与え続けること と 工夫すること

与え続けること と 工夫すること

2008.04.24
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カテゴリ: 本、雑誌から。
覚書チェストより。


この自顕流の稽古や郷中教育活動のの表面だけを見て、

「後輩は先輩に絶対服従だなんて、戦中のあの悪夢に逆戻りする気か」

なんて批判をする人がいる。そういう人は、物事の本当に上っ面だけしか見ていないんだと

思う。昭和20年、日本は戦争でアメリカに負けた。

戦勝国のアメリカは、「軍国主義的」と思われる全てのものに対して停止解散命令

を出してきた。でも郷中教育は、そんな外国の干渉に負けなかった。

なのに、敗戦後は外国ばかりか当時の日本人自身の中からも

「日本人のものの考え方が間違っていたから、間違いが起きたんだ」って、

それまでの日本人すべてを否定する動きが

いいものも悪いものの選別しようとしないで、とにかく、あらゆるもの全部だ。

郷中教育も、そういう風潮の中で伝統がとだえそうになった。

目上の人間を敬え? なに馬鹿なこと言ってる。

人間はみな平等だ。

先生も生徒も平等だ。

先輩も後輩も平等だ。

自分の権利はどんどん主張しないと、いいように丸め込まれるだけだぞってね。

その結果、どうなったか。

学校も社会もめちゃくちゃになってしまった。

それでようやくみんな気が付いたんだ。

昔から日本にあった「いいもの」まで捨ててしまってはいけないんだって。



たとえば、自顕流が人を斬りたくなる人間を育てているか?

違うよな。

自顕流には「刀は抜くべからざるもの」という教えが根底に流れていることを

習っている人間ならみんな心得ている。


つまり大切なのは・・・





世の中にはいろんな人間がいて、いろんなことを好き勝手に言っている。

その中の、何が「本質」かは自分自身でつかめ。

「自分の頭で考えろ」ってことだ。




置いてきたいいもの、気付いてほしい。





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Last updated  2008.04.24 16:23:58
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