ワインアドバイザーの食卓

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油5:風味濃厚胡麻油


そろそろ王道の油「胡麻油」を語らせて頂きたく存じます。

そもそも油に興味が全くない方が、油に興味を持つキッカケになるのは
ほとんどの方が胡麻油ではないでしょうか?

香りに気づき、この香りは何だと突き詰めてみたら胡麻油だった。
一人暮らしをした事のある方は特に、こんな経験したのではないでしょうか?

焙煎した濃厚な胡麻の香り、安いものもあるのでハマる方も多い。

そもそも胡麻油には、大きく分けて2種類あります
・焙煎していない、透明な胡麻油(上品な香り)
・焙煎してある、茶色い胡麻油(濃厚な香り)

たいていハマるのは、後者の方。

本物の胡麻油は、石臼などでゆっくり挽きます。
熱が出ると胡麻の風味が飛ぶからです。
だから、1日当たりの生産量が限られるので普通は高い。


「だったら、安く売ってるあの油は?」

この疑問を持った方、要注意です。

なぜなら(おそらく皆様が今使ってるであろう)その油は、
機械で高速で挽いているため、胡麻の風味が飛んでいます。
(残っているのは焙煎香)

そして胡麻を挽いたときに、普通残り粕が出ますが、
安いものは、粕が出ないように薬品で胡麻の皮を溶かしているのです。
(そんな薬品、体に良いと思いますか?)


薬品なんか使わない!
昔ながらの「へんこ」(頑固者)が作る胡麻油はこちら
京都山田の胡麻油(ビン) 275g
京都山田の胡麻油(ビン) 275g
どこが違うの?って思われる方
今お使いの胡麻油とこの胡麻油自体を、ペロリとなめてみて下さい。

一目瞭然です。

それでも分からない方は、危険です。
もっと食事のときに、よく見る、香りをかぐ、味わってゆっくり食べる
そんなクセをつけてください。

目も鼻も舌も、危険なものが体に入らないようにする為にあるのです。
目も鼻も舌も使わないのであれば、食事ではなくエサです。


この油は、揚げ物以外には色々合います。


ちなみに、この油の生産者「山田製油」さんは
2つの特選素材を出しています。

まず
山田 ぴりっとくるぜ ごまらぁ油
山田 ぴりっとくるぜ ごまらぁ油
芯のしっかりした、ラー油


そして
ねりごまの「 ごまねりねり 」です

元々の胡麻、胡麻油が良いのです。
いまさら説明するまでもない品かと存じます。

山田製油さんの胡麻製品は、基本的に香り、風味が良いです。
色々お試しくださいませ(^^)

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