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こちらは、先日清里の現場で外してきたオーニング(建具の下側が開いていく窓)用の開閉金物(オペレーター)です。これが装着されていた輸入サッシは、カナダのローウェン(Loewen)。お客様は、窓を閉める際に最後まで閉めることが出来ず、外から窓を押さないと閉じられない状況だったようです。こういう現象の不具合では、2つ原因が考えられます。1つはクランクハンドルを取り付けるオペレーターの回転軸部分が途中で折れてしまっているケース。もう1つは、写真のようにアームの根元のギアが摩耗して片減りしているケース。こういう状態になると、摩耗したギアがもう1つのギアの下に潜り込んでしまい、噛み合うことが出来なくなります。ギア同士が噛み合って正しく回転することでアームが作動する訳ですから、ギアが外れた感じになってしまうと開閉アームも動きません。どちらのケースでも正常に窓を開閉出来ませんから、オペレーターそのものを交換する以外に直す方法はありません。ただ、こうなってしまった原因を解決しないと、近い将来また同じ問題を起すことになります。それは、窓枠と建具(障子)との間に砂やゴミが入り込んでしまったのをそのままにしていたことと、開閉金物やロック金物の掃除や潤滑をしていなかったこと。輸入サッシやドアの金物類は、あまり力を入れなくてもスムースに動かなければ正常とは言えません。もし開け閉めが固いと感じるようになったら、それは何か異常がある証拠。すぐに操作を止めて掃除やシリコン潤滑剤を使って下さい。それでも固い場合は私共のような専門家に相談して、原因のチェックと修理方法の確認を行いましょう。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023.05.26
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一宮市のお客様から玄関ドアの木製ドア枠が腐ってきているようなので、一度見て欲しいというご相談を頂きました。取り敢えずは、ドアの敷居(ボトムシル)付近の立ち上がり辺りということだったのですが、指で押して柔らかい感じがした部分をめくってみたようです。写真がめくって穴が明いたドア枠ですが、腐っているというよりも虫に食われていると言った方がいい状態です。雨漏れで木が腐るという場合は、ここまで上の方が腐るというのはまずありません。ですから、最初は雨水の影響で木枠が腐っていた処に、玄関ポーチの土間の中に巣くっていたシロアリがそれを見付けて侵入してきたと考えるのが常識的な話だと思います。玄関ドアや勝手口ドアは、敷居を含めた四方枠に組み込まれた状態で輸入されてきます。それを建物の構造に取り付ける訳ですが、敷居に足を取られないようにということで、敷居の上端まで土を入れて玄関内の土間や玄関ポーチを造り、そこにタイルを張るという方法が取られます。勿論、土間やポーチの周囲にはブロック等を積んで土を囲むようにするのですが、敷地の土と玄関ポーチの中の土とは、中でつながった状態となりますし、下手をすると玄関内とも土がつながっているという施工がされていることもあります。玄関ポーチには通常屋根やヒサシが付いていますから、雨でポーチが塗れっ放しというとはないのですが、染み込んだ雨水がポーチ内などを経由してドアの木枠へと入ってしまうと木は徐々に腐ります。水分を含んで腐って柔らかくなっていれば、土の中にいたシロアリには持って来いの環境が出来てしまいます。多少食われたくらいでは駆除剤と補修で何とか直せますが、ここまで大きくやられていると、パテで穴を埋めるという訳にもいきません。一度ドア枠ごと玄関ドアや勝手口ドアを外して、被害状況を確認した上で駆除剤を塗布した構造材をその周囲に施工したり、輸入の腐らないドア枠を使ってドアを復旧したりするということが必要です。シロアリは明るい場所が嫌いですから、ドア枠の表面である塗装面に近づかず、中身だけを食べていたようですから、被害が大きくなるまで人間は全然気付かないと思います。交換修理は少々大変ですが、ちゃんと施工すれば今後虫に食われないように出来ますが、建物の構造やドア枠を土間で埋めてしまうという施工は昔からよくやられていたことですが、非常によくないと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021.08.02
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私たちは、無垢の木製ドアを使います。無垢の木ですから20kg以上の重さがあって、本物だなぁと感じます。でも、その重さが災いして、ドアが徐々に下がってくるのです。自然の重力には逆らえませんね。その原因は、ドア自体の歪みが大きいのですが、蝶番(ヒンジ)の歪みやヒンジ同士のこすれによってドア側のヒンジが摩耗し、下がってくることも多いのです。そういう状況になってくると、ドアの下端がボトムシル(敷居)に当たってドアの開閉が重くなります。また、ドアノブやドアロックのラッチが、枠側の穴にうまく入らなくなってきます。そうなると、ドアに鍵が掛けられない状況になってロックシリンダー自体に負荷が掛かり、最後には鍵自体が破損する恐れが生じます。そうなる前に、蝶番の交換やドア(建具)の調整をこまめに行うようにしましょう。10年に1度は、調整して欲しいものです。自分で調整するのが難しい場合は、私たちのような建築屋に早めに相談して下さいね。注) これらの写真は、先日リフォームのご相談を頂いた 築16年のおうちのものです。
2010.06.14
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昨日、名古屋市天白区のリフォーム現場で、モール(トリム)材をサッシの周囲に取り付けました。こうすることで窓の輪郭がはっきりとして、家の外観がアメリカンなコロニアル様式になります。モール材は、幅90cmx長さ3m、厚み14mmの外壁用コンクリート・サイディング(プライマー塗布済み)を長細く引き割って作ります。以前の記事にも書きましたが、モールを取り付ける部分には耐久性が高いピュア・アクリルのパラペイントを予め下塗りして防水効果を高めておきました。また、モール材は、窓枠に接するように取り付けるのではなく、少し隙間を開けて錆びないステンレス・ビスを使って施工しています。隙間を開けずに施工することも考えましたが、ラップ・サイディングという外壁材で比較的雨水が入りやすい構造となる為、リスクを少しでも減らすという意味から防水コーキングが十分入れられる空間をサッシ周りに作っておきました。昨日、外壁の一部をパラペイントで上塗りした写真をアップしましたが、それと比べて緑色の古い外壁の塗装が如何に劣化しているかが分かります。これから外壁塗装と並行して、このモールも白く塗装していきますが、どれくらい美しくなるかは、また後日ご紹介したいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018.06.29
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昨日・今日と愛知郡東郷町のお客様のおうちで、床暖工事を行っています。本当は2月くらいに施工するはずだったのですが、資材の納期と大工の予定とが合わず、こんな夏の暑い時期にまでずれ込んでしまいました。15mmの構造用床合板の上に12mmのフローリングが張ってある状態で、フローリングだけきれいに剥がして、凸凹をならして平らにしてから電気式の床暖パネルを敷いて、再度新しいフローリングを張るという作業です。ただ、強力な床材用の接着剤とフィニッシュ・ネイルが施工してあるので、フローリングを剥がすのは至難の業。乱暴に剥がすと下地の合板まで剥がれてしまい、床暖パネルが張れなくなります。そこで、慎重に床材を剥がしていく訳ですが、それにほぼ丸一日掛かってしまい、それでも接着剤の山や床材の一部が残ってしまいました。それをスクレーパーや電動工具などを使って一部剥がした様子が、写真です。本当に作業は大変ですが、下地の状態が悪いと床暖パネルが曲がってしまったり、最悪温熱配線を断裂させてしまうようなこともありますから、下地は一番丁寧にやらなければなりません。単純で簡単に見える作業ですが、こういった仕事にも丁寧さや気遣いが垣間見えるものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021.08.23
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Pella社製スライディング・パティオ・ドア、いわゆる掃出しサッシですが、このドアに付いている黒いウェザーストリップが経年劣化で破れた為、交換して欲しいという依頼を受けた。国内ではこういうメンテナンス部品を在庫している処がないので、アメリカのメーカーに依頼して取り寄せることとなる。ウェザーストリップは、気密を保つ為のパッキン材なので、それ程緊急性はないと言えるが、鍵などの破損でロックが出来ないなんてトラブルの場合は防犯上の不安もあるから、多少の部品を国内にストックしておいて欲しいものです。何れにしても、ペラの本社から部品が到着したのは、3ヶ月後。アメリカの港湾ストなどの影響で余分に納期が掛かってしまった。この写真は、その新しいウェザーストリップを取付けしている様子だが、ドアが元通りに美しくなると気持ちがいいものです。メンテナンスにはお金や時間が掛かりますが、破損したままにしておくよりは、余程精神的にも前向きになる気がします。生活に支障がないからといって壊れたままにしておくと、運もどこかに行ってしまうかも知れませんよ(笑)私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
2015.04.11
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是非おうちの状態を見て欲しいということで、土曜日に四日市市のお客様のところにお邪魔してきました。総床面積が150坪を超える大きな輸入住宅ですが、当時のビルダーの想いが伝わってくるような力のこもった建築でした。こちらのおうちは、ノースウェスト・ホームズさんという会社が建てたのですが、この会社は輸入住宅ブームの創成期を作り上げた立役者の一社だったと思います。(英語表記では「North West Home」)ブームによって売上げを伸ばし、勢いに任せて身の丈以上のことをしてしまったのか、輸入住宅ブームの終わり頃には倒産してしまいました。それからというもの、このおうちは専門的な知識を持ったビルダーのサポートがなかったようで、手直ししなければいけないところはいくつかあるようです。でも、いくら家が古くなっても、その根本的なデザインは古びてしまうことはありません。このデザインという大切な要素を蔑ろにしている住宅は、30年もしないうちに人々に飽きられ解体される憂き目を見てしまうかも知れません。確かに設備や建築資材は、新しいものが登場しています。ただ、そうしたものはいつでも更新出来るものでもあります。デザインだけは、どうしたって入れ替えすることは出来ませんから、これから新築をされる方はここを大切にお考え頂きたいと思います。勿論、メンテナンスを任せられるビルダーさんに建てて頂くことも、重要な条件です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017.03.27
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こちらは、20年以上前に施工されたマーヴィン(Marvin)社製のアルミクラッド・ケースメント・サッシ。クランクハンドルを回して窓を開けようとするのですが、少し様子が変でした。通常は、ハンドルを回したら回した分だけ建具(障子)が開いていくのに、十分に開いていかないのです。よくよく見たら、ハンドルに連動して動くオペレーター・アームと、その先にある建具とがやはり連動していません。そこで少し手で建具を押し開けてみると、この通り。建具の木枠にビス留めされているトラックレールが、木枠の一部と一緒に外れています。木はボロボロになって、まるで木の化石のようにも見えますよね。これは、雨水がガラスやアルミの外装部分から侵入して、木枠を内部から腐らせてしまった結果、木枠の下端が脱落してしまったのです。お客様もずっと長い間窓を開けることがなく、窓への雨の侵入にも気付かなかったことで、徐々に建具がこんな状態になってしまいました。雨が降った後は、窓を開けて乾かしてあげることは勿論ですが、10年に一度くらいはガラスの周囲やアルミのつなぎ目に防水処理をしてあげることが大切ですし、木部の塗装もティンバーケアのような屋外用の防水塗料を使うことを忘れてはいけません。自然素材で出来ているものは、人間の気持ちや暮らしを癒してくれますが、ケアをしないとすぐに悪くなるということを覚えていて欲しいものです。今回は、メーカーに依頼して建具だけを調達しますが、防水処理や塗装を交換前に行って、今後同様のリスクが少なくなるように施工する予定です。因みに、こういうサッシの雨漏りによるトラブルでも、火災保険で補修費用が捻出出来るケースがありますから、一度保険会社に相談することをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019.07.12
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三重県のお客様の処に伺って、大きな輸入玄関ドアのガラス交換をしてきました。玄関ドアは、サーマツルー(Therma-Tru)のファイバグラス製木目調ドアで、高さが2.4mもあります。ですから、ガラスだけの高さも2mを超えるサイズですし、その上強化ガラスのペアガラスときていますから、その重さは60kgをゆうに超えます。また、ペアガラスの厚みも1インチ(25.4mm)にもなりますので、なかなか手に入らないサイズだと思います。交換作業も厄介で、ガラスとガラス押え(押縁)とがブチルの接着剤でねっとりくっついているという感じでしたから、それを剥がすのも一苦労。様々な困難がありましたが、写真のようにきれいなガラスが玄関ドアに装着出来ました。(尚、ガラスの周囲も防水処理済みです)少し青っぽい感じに見えるのは、遮熱型のLOW-E断熱ガラスを採用している証拠です。強い雨などでペアガラスが内部結露してしまい、困っていらっしゃる方も多いと思いますが、正確なサイズのガラスを調達し、正しい施工方法で交換すれば、新築時のように元通りになるのが輸入住宅です。不具合を放置せずに、早めに美しさを取り戻すようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.28
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昨日、ウィンテックという会社の輸入のオーニング樹脂サッシのガラス交換を行ってきました。写真は、今回サッシから外したペアガラス。ペアガラスのうち、内側のガラスに数ヶ所ヒビが入っていました。ですから、雨水の当たる外側のガラスに問題ありませんでしたから、ペアガラスの中に水が溜まるという問題はありませんでした。でも、このまま放っておく訳にはいきませんから、私たちホームメイドはペアガラスをオーダーメイドで輸入して、交換作業を実施しました。周囲の黄色いテープのようなものは、ガラスとサッシ枠とを密着させるもので、これによってガラスと枠との間の気密・断熱を確保します。また、ガラスの周囲に薄っすら黒く見えるのは、スペーサー。スペーサーはペアガラスの内側と外側のガラスを接着させるもので、ペアガラス内部に水や湿気が侵入しないようにします。また、サッシ枠にペアガラスを入れた後にも、私たちはガラスやサッシ枠の周囲に防水処理を施します。輸入住宅で使われる輸入の樹脂サッシは、こうした様々な工夫をして気密・断熱・防水性能をアップさせています。室内環境を快適に保つ為に、窓メーカーや私たちは目に触れない部分にまで気を遣っているのです。多分、国産サッシしか扱ったことがない日本のサッシ屋さんやリフォーム屋さんでは、こうした気遣いをして交換してくれるところはないでしょうね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018.04.22
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本日、東京のお客様に発送した浴槽エプロンの固定部品とリベット、それを装着する為の工具(リベッター)が届いたという連絡を頂きました。リクシル(LIXIL)の浴槽側面に装着すべきエプロンが、固定用部品が破損した為にグラグラした状態でお困りだったので、補修する為の部材一式を当社から購入して頂きお送りしたのです。勿論、やり方や使うべき材料のサイズ・種類などもお客様にお教えして、ご自身でやってもらいました。多少打ち間違いはあったようですが、写真のように見事にリベットを打ち込んでエプロンに固定用部品を装着出来ました。全くの素人の方でしたが、上手に作業が出来たと思います。確かに大きな失敗をすると取返しの利かないこともありますが、まずは自分たちでやってみるということはいいことです。ただ、やったことないけど何とかなるだろうと楽観的に物事を考える人は、幾分か慎重さに欠ける処もあるでしょうから、本来であればプロの仕事を間近で観察して覚えるということからやるのが一番です。今回は、ぶっつけ本番ということで少し心配しましたが、お客様も慎重な方だったので、考えなしに作業をされるということもなくうまく仕事を完了して頂きました。エプロンが割れた部分も、お時間のある時に直して頂けるように詳細をアドバイスさせて頂きましたから、そのうち上手に補強をして頂けるものと思います。<関連記事>: 掃除屋さんが壊したらしい輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021.09.23
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先日、NETを見たというお客様から、輸入の水栓金具が水漏れしているので、修理をして欲しいという留守電が入っていました。状況を確認すると、ヤスダ・プロモーションのカリフォルニア・コレクションというシリーズの輸入水栓で、洗面の水栓金具の吐水口からポタポタと水が落ちるというトラブルでした。また、排水口のフタがうまく閉まらず、洗面ボウルに水が溜められないという不具合もありました。まず、水漏れですが、カートリッジ・バルブ(セラミック・カートリッジ)と呼ばれる止水パッキンが劣化している場合と、ゴミが付着して隙間が明いてしまっている場合の二通りの原因が考えられます。まずは、レバー・ハンドルの台座に内蔵されているカートリッジ・バルブを取り外して、それを分解・清掃して様子をみます。今回のケースでは、水側(向かって右)は直りましたが、お湯側では完全に水漏れを止めることは出来ませんでした。ですから、お湯側のバルブは新しいものと交換が必要です。そして、排水口のフタや排水口のリングを掃除して、再度取り付けをしてみましたが、ゴムのパッキン材が潰れているのか、ほんの僅かに漏れているようです。この場合、僅かな漏れですから、これをよしとして妥協するか、ポップアップのフタや排水のパイプセットを交換するしかありません。何れにしても、原因は明確ですから、解決策は見えています。そういう話をお客様に差し上げて一旦引き上げてきたのですが、実はこの方は11年前に私たちに相見積もりを掛けて、最後にはキャスケードホームという有名な輸入住宅会社を経営されていた設計士と契約されたお客様でした。でも、施工をした工務店はあまり上手に建築することが出来ず、今いろいろなトラブルを抱えていらっしゃいますし、契約した設計士が経営していた会社も倒産してしまい、専門知識が必要な修理をお願いする先もない状況となっていました。勿論、困って頼ってきている人を、昔のことで邪険にしたり、意地悪することは私には出来ません。だから、こうして親身になって修理・メンテナンスの相談に乗って差し上げようと思う訳ですが、家づくりにはお互いの心持ちや義理人情が肝心だということを改めて思い知らされました。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2016.09.07
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先日、鍵(キー)をなくしたというお客様のお話を書きましたが、昨日交換用の新しいキーシリンダーが到着しましたので、早速本日交換してきました。交換前と交換後のロック・シリンダーですが、やっぱり新しいと気持ちいいですよね。ただ、新しいタイプは、交換方法が少し違っていたので、交換に少々時間が掛かりました。さて、今回は、泥棒さんや空き巣に入られたという訳でなく、単にキーをどこかで1本失くしてしまったので、用心の為に新しいキーのシリンダーに交換したいというものでした。ですから、古いシリンダーには何ら問題はありません。スウェドア(スウェーデン・ドア)に付いているロックセットは、モーティシー・ロックと呼ばれる鍵で、通常の鍵とは頑丈さが全然違いますし、キー自体がディンプル・キーですからピッキングやこじ開け等をしようとしても相当難しいのです。そう、キーがなければこの玄関ドアは開けられないと言っても過言ではありません。(但し、ドアを破壊するなどの手荒な手口では、どうすることも出来ませんので、絶対大丈夫ではないですよ)まあ、取り敢えず、これでどこかでキーを拾って空き巣に入るなんてことは不可能になりましたから安心ですね。スウェドアに限らず、レクサンドーレンやシンプソン、ノードなどの輸入住宅のドアの調整やセキュリティ対策でお困りの方は、ご相談下さい。
2015.08.29
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こちらは、輸入サッシの網戸に付いていたコーナー部品。お客様から破損したので交換したいという相談がありました。ご覧のように網戸フレーム内に差し込む部分が、折れています。網戸のコーナー材の多くが、プラスチックで出来ていますから、経年劣化で割れてしまうことがあります。これと全く同じデザインのコーナー材は現在販売されていませんが、これと同じ網戸フレームに装着出来るものは手に入ります。納まりも全く同じなので、以前の網戸と変わらないものを作ることが可能ですから、心配は要りません。それにしても、こんな古いパーツが今でも手に入るなんて素敵ですよね。コーナー材だけでなく、網戸を取り外す為の取っ手や網戸を窓枠に固定する為の部品などもそのうち交換が必要になりますから、早めに調達して在庫しておくのもいいですね。網戸そのものや網戸部品は、20年もすると悪くなります。殆どのものは仕様やサイズさえ分かれば、交換・修理は可能です。家を常にいい状態にしておくことは、気持ち的にもストレスが溜まりませんから、メンテナンスはすごく大切だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021.08.03
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木造住宅を支える木の柱。木造よりも鉄骨やコンクリートで造られた建物の方がはるかに強いと思われる方も多いと思います。果たしてそうか?実験で野ざらしにしていたのでグレーに変色していますが、写真に写っているのは、在来工法で使う3.5寸角(約9cm角)と呼ばれる木材。私たち2x4工法の輸入住宅で使う2x4材を2枚合わせたものとほぼ同じ断面積になります。0.09m × 0.09m = 0.0081平方メートルしかない3.5寸角の断面に上から重しを載せて、どのくらい耐えられると思いますか?何と、25トン。材種によっての違いもありますが、すごいですよね。実は、木材は、このような圧縮の力に対するよりも引っ張りの力に対する方が更に強く耐えるのです。知ってましたか?在来工法の木造住宅は、地震の際にホゾと呼ばれる接合部が抜けてしまったり、よじれてそこがバラバラになったりする為に倒壊をするのですが、2x4工法はそれが起こらないように構造用耐力合板を外壁部分の2x4の柱材全てに張り付けて壁を1枚のパネルにしてしまいます。(在来工法でもこれに習って、合板等を張る場合もあるようです)そして、その柱の間隔は、在来工法の910mmに対して、日本の2x4工法では455mm、北米では406mm。つまり、壁となる部分に細かく均等に材木を入れるのが2x4工法の特徴でもあります。在来工法でもそうなのですが、窓のような開口部を少なくして壁を多く取れば2x4の家は強くなるのです。また、2x4工法では、力が加わる部分に、2x4材を2~4枚合わせて使うことも多いので、材積は、在来工法より15%程度増えるとも言われています。ですから、木造の2x4輸入住宅は頑強な構造と言えるのではないでしょうか。木材は、地震の揺れに対して柔軟ですから、更に素晴らしいと私は思いますよ。
2011.11.14
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本日、アメリカンスタンダード(American Standard)社製洗面水栓のメンテナンスに伺いました。レバーを回してお湯を止めても、ポタポタと蛇口から水滴が落ちてくるということで、アメリカから純正の止水バルブを取り寄せました。幸い建築時期と水栓の品番の記録がありましたので、写真で水栓の形状を確認しながら、適合するバルブ(止水パッキン材)を特定することが出来ました。お客様は当初地元の水道屋さんにお願いしたそうですが、輸入品は手に負えないとのことで断られたとのこと。そこで、私が交換部品を持ってお邪魔してきたのですが、バルブのネジが錆び付いて、固くて全く動きません。そこで、ご主人様と協力して、バルブのネジをようやく回すことが出来ました。15年もずっとそのままですから、そりゃ取付け部分も固着しちゃいますよね。ここで無理に回したりすると、下の水道配管の方を傷めてしまいますから、作業には慎重さと注意が必要です。これで水道管も水漏れしたなんてことは、洒落になりませんからね。今回不具合があったのはお湯側の方だけでしたが、正常な水の方も経年劣化してきていましたから、両方同時に交換しました。これでまた10年程度は問題なくお使い頂けると思いますが、半永久的な輸入の止水バルブでも長年の使用で不具合が起きますから、定期的に交換することをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.10.16
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愛知県のお客様から、トイレのドアのドアラッチを交換して欲しいというご相談を頂き、修理をしてきました。輸入のドアレバーは、クイックセット(Kwikset)製の内鍵付き。廊下側のドアレバーには、写真のように小さな穴が明いていますが、これはトイレの中で人が倒れたり小さな子供が間違えてサムターンを回して鍵を掛けて出られなくなった際に、外からロック解除用の専用工具をこの穴に挿して鍵を開けることが出来ます。(尚、ホームメイドでは、解除用の専用工具も販売しています)話が逸れましたが、ドアラッチの頭に付いている鍵爪が引っ込んだままになっていますので、ドアラッチを交換する以外修理する方法はありません。ただ、このドアラッチですが、写真のように四角い金属プレートが鍵爪の周囲に付いているように見えるのですが、実はこのプレートは飾りでドアラッチ自体はドライブイン・ラッチと呼ばれる頭が丸いタイプのものでした。ですから、修理に伺う際に用意したのは、ドライブイン・ラッチだったのですが、現場でフェースプレートを装着する為の彫り込みがドアにしてある状態を見て、急遽ラッチに付けたドライブイン・キャップを外して、車に積んであった手持ちのフェースプレートをドアラッチに装着してラッチの取り替え作業を行いました。こういうイレギュラーな状況は、修理・メンテナンスの時にはよくあることですから、ある程度臨機応変に対応が出来るように常に余分な材料や道具を持ってきています。説明書やマニュアル通りのことしか出来ない人もいますが、私たちのようなプロはいつも想定外を想定しながら現場に向かいます。お客様からメールでお送り頂いたドライブイン・ラッチの写真を元に部品だけを郵送していたら、恐らくお客様ご自身では交換がうまく出来ない状況になっていたでしょうね。(飾りのフェースプレートの写真も一緒にメールでお送り頂けていれば、フェースプレート付きのドアラッチを郵送しているでしょうが、ドライブイン・ラッチの状態の写真だけではそういうことは私たちも判別出来ません)輸入資材に知識がない素人のお客様でしたら、安易にご自身で修理出来るとは思わずに、まずはプロに依頼して勉強することが賢明かも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024.08.28
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愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシの現地調査を行ってきました。窓メーカーは不明ですが、おうちのほぼ全ての樹脂サッシが上げ下げ窓のシングルハングサッシ。新築から30年以上経っている状況で、殆どメンテナンスをしていないといった感じですから、いくつかの窓は開け閉めが出来ない状態でした。調査の為に全てのシングルハングの建具を外して、バランサーや両サイドのトップガイド、テイクウトクリップといった消耗パーツを確認しました。トップガイドやテイクウトクリップの方は、多少劣化はしている感じですが、まだ交換するまでではなく今回のメンテナンス対象からは外しました。さすがに15年程度が寿命のバランサーの方は、写真のようにバネが切れて吊りヒモが外れた状況になっていますから、交換が必要と思います。因みに、窓の開閉が出来るサッシでも、バネの伸び縮みが緩慢になってきていましたから、近い将来同様に切れてしまうのは明白です。バランサー自体は定期的に交換が必要な消耗部材ですから、今大丈夫だからと言ってそのままにしておけば、次々と不具合を起こします。今後のメンテナンス費用を最小限にしたいのであれば、思い切って一度に全部交換しておくことが一番です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.29
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10月25日にバイフォールド・ドア用のピボットという部品についてご案内しましたが、今主流となっているピボットは、こちらの写真。昔はピボットの先に、ガイドレールを走る為のローラー部品が付いていたんですが、今はわざわざローラーを用いないでガイドレールの溝に差し込むだけのものになっています。勿論、レールをスムースに動くように、プラスチックの白い頭が取り付けられているのですが・・・。まあ、こうした単純な部品の方が壊れにくいから、日本に輸入される折れ戸の部品も変わってきたんでしょうね。ただ、アメリカでは、ローラータイプもバネ組み込み型タイプも併用して売られています。北米でしか手に入らないこうしたタイプを無理に購入するより、代替え可能な標準部品に交換する方が賢い選択かも知れません。そうした方が、早く手に入って、お値打ちですしね。メンテナンスのやり方や交換部品の入手先さえ分かっていれば、誰でも簡単に点検・修理出来てしまうのが輸入住宅です。私のような輸入住宅のプロが近くにいないようなら、いつでも連絡して頂いて結構です。儲けはありませんが、お力になりますよ。
2013.10.28
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2x4工法の家でよくやるのが、屋根の下(小屋裏)を利用した部屋(ロフト)を造るということです。屋根ですから三角形の天井となる訳ですが、四角い形と違って子供たちには、大いに喜ばれますよね。でも、この時、気を付けなければいけないのが、屋根内部の結露なんです。キッチンやお風呂、洗面で出る温かくて湿気を帯びた空気は必ず上の方に上昇して、最後には屋根裏にまで到達します。そこで、冬場の寒さで冷えた屋根に接して、結露を起こすのです。また、屋根にスキマなく断熱材を入れてしまうと、外壁や軒下からの通気を阻害してしまって、壁体内結露防止の為の通気工法が機能しなくなってしまうという問題も生じます。そこで、私たちは独自の施工を考えました。これは、どこのハウスメーカーもやっていないやり方です。セルロース断熱材のような吸放湿性のある素材を一種の壁のように使って、緩やかな中気密の空間を造ります。勿論、部屋として使いますから石膏ボードを貼ってドライウォールで仕上げてもらっても構いません。ドライウォール自体、水分は通しませんが、湿気のような空気は流通させることが可能だからです。そこで、重要なのが屋根と断熱材の間に、通気層を作ってそこの空気を棟換気で逃がしてあげるということです。ただ、この通気層を確保する為のスペーサーを考えるのには相当私たちも苦労しました。それは、断熱材に押されても通気層がつぶれないといった強度が必要ですし、湿気を通す為の吸放湿性といった機能も必要だからです。また、セルロースを押さえる為のメッシュシートも、強度や通気性が必要になります。そういうことをクリアしなければ、屋根やロフト天井の結露は解決できません。つまり、耐久性のある家はできないということです。こんなことまで考えてるマニアックなビルダーは、いないだろうなぁ。「ホームメイドの資材紹介」ブログ関連記事:換気棟 ~ 大府 N邸 ~http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/201002210000/壁にやるなら、屋根にもね http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200909290000/屋根裏の結露は、将来必ず問題になる! http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200801070000/
2007.09.01
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今日は、揖斐郡にてヤスダプロモーション製輸入洗面水栓を修理してきました。地元の水道屋さんやリフォーム屋さんからは、輸入ものは触れないと断られたそうで、はるばる日進市から伺いました。そうは言っても、高速に乗れば1時間半くらいですから、然程の距離ではありません。先日も武蔵野市に伺いましたから、それに比べれば平気ですね。今回は、水漏れを起こした止水パッキンのカートリッジバルブの交換と排水ポップアップの修理です。いつものことですから、難なくこなしたと言いたい処ですが、洗面ペデスタルは裏にある給排水の配管を触るのがすごく大変なんです。狭くて手や指が入らないし、インチ対応の特殊な工具がないと部品を取り換えることが出来ません。(幸いそういうマニアックな工具類は、ある程度持っていますが・・・)本当なら30分程度で作業が終わる処でしょうが、2時間近く掛かってしまいました。まあ、それでもちゃんと水漏れも直りましたし、排水口のフタも開閉出来るようになりました。そりゃ、やったことがない輸入の水栓金具の修理なんて、普通の業者さんはやりたくないですよね(笑)<関連記事>: 今度は、これも (2021年3月6日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021.03.23
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ヤスダプロモーションの洗面ボウルに取り付けられた同社の水栓金具が水漏れを起すようになったので、新しい水栓に交換した際の写真です。ワンホール・タイプのモダンな洗面水栓ですが、以前の水栓とデザイン的に似たものでしたから、雰囲気を壊すことなく交換出来ました。不具合のあった水栓金具は、カートリッジバルブが悪くなった為に吐水口から水がポタポタ落ちるようになったのですが、水栓の下から出ていた給水・給湯のステンレス製フレキ管の根元からも漏れていたようです。ただ、水栓本体からフレキ管を外そうとしても、ビクともしない状態で、このままでは洗面ボウルに明けられた穴から2本の管を取り出せないということで、そのうちの1本を切断しました。また、水栓とボウルとが接する部分から下へ水が落ちないように水栓の下にコーキングが入れられていました。確かに心配する気持ちは分かりますが、そうした施工は反って隙間を作ってしまったり、交換に支障をきたしたりしますから、下手に防水しないことが大切です。水栓金具の下には、防水用のパッキン材が付いていますから、しっかり取り付ければ、それだけで十分防水出来るようになっています。恐らくフレキ管もコーキングのようなものも使われていて、外せなかったのではないかと思いますから、施工マニュアルにないことは極力やらないという姿勢でいて頂きたいと思います。でないと、交換作業は余分な時間と手間が必要となります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022.03.10
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以前レンガ・タイル(カルチャード・ブリック)を張った輸入住宅に取り付けられた輸入のアルミクラッド・サッシのまわりで長年漏水していたのが原因で、シロアリまで発生していたという記事を書きました。その後、シロアリ及び黒アリを駆除した上で、窓の復旧が完了しましたので、お知らせします。写真で見て分かる通り、何事もなかったかのような窓の外観ですよね。窓の木枠の腐れや虫食いは、結構なものでしたが、表面的に損傷しているのが分からないという状況でしたので虫食いの補強や駆除をしっかりした上で、そのまま元の窓を使いました。原因は、窓の周囲のレンガ・タイルにクラックは入っていたり接着剤のモルタルから水が染み込んで中に入り込んだことです。ですから、本来であればカルチャード・ブリックを全部剥がして防水施工をやり直すのが一番ですが、予算や大掛かりな工事となることを避けたいお客様の要望もあって、最低限今後窓に損傷が発生しないように一時しのぎの工事を行いました。つまり、水が窓の上や横から入らないように水切りを入れたり防水紙を回したりしてリスクを軽減し、腐らない人工木材で下地や化粧をすることで、万一水が入っても大丈夫なようにしてあります。また、万一入った際でも水が抜けていくように、水抜きも作ってありますから、窓に関しては問題が発生しにくい状態に出来たと思います。ただ、これは本当に今やれる最低限のことですから、カルチャード・ブリックの外壁に問題が発生した際には、完璧にやり直すことが求められます。関連記事: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い(2)
2014.05.21
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ドライウォール下地をしっかり造るには、専用の道具が不可欠です。道具がなければ、正確な施工が出来ないですから、自ずと間違った材料ややり方をしてしまい、「なんちゃってドライウォール」の輸入住宅が出来上がります。写真中央にある黒くて長い棒が、バケツに立て掛けてありますが何だか分かりますか?これは、オートマティック・テーパーと言う道具です。通称バズーカと呼ばれますが、筒状の下の方にロールになった紙のジョイント・テープを取り付けます。そして、バズーカの右手に見える手押しポンプを使って筒の中によく練った天然石膏のパテ(コンパウンド)を流し込みます。それが完了するといよいよ石膏ボードのジョイント部分にテーピングをするのですが、この道具があれば、専用の紙テープと石膏パテが同時に出てきてテーピング処理を一度にやってしまうのです。これを使わないでドライウォールをやってますというのは、モグリですね(笑)写真のバックに写っている壁が、そのテーピングを施した状態のところです。でも、これで下地工事が完了する訳ではありません。その上から更に何度もパテを塗り込んで、ジョイント部分を更に美しく、更に強くしていくのです。一度にたくさんのいパテを載せれば、もっと簡単に早く出来るとお思いになるでしょうが、そうしてしまうと石膏パテの中の方がしっかり乾燥せず、柔らかな状態のままになります。薄く何度も塗ると強くなるというのは、実は塗料も同じです。外壁の塗り直しで、塗装を厚塗りして一度しか塗らないという塗装業者さんもいるようですが、実はそれは手抜き工事なんですよ。ドライウォールも塗装も手間を掛けたら掛けただけ、丈夫で強い状態が生まれるということを覚えておいて下さいね。
2014.02.20
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幅木や廻り子などの枠材が付いた状態で、壁をパラペイントなどの水性塗料で塗装する際、枠材に塗料が付かないようにマスキング・テープで養生します。面倒だからと言って養生を怠ると、塗料が枠材に付いて後から直すのに余計に手間が掛かります。ただ、塗装が終わってマスキング・テープを取ろうとする時、マスキング・テープに付いた塗料と壁や天井の塗料とがくっついた状態になっていますから、勢いよくテープを剥がすとせっかくの壁や天井の塗装も一緒に剥がれてしまうなんてことがよくあります。ですから、私たちは塗料が乾き切る少し手前の状態の時にテープを剥がすようにするのですが、なかなかそのタイミングが分からない場合もあるでしょう。そんな時は、幅木や廻り子と壁や天井とが接するラインにカッターナイフを入れて、乾いた塗料を切っていきます。そうするとマスキング・テープがきれいに剥がれて、素人の皆さんでも美しいドライウォールが施工出来ますよ。ビニール・クロスの壁を塗装してドライウォールにする場合でも同じですから、試して下さいね。新築やインテリアのリフォームをご計画の方は、お問い合わせ下さい。
2015.06.08
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アルミクラッドの木製輸入サッシなのに、ガラス付近が結露を起すという輸入住宅にお住まいのお客様から、屋根裏の状況写真を撮ってもらいました。屋根を支える屋根垂木(たるき)と呼ばれる材木と屋根材の下地となっている構造用合板と接する部分に黒い染みが出来ているのが分かりますか。また、垂木には水が流れたような跡がありますし、垂木の一番高いところが更に黒く変色している状況です。こうした状況は、普通雨漏りと判断しがちですが、実際は室内の暖かい湿気のある空気が屋根裏まで上昇して、寒い冬の屋根付近で水分に変化することで発生する結露の場合が殆どです。その証拠に夏場はいくら湿気が多い空気であっても、屋根裏が水(雨)で濡れている状況はありません。(湿気でジメジメはしていますが・・・)こういう場合、暖かい空気を外に放出できる換気棟を必要量設置することで解消することが可能です。ただ、このおうちの場合、グラスウールの断熱材が密閉された袋に入っていない露出した状況ですから、湿気や水分が入って使い物にならないかも知れません。恐らくこの断熱材は、24時間の換気装置を屋根裏の熱からカバーする為に設置されたもののように思いますが、アルミの気密袋に入れる意味がなくなっています。まあ、私たちならセルロースや天然羊毛を断熱材に使いますから、吸放湿作用を働かせる為に逆に断熱材を極力露出させますが・・・。何れにしても、このまま屋根裏の結露を放置すれば、合板や垂木、断熱材が傷んでしまい、交換を余儀なくされますから、早めに対策をしなければなりません。こういう住宅は、実は日本に相当多いというふうに思っていますので、機会があれば小屋裏を覗いてチェックして下さい。この問題は、木造でも軽量鉄骨でも起こります。今なら染み程度の汚れだけで済むかも知れませんよ。お困りの方は、お問い合わせ下さい。
2014.10.20
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デッドロックのラッチ・バーが露出しているのが、分かりますか?せっかく防犯性の高い輸入のデッドロック(デッドボルト)を使用していても、ドアの隙間からラッチ・バーが露出していては頭隠して尻隠さずになってしまいます。このラッチ・バーを金ノコで切断したり、バールでこじ開けて破壊したりすれば、簡単に空き巣は侵入してしまいます。そこで、ここを固い金属のガードプレートで覆えば、セキュリティ効果が断然上がってきます。アメリカの家は、ドアが内開きの為、このラッチ・バーが露出することはありませんが、日本の玄関ドアは外開き。ですから、ラッチ・バーを隠す戸当りが室内側になってしまいます。屋外側にはラッチ・バーを隠すものが存在しないので、写真のように誰の目からも見えるようになってしまうんです。こうしたことは輸入住宅だけとお考えの方もいらっしゃると思いますが、国産のアルミドアに付いている隙間ガードは、薄いアルミの板で出来ていますから、簡単にバールでこじ開けられてしまいます。ガードプレートは、非常に簡単で安価な材料ですが、これがあるかないかで侵入リスクが大幅に減りますから、損はないですよ。輸入住宅の防犯やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 輸入玄関ドアの安全対策 (2012年2月4日)
2015.12.21
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大阪にお住まいのお客様から20年程前に施工した輸入住宅でマーヴィン(Marvin)社の輸入アルミクラッド・サッシの調子が悪いというご相談を頂きました。それは、スライディング・パティオ・ドアと呼ばれる掃出しサッシなんですが、それの網戸(Screen Door)の下に付いている戸車の動きが悪くなってきたそうです。通常、戸車は金属かプラスチック製のローラー(滑車)が付いていて、それが経年劣化で破損したり歪んだりするのが原因のようです。現在、お客様には他の不具合がないかもご確認頂くようにお願いしておりますが、それが出来次第メーカーに部品供給が可能かどうか連絡をしてみるつもりです。でも、この戸車だけの不具合であれば、それ程問題なく部品が手に入るような気がします。それくらい北米の窓メーカーは、古い部品の供給体制がしっかりしていると言っても過言ではありません。ただ、特殊な部品や会社自体がなくなってしまった窓メーカーのものなどは、手に入らなくなることもありますから、注意が必要ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015.11.18
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20年前に輸入住宅を建てさせて頂いたお客様の処に伺ってきました。何でもこの冬に雨が降ると、3階にある部屋のドアの上枠から水がポタポタ落ちてくるらしいのです。昨日は朝から強い雨が降ることもあり、お昼過ぎに伺えばその様子が見えるから来て欲しいと言われ、早速状況を確認させて頂きました。でも、雨がしっかり降ったにも拘わらず、何故か雨漏れはどこにもありません。お客様も不思議に思っていらっしゃる感じでしたが、経験上私は雨漏れではないことにピンときました。そう、これは屋根裏空間の結露ではないかと思います。冬場は外気が冷たく、屋根の表面はひどく温度が低くなります。逆に室内は加湿器や暖房を入れて、高温で湿気が多い状況となり、その空気は上へ上へと上昇し、最後には屋根に近い屋根裏にまで到達します。そこで低い温度の屋根の裏側に触れて、湿気が水分に変化する結露が発生し、天井の際からや壁の中を伝ってドア枠から出てきたのではないかと思うのです。こうしたことが雨漏れのように私たちの目に見えるようになるには、それなりの時間が掛かります。それは、屋根裏が天井板で塞がれて見えなくなっているからです。そうした水分が天井の石膏ボードに染みて、カビが生える状況になる為にはある程度の時間を要します。つまり、不具合が蓄積されているという状態にある訳です。昨日は雨が降っていましたが、気温は名古屋で16度もありましたから、屋根は冷えておらず結露が発生する条件にはなりません。勿論、私の推測が間違っている可能性だってあるかも知れません。その為に、出来るだけ早く天井の一部を開けて、天井裏の状況を確認すると共に、屋根からの雨漏れがないかもチェックする必要があると思います。輸入住宅の雨漏れトラブルを疑っていらっしゃる皆さん、構造が腐る前にちゃんと原因を調査して適切な対策を打つことが大切ですよ。<関連記事>: 屋根裏及び屋根裏部屋の結露対策(1) 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018.03.06
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現在、ホームページのリニューアルに向けて奮闘中。トップページは、こんな感じ。爽やかでしょ~。写真の入れ替えや文章の再校正、記事の追加など結構やることいっぱいですぅ。今回のリニューアルは、マイナーチェンジなんですが、実は大きく変わる部分があるんですよ。そこんとこは、アップされたら確認して下さいな。気付く人は、「アッ!」と思うはずですよ(笑)NET環境は、日進月歩。それに対応して、HPも手を入れていかないと古臭いHPになっていきますからね。やっぱ、野菜もHPも新鮮が一番です。月末くらいには、新しいホームメイドのHPがアップ出来ると思いますので、どうぞご期待下さいませ。
2012.09.08
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自宅から出火してお隣の住宅が類焼してしまったり、台風や突風で自宅の屋根瓦が飛ばされて、お隣の家に被害を与えてしまったりした場合、皆さんはどう対処しますか?良心のある多くの皆さんは、自分のところの火や物が落ち度のないお隣に被害を与えてしまったのだから、修理や建て替えの費用を何とかしなきゃいけないと思いますよね。そう、それが人情というものです。でも、民法上では、自然によって引き起こされた被害や故意による火災でない場合は、実は損害賠償する責任はありません。ただ、道義的責任やご近所付き合いの為に、補償をしなきゃいけないと考える人もたくさんいるんです。特に、人間的な繋がりの強い地方や地域であったりすると余計にプレッシャーが掛かってくるものです。「あんたの家から飛んできた瓦が当たったんだから、・・・」なんて言われると自分の責任だと思っちゃいますよね。ただ、普通の火災保険に加入しているだけだと、自宅の損害については補償の対象になるんですが、隣家の分まで保険が使えるかと言えば、そうではないのです。そう、民法上の責任がないですから、保険会社も支払いの義務を負うということはないんですね。そんな時、最近の火災保険には、「類焼損害・見舞費用特約」というオプションが組み込めるものがあることを覚えておいて下さい。住宅ローンを組んだ際に金融機関から加入を勧められる火災保険では、こういう特約があるということをろくに説明もされませんから、見過ごされることがよくあります。だから、こういうことでもプロのアドバイスが必要なんですね。勿論、特約を付ければその分費用も発生しますから、プロの意見を聞きながら、地域の事情や自分たちの考え方、懐具合によって総合的にご判断頂くようにして下さいね。 因みに、私は建築屋であって、保険屋ではないですからね(笑)
2014.03.30
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精度の高いカナダ製の外壁用レンガ。当然の如く、製品自体の直角もしっかり出ています。こうしたレンガですから、垂直に積めば必ず水平のラインも自ずと出てきますが、もし少しでも垂直でなかったら、当然横方向のラインも傾いてくる訳です。逆に、水平にきっちり積まれたレンガ積みであれば、自然とレンガ外壁は垂直になるのです。精度が悪いレンガや技術のない職人の場合は、これが出来ないですから、デザインの素朴さだけが売りとなります。コーナー部分から見たレンガ外壁の美しさは、全てが揃わないと出来ない仕事だと言えるのです。それにしても、赤レンガは格好いいですねぇ。
2013.05.17
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輸入サッシ、マーヴィン(Marvin)は輸入住宅で使われている代表的な窓のひとつです。20年近く前の輸入住宅ブームの時から施工されていますので国内でも多くのユーザーがいると思います。今回、愛知県西尾市と奈良県五條市の方から、網戸の固定用部品「スクリーン・ピン」を分けてもらえないかというお問い合わせを頂きました。奈良の方は、新築した時の工務店が倒産してしまい、お願いするところがないという切実な状況です。写真は、その方からお送り頂いたものですが、透明だったプラスチックの部品が黄ばんでしまい、その根元あたりは割れが見受けられる感じです。こうなると、内部に仕込まれた小さなバネも折れてしまったりして、このスクリーン・ピンは、遠からず網戸から脱落して固定の用をなさなくなる恐れが生ずるでしょう。輸入サッシの部材の多くは、樹脂や金属で作られていますから、その耐用年数は10年程度。部材を都度交換することで、適切な機能を果たしてくれますが、それを供給出来る工務店やビルダーがいないのも現実です。そんな方には私たち ホームメイドが出来る限り対応しますが、まだ新築して頂いた建築屋さんがいらっしゃる場合は、長くお付き合いが出来るように、いつもコミュニケーションを取って頂くことが重要です。1個100円程度の部材でも、それがなければ数千万円のおうちがどんどん悪くなって、価値がなくなってしまうのですから・・・。
2013.07.22
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輸入の掃出しサッシは、ペアの強化ガラスが採用されているせいか重量も100kgを超えるものが少なくありません。そういった掃出しサッシのドアを開閉するには、少し力も入ります。だからと言って、写真のように樹脂製のハンドルが割れてしまうということはないように思うのですが、実際にはハンドルの破損は少なくないのです。確かに10年以上使っていれば、樹脂の劣化もあるとは思いますが、それ以上にドアの開閉が固くなって、それを無理に動かそうとしてハンドルに負担が掛かってしまうという原因が大きいのではないかと思います。掃出しサッシは、開口部が大きい為、サッシの両袖の部分に大きな垂直荷重が掛かります。その為、サッシの下枠が「への字」に湾曲するなんてことが起きるのです。そうなると、可動するドア下が水平でなくなりますから、ドアの開閉がスムースにならなくなるのです。また、掃出しサッシの上枠にも建物の重量が掛かるような場合、上枠が下がってドア上に当たってくるなんてことも起きますから、これもドアの開閉を固くする原因となります。ドアの戸車にゴミが付着したり、戸車自体が摩耗するなんてことも掃出しサッシの開閉を阻害する要因になります。ハンドルの破損は、いろいろな要因が重なって不具合になっているかも知れませんから、私たちのようなメンテナンスの専門家に見てもらって、原因と対策を明確にしておくことが大切です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018.08.16
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こちらは、古いミルガード(Milgard)社製ケースメントサッシの開閉金物部分のアップです。建具(障子)部分のペアガラス内にも錆びがあり、その樹脂枠にも汚れと結露が混ざって乾いた跡が見受けられます。また、左右にスライドするウィンドウヒンジやオペレーターといった部分にも随分ホコリやゴミが散見される状況です。こんなに汚れが溜まった状況では、窓の開閉がうまくいかないのは皆さんでもお分かりでしょう。最近の輸入住宅は高気密・高断熱。冬は暖房、夏はクーラーを使い、殆ど窓を開けないというご家庭も多いと思います。でも、そうすると建具と窓枠との間に雨や湿気が溜まるばかりか、外の砂や枯れ葉、排気ガスの油なども入り込んだまま抜けなくなります。因みに、製鉄会社がある愛知県東海市などは、鉄粉も飛んできますから新築後まもなくでもサッシの塗装の劣化や金物の錆びなどが発生します。家の中の掃除をこまめにするというお客様でも、窓を開けてサッシの金物部分まで掃除をするという人は殆どいません。こうした手入れをしないまま窓を使い続ければ、窓の金物がスムースに動かなくなるばかりか、錆付いてギアなどが欠損したりもしますし、建具の水平・垂直に狂いが生じサッシが閉まらなくなったりします。輸入サッシは不具合が起りやすいなんて話をする人がいますが、それはご自身が手入れをしていなかったことを棚に上げているだけのこと。小さなハケや歯ブラシを使って細かな処まで掃除をした後に、シリコンスプレーを可動部に差してあげれば、そう簡単には悪くならないのが輸入サッシです。勿論、長く使っていると防水処理が切れてきたりしますから、そういう時には私たちのような専門ビルダーに相談して、処理のやり直しをしてもらうようにすれば、ペアガラスの曇りや結露のトラブルも回避出来ます。今回の台風が去ったら、窓を開けて掃除をしてみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019.07.27
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こちらは、先日鍵の交換・修理を行った名古屋の輸入住宅のアイアン製門扉。手づくりの門扉で重厚感もあり、なかなか美しいデザインです。工場で修理した後、元の場所に取付けしたのですが、お客様からレバーハンドルの調子が悪いので見て欲しいと言われました。確認してみると、ハンドルを鍵の心棒に固定する為のめくらネジがなくなっているではありませんか。小さなネジですから外れてなくなってしまったのかも知れません。きっと長年使って錆びてくれば、ネジも穴から抜けなくなるのでしょうが、新しいうちは仕方ないのかも知れませんね。門扉の加工・修理をしてもらった私の知り合いにお願いして、めくらネジを再度入れて頂きました。めくらネジは、門扉に限らず輸入住宅のドアノブ・ドアレバーにもよく使われますので、ドアレバーがガタついて緩いと感じたら六角レンチで締め直したり、めくらネジを新しいものと交換したりしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019.08.20
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沖縄のお客様からキャラドン(Caradon、CWD)社のダブルハングの不具合についてご相談を頂きました。ダブルハングサッシの両サイドには、サイドジャムと呼ばれる樹脂製のレール部材が付いているのですが、そこに割れが入ってきてしまったというものでした。写真のように割れてしまうと、恐らく下窓を上げ下げする際に引っ掛かってきて、建具の可動がスムースに行かなくなっているのではないかと思います。取り敢えず、このくらいなら使えるだろうとは考えていらっしゃると思いますが、この割れが酷くなると建具の固定が不安定になったり、上げ下げに支障をきたしたりする恐れがありますから、放置するのは危険です。ただ、キャラドンというメーカーは、既に存在していませんし、そこを吸収合併したプライジェム(Ply-Gem)というサッシメーカーもアフターサービスは基本してはくれません。サッシメーカーが存続している状況であれば、ジャムだけを交換部材として取り寄せることも可能ですが、今回はそうは行きません。違うサッシメーカーのものを装着するというのは、建具の形状がメーカーによって違うので不可能ですから、シエラ・パシフィック社のアップグレード・キットを使って、ジャムと建具とを一緒に交換する以外に方法はありません。また、この場合窓枠そのものはそのまま使いますから、その窓枠に入るように詳細寸法を調査・計測する必要があります。でも、それが出来るのは日本でもホームメイドだけだと思いますので、沖縄に名古屋から出張しない限り修理・メンテナンスは難しいというのが現実です。ただ、それを行うと見栄えは変わらず、窓の開け閉めも新築時と同じように出来ますから、お金を掛けてやるだけの価値はあるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020.12.19
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大阪府のお客様から調達を依頼されたロック金物がいくつか入荷しました。取り付ける輸入サッシは、ローウェン(Loewen)社製のケースメントサッシ。ただ、入荷したもののうち、写真の2つに不具合が見付かりました。1つは金物の裏ブタが外れ、その中から細い針金のような部品が飛び出してきました。もう1つは、鍵を引っ掛ける為の黒いラッチ部品がロックレバーから外れていました。こうなると、元に戻したとしてもまた外れてしまいますから、海外メーカーにクレームを言って交換してもらう以外方法はありません。梱包されていた箱にもダメージはありませんでしたし、梱包等のテープを剥がして中を開けられたような形跡もありませんから、出荷よりも前に既に不具合があったと考えるべきです。北米の製品ですし、もしかしたら中国等で製造されたものかも知れませんので、日本のような出荷前検査などはないんでしょうね。ご依頼頂いたお客様には少々お待ち頂く必要がありますが、こういう場合に対応する為に私共のような人間がいるんです。だって、お客様自身で手配したものがこうなっていたとしても、私共のように冷静に対処して問題解決するなんてことは出来ないですもんね。価格ばかりに目を向けるお客様が多いですが、何かあった時の対応やアフターサービス、今後のサポートといった観点から考えれば、私共のような専門家の役割は大きいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.10.31
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岡山県のお客様から、引き違いサッシのクレセント・ロックの入手を出来ないかとの問い合わせを頂きました。輸入窓は、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。写真がそのクレセント・ロックですが、白かった塗装が少しベージュっぽい色に変色して、塗装も随分剥げています。材質は鉄の鋳物で固いのですが、衝撃に弱く鉄のように粘りもありません。ですから、継続的に無理な力が加わると、曲がるのではなくこちらのロックレバーのようにポキッと折れてしまいます。折れた原因は、恐らく左右の建具の噛み合わせ位置が悪く、回転するクレセント・ラッチとロック・キーパーが正しい位置関係になっていないのだろうと思います。その為、無理に鍵を掛けなければならず、その力で突然レバーが折れてしまったということでしょう。ロック金物を交換するのはいいのですが、左右の建具の建て起こしを調整しなければ、そのうちまた壊れてしまうかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.07
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静岡県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシ等の修理調査を行ってきました。輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella )製のアルミクラッド木製サッシ。27年前に建ててから、サッシに特別メンテナンスらしきことをしてこなかったということで、複数箇所で不具合が発生していました。写真は、ベランダのスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)ですが、ドアの建具だけでなくフローリングにも雨水が染み出してきたそうです。こういう場合、ドアの方はガラスの周囲から雨が建具内に浸入して、木部を劣化させたことが原因です。フローリングの上に水が染み出してきたのは、ベランダの床防水の立ち上げが不十分で、サッシ枠の下から雨が構造体の方に入っていくことがあったのだろうと思います。それは、通常の上からの雨では起こりませんが、風や雨が横殴りとなるような場合に、ベランダの床に溜まった水が掃出しサッシ側に吹き上がってくるということで起こります。ドアについては、今月20日くらいまでであればペラが注文を受け付けてくれるということですから、交換建具をオーダーすることになると思いますが、こちらの製品はプロラインシリーズでも初期型のものである為、既に製造は中止されており、現行の新しい規格のものに交換することが可能かどうか互換性を早急に確認する必要があります。フローリングへの雨漏れについては、ベランダのFRP床防水の範囲を広げ、ドア下の敷居までしっかり防水処理すれば、今後発生することはないでしょう。但し、ドアのレール部分に砂やホコリが溜ってしまえば、レール部分から雨が吹き上がってくるような時に、ゴミが邪魔して雨水を外に排水出来なくなりますから、普段の掃除が重要です。ペラが国内の市場から撤退するまで1週間程度しかありませんが、それまでにやれることは出来るだけやりたいと思います。勿論、お客様からご依頼を頂いたものだけになりますが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.14
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岐阜県のお客様からお預かりした輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)が、建具屋さんから戻ってきましたので、木部塗装を行いました。輸入窓は、マーヴィン(Marvin)製のセーフ-T スライディング・パティオドアという随分前の廃番製品です。マーヴィンが日本から撤退する数年前には、ドア自体の製造だけでなく交換部材の供給も全てなくなってしまった掃出しサッシでしたから、私共が自力更生で直す以外方法はありません。こちらのドアは、空き巣にバールのようなものでこじられたのか、ハンドル側の木枠に大きな割れが入ってしまい、片側の側枠全体を作り直したのですが、ドア枠の形状が複雑で木の加工やアルミの外装カバーの取付けが相当大変だったようです。写真は、ティンバーケアでドア木部の防水塗装を行った後の状態ですが、まあまあきれいに塗装が出来たのではないでしょうか。新しい木枠の部分は、多少色が薄い感じもしますが、今後日焼けなどしてくれば他の木枠の色と馴染んでくると思います。これから、このドアを裏返しにして四方に輸入の防水テープを張ってから、外してあった既存の強化ペアガラスを装着したら、あとは押縁を取付けて最後にガラス防水を行います。こうやって記事に書くとすぐに完成しそうですが、万一間違ってしまうと廃番故に取返しが付きませんので、慎重に少しずつ作業を進めていきます。年末ももうすぐですから、皆さんも防犯対策をしっかりして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.22
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神戸のお客様から輸入の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵がおかしいというご相談を頂きました。窓メーカーは不明のようですが、頂いた写真からすると汎用性のあるロック金物が付けられているようです。こちらの金物は、ハンドルに付いているロックレバーを下げるとロックラッチ(鍵爪フック)が中から飛び出してきて、鍵が掛かるという仕組みです。お客様曰く、レバーを下げてもロックラッチが出て来ない状態で、鍵が掛からないという感じだそうです。こういう場合考えられるのは、ロック金物に内蔵されている小さなバネが劣化して外れてしまい、バネで飛び出したり引っ込んだりする機能が正常に作動しなくなったのが原因です。今回は鍵が掛からないということで窓の開閉は出来る感じですが、これが逆に鍵が掛かりっ放しということになったりすると、外への出入りが出来なくなってしまい、生活に支障が出るかも知れません。ロック金物は、汎用部材だと思いますので、輸入すれば簡単に手に入れることは出来ますが、古い掃出しサッシということなら、ドアの建て起こしの調整やサッシの周囲の掃除などを行って、将来の不具合が起きないようにすることを考えてもいいように思います。勿論、そういう作業は、適切な道具や知識・経験が必要ですから、私共のような専門家に見てもらって、次からはご自身でもやってみるということが一番間違いないと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2025.11.24
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昨日に引き続き、名古屋市八事にオープンしたコーラー(Kohler)のショールームのお話を書かせて頂きます。今日ご紹介するのは、エプロンフロントシンク。ホーロー製のシンクですが、このようにシンクが前方までせり出してきています。こうしたデザインのシンクは、クラシカルな方向にもっていくのが普通ですが、モダンな男のキッチンといった感じで飾られていました。鶴首のワンレバー・タイプのシャワー水栓も太くてガッチリとしたデザインになっていて、しっかり感がありますね。最近のコーラーの水栓金具は、キッチンに限らず洗面用も大きめのものが主流になってきています。繊細でエレガントなものというより、輸入水栓としての存在感や使い勝手を意識したコンセプトなのかも知れませんね。さて、皆さんはこうした輸入キッチンのデザインをご覧になってどう思われますでしょうか。国産キッチンでは味わうことが難しいオリジナリティや存在感をご自宅にデザインしたいという方は、参考にして下さい。本物を見たいという方は、ショールームにお連れしますよ。<関連記事>: エプロンフロントシンク (2015年6月16日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017.11.10
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