与え続けること と 工夫すること

与え続けること と 工夫すること

2009.07.06
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カテゴリ: 本、雑誌から。






白神山地を源流とする赤石川だ。


川をさかのぼるように南へ進んでいくと


あっというまに山々がせまってくる。


川幅がせばまり、流れが速くなるころ、


赤石川沿いの一番奥の集落、大然(おおじかり)にでる。


さらに上流へ3キロほどいくと


ぽつんと現れるのが「熊の湯温泉」だ。


大然りの家々は吉川さんの家をはじめ、室町時代から、





そして村の男たちのほどんどが、代々マタギをしてきたという。


大然のマタギは600年以上の歴史があり、東北各地のマタギの中で


最も古いといわれる。






・・・・狩りは楽しみのためにやるのではなく、


生きていく上での重要な仕事であった。


とはいっても、マタギの人々は一年中、狩りにたよって暮らしてきたわけではない。


田んぼや畑をたがやし、炭を焼き、川魚をとり、山菜をつんで生活の糧とし、


狩りの季節になると山へでかけていく。


マタギとしての狩りは山里の暮らしの中にとけこみ、


脈々とうけつがれてきたものなのだ。・・・・・




・・・マタギの考え方では、昔から、





という合図として、せきばらいをし、さらに頭をさげることに。。。。


「山の神様」といっても今の時代はそのことばどおりに信じる人は少ないだろう。


だが、吉川さんたちマタギには


山をおそれうやまう気持のよりどころとして、


山のすべての生き物の命を司る、山の神さまが心の芯にある。







吉川さんは狩りにいき、誤って母ぐまを撃ってしまう。


残されたこぐま2頭をそだてることを決め、


途中、山にもどしてみるが


結局くまたちはもどってきてしまう。


吉川さんは、人になついたこの2頭が、万が一銃で殺されることを


考えて、自宅に頑丈な檻をつくり、この2頭が山の神様に召される日まで、


面倒をみることを自分に課す。


くまの子たちはもう立派な大人で、あと10年は生きるそうです。


去年の末の出版なので、もし、ここを訪ねたら、きっと


熊の兄弟熊吉と熊子に会えるでしょう。





息子にと図書館から借りてきました。


息子は小学校の図書室にあるといってましたが、


昨日の夜も今朝もそしてまた続きを学校で読んでいたらしいです。


そして読み終わった、、、らしい。


満足そうでした。くまはだれも傷つけていないし、殺されてもいない。。。。





もう一冊、「徳山村に生きる」という本も借りてきました。


これも息子に読んでもらおうと思って。





・・・・山手も徳山村も沈んだのだ。


ぼくが生まれ育ったところではないけれど、幼いころから知っていた。


だから、心が痛んだ。・・・・・順番にどんどん仲間たちが消えていった。




村をつぶしてまでも、そのエネルギーをえようとする人の生き方に疑問をもっていたい。


と作者はあとがきに書いていた。





つらいなあ。


木も草も、虫も動物も、つらいなあ。

















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Last updated  2009.07.07 00:29:59
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