Tapestry

Tapestry

エリザベス

「エリザベス」 12/27/2004

クリスマスの夜に映画「エリザベス」を観た。もちろん英語で。

ああいうヨーロッパの時代物と言うのは、本当に難しい。
歴史を知っていないと解らない部分もあるし,
何といっても、出てくる言葉が難解で古いのばかりだから。
しかも皇室ドラマだと尚更である。(←最初から言い訳がましい。^^;)

で、正直なところ、セリフもよく解らず、
ストーリーもいまいち理解出来なかったのだが、それでも面白かった。

エリザベスを演じたケイト・ブランシェットはすごい。
この映画で賞を貰ったのもうんうんと頷ける程、ハマリきっていた。
実際のエリザベス1世に、どことなく似ているらしいけど、
華奢で色白で、女性らしい美しさを保ちつつも、
あの威厳とクールで知的な雰囲気は、彼女にしか演じられなかったかも。
声の太さと迫力も、要素の一つかもしれない。

たくさんのお偉方男性の前で、威厳ある話し方が出来るのもすごい。
他の女優にあの話しぶりは、なかなか出来ないのではないだろうか。
たぐい希な女王としての才能が溢れているにも関わらず、
あの会議(?)の前に、鏡の前で練習をしているところにも、
女性ならではの可愛さも垣間見えて、微笑ましく感じた。

分かり難かったのは、女王の側室の面々で、一体誰が彼女の味方で、
誰が敵なのか。その点がなかなか理解できず、
処刑されて初めて、ああ、そうだったのか、などと思ったりした。(^^;)

もっと英国史に詳しければ、もっと理解出来たのだろうが。
この映画で、エリザベス1世や、皇室の歴史に少しは興味が出てきたので
ちょっと勉強でもしてみようかな、と言う気にもなった。
(実現出来るかどうかは未定。^^;)

日本語字幕でも、是非とも もう一度観たい映画だ。



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: