sakura san 2



「・・・何?」

「何だよノリ悪いな」
「何さ、また騒いで、また噂か何か?」
「そうそう、2組の山本達から聞いたんだけど、校庭の桜の木の下で・・・」
「知ってるよそれ、兄ちゃんも知ってたし、多分兄ちゃんの先輩も知ってたからずっと昔の伝説なんじゃない?」
「なんだよつまんない」
「それだけ?」
「いや、実行した奴らがいるんだよ」
「誰?」
「5組の松谷、知ってるよな?」
「ああ、あのブスね」
「それが5組の木村」
「ああ、あのハンサムね」
「に告ったらしいんだよ」
「それで」
「OKだって」
「へぇ、そりゃあスゴいな、こりゃ伝説を信じるしかないかな」
「お前本当にそう思ってるのかよ」
「眠いからよくわかんないな、思考回路がストップしてる。」


僕の学校には伝説がある
それは単純なものだ、この学校の校庭には春になっても絶対に花を咲かせない枯れた桜の木がある、その桜の木の下で、本当に好きな人に告白するとその恋は実る、というものだ。

「バカらしいよ・・・」

「そんなの」

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: