ディドリィム100.0




ディドリィム100.0

「欠片も全て集まったし、桔梗も殺したし」

空は何処までも深く紅く

「犬夜叉たちも無事殺して邪魔者無し」

血の匂いは何処までも濃く

「そして時間はかかったけど、人間も殺し終わった」

神楽は、で?と彼を振り返った。

「どうすんの、これから」

「・・・・・・何がだ」

「これからあたし達はどうするって聞いてんだよ」

返り血が頬にへばり付いて居るのに気が付き、擦り取る。

「後は何をすれば良いんだい?」

何処を見ても転がる死体、死体、死体。それは地表を全て覆いつくして居る。

奈落は黙って居た、そして手の中の完璧な形の珠を見る。

それは光を燈さない。

「・・・・・・・・・・・・・・・あたしには判らない、奈落」

神楽は疲れた表情で彼を見た、そして目を細める。

「それで、あんたは結局何がしたかったわけ?」

ぽつ、ぽつと雨の雫が地上に降り始めた。それは死体と、彼等に容赦無く叩きつける。

それは素早い瞬時の出来事だった、奈落が神楽を地に殴り付け、首に手をかけそして

「下らん質問は止めた方が身の為だぞ」

低い声で囁いた。

「・・・・・・殺すつもり?あたしを」

彼女は無表情に、それで居て穏やかに言葉を紡ぐ。

徐々に殴られてうっすら赤くなっていく頬が、生きていると逆に鮮明に証明して

「あたしが死んだら、あんたはひとりになるよ」

それはまるで白昼夢。

雨の勢いが強くなる。このまま何もかもを流して、いっそ何も無くなってしまえば良いのに と

独りよがりに彼女は思った。

「わしに不都合なことは何も無い」

「・・・・・・そうかよ」

「・・・・・・」

「・・・・・・。」


誰かに最も論理的な回答を求めます、此処から世界中へ。

わたしたちは一体本当は、何が欲しかったのでしょうか?

精確に、もっとも当て嵌まる回答を。





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