Tapestry

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とにかく怖かった~。舞台が場末のモーテルっていうのが映画「サイコ」を思い出すし、

大雨で八方ふさがりなのも絶望的だし、ひとりずつ順番に殺されていくのは、

「そして誰もいなくなった」みたいだし、サイコスリラーとしては、

とってもよく出来てると思う。


ストーリーのキーワードは「多重人格」、そう聞いてたから、なんとなく予想はついた。

でも、一体だれがその張本人なのかは、後半まで分かりづらかったし、

最後の最後でのオチ、あれは突然ふって沸いたようだったので、驚いた。

(鋭い人だと、お見通しだったかもしれないけど。^^;)


ただ、なぞ解きと言う部分では、ちょっと「へぇ~!そんなんあり?」と言う

不満が残るかもしれないけど。でも、ワタシ的には、こういう予想がつきにくい結末が、

かなり好みだし、ちょっと後味の悪さはあるけれども、

映画としては、とてもよく出来てるんじゃないかな。


余談だけど、登場人物全員が同じ誕生日で、それが5月10日だって言うのよね。

一日違いだと、ワタシの誕生日になるんだ。もし11日だったら、

怖くて夜眠れなかったかもしれないわ。ヨカッタ。


でも、舞台がネバダ州の砂漠、人里はなれたモーテルだったので、

ワタシが住んでるアリゾナともそっくり、状況が容易に想像できたので、それも怖かった。

こっちの雨って、一旦降り出すと、ホントあんな感じだからね。(寒)

もう、大雨の日に遠出はしないぞ~っ!

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