大工(職人?)さんは、想像力を駆使して思いもつかぬ納め方をするもんです。それに気付いたお客様も、大したものだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.06
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こちらは、デルタ(Delta)社製の古い洗面水栓。20年程前に施工された水栓金具ということですが、ゴールドのその美しさは健在ですね。今回ご相談頂いたのは、レバーハンドル下の台座部分から水が漏れるということでした。デルタの水栓の止水バルブは、ステム・アッセンブリーと呼ばれていますが、この部品以外にいくつかの小さなパーツが合わさることでその機能を果たしています。ですから、止水バルブ1つ交換しても、水漏れは直らないなんてこともよくある話です。ただ、交換が必要な複数の部品を入れ替えさえすれば、ちゃんと元通りに水がピッタリ止まるはずです。この水栓金具は、既に生産を終了していますが、デルタは交換部品の供給を今でも行っていますから、もし直して使い続けたいということであれば、部品の調達さえすれば大丈夫です。輸入資材であれば、メーカー、品名・品番、施工時期が分かれば、部品を探して直すことも可能ですから、諦めないで下さいね。私たちなら、輸入水栓の購入や取り換えもお任せ下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.05
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愛知県小牧市のお客様から、輸入のアルミクラッド・サッシのガラスが割れてしまったので、交換したいという相談を頂きました。写真の左側の窓ガラスですが、随分とヒビが入っていることが窺えます。アルミクラッド・サッシの場合、屋外のアルミ側からガラスにアクセスすることは難しく、室内の木部側から取外すことになるのですが、木枠が外せる構造のものと外せない構造のものがありますから、通常は建具(障子)ごと交換となるのです。今回の場合も、室内側からガラスを外せない感じですから、建具の調達が必要となるのですが、サッシ・メーカーがどこか全く分からないといった感じです。サッシのデザインから、心当たりのメーカーを当たってみますが、メーカーが特定出来なかったり、会社がなくなっていたりしたら、窓枠ごと新しいサッシに交換する以外にはありません。ちょっと大変なことになるかも知れませんが、こういう場合は仕方ありませんね。皆さんも、こういう事態に備えて、新築時の図面や仕様書、見積書や打合せの資料など、出来る限りの情報を取っておくようにして下さい。そうすれば、万一の時でも何とかなるかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.04
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フレームの中に差さっている部分は、然程でもないようですが、露出する四角い部分の樹脂は相当劣化が進んでいます。こちらは、輸入サッシに使われている網戸のコーナー部分に使われているプラスチックで出来たコーナー材です。こうした部品は、樹脂サッシでもアルミクラッド・サッシでも広く一般に使われていますが、網戸のフレームのサイズが様々存在しますから、コーナー材も様々です。よって、そのアルミフレームに合致したコーナー部品を調達しなければなりませんが、小さな部品で寸法が微妙に違うという状況ですから、探すのに結構苦労するのです。今回もすぐに探せないかも知れませんが、米国のいろいろな所を当たってみたいと思います。それにしても、大したお金にならないのによくやりますよね(笑)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.03
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家から会社まででいつも通る通勤路。その脇にはいくつもの田んぼがあって、稲の成長を毎日見ています。東郷町や日進市には、こうした田園風景がまだまだ広がっているんです。早生種の稲は、8月末に既にたわわに実っていましたが、通常の稲穂は今が真っ盛り。先般からの台風の風にもめげず、雨をたくさん吸収して、秋の太陽の光を使ってたくさんのデンプンを作っています。家づくりもそうですが、こうした植物も自然の摂理に基づいて生きています。自然の摂理に反するようなことをすれば、必ずしっぺ返しを受けることとなります。いつまでも自然の恵みを頂けるような生活をしていきたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.02
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窓メーカーが不明の輸入の掃出しサッシですが、刈谷市のお客様から鍵が掛からなくなったので、修理して欲しいというご依頼でした。当初は、ハンドルセットの外し方が分からないということで、金物のロックケースの問題だけか、それともロックレバーの心棒が折れてしまったことも原因なのか、判別が付きませんでした。そこで、ロックレバーが付属しているハンドルセットごと交換することも考えました。(勿論、私が現地に伺って調査をすれば分かることなんですが、それをやると部品代が出るくらいの費用となりますから、ハンドルを調達した方が合理的です)。ただ、その後お客様がご自身で何とかハンドルを外してみた処、ロックレバーの心棒には問題がなかったそうで、ロックケースだけの交換で済みそうです。内外のハンドルは、やや黄色く変色してきていますから、そのうち交換が必要となる気もしますが、取り敢えず使えるうちはお使い頂くということでいきたいと思います。こうしたロックケースやハンドル、ロックレバーは、アメリカでは全て部品メーカーから調達出来ますから、10年以上経ったサッシでもメンテナンスは大丈夫です。そういう息の長い製品が多いのが、輸入資材の特徴ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.10.01
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