夢の世界を


結構これでも無理をして居たりする。
まぁあんたには判んないだろうけどね、とか軽く肩を竦めてみせたり。

あたしとあんたの関係は非常に滑稽だよ、奈落。
お互いにまぁ深いところまで突っ込んだり、優しいことばを掛け合ったりなんて
多分一生することは無いんだろうけどそうじゃなくて。
って云うか何だろう、とにかく笑っちゃうほど滑稽なんだ。

ずっと呼吸をして無い様な感覚に襲われることなんてしばしばだし
ただの性処理で体を重ねるときだってあんたはあたしを見ていないし
言っとくけどそれは嫉妬とかそうゆう物じゃないよ、多分。・・恐らくだけど。

そしてあんたはあたしの心臓をその手に持ってる。いつでもあたしを殺せるのさ
あれ、こういうの何て言うんだっけ?確か生き地獄、って云うのかな。
まぁ詳しくはあたしもよく判らないんだけどね。

なんかさ時々あたし思うんだ。あたしってちゃんと生きてるのかってさ。
ちゃんとあんたの掌の中で、あたしは元気に生きてるかい?
どうせ何時かあんたはあたしのその小さな命、握りつぶしちゃうんだろうけど
その時はさ、ちゃーんとやさしく終らせてくれよ。
ちゃんときれいに殺してくれ?
そして、その時はあたしだけを見ててくれよな。・・・なーんてね、
どうせ無理に決ってるんだろーけど。
さてと、今日はここら辺であたしの独り言はおしまい。
じゃ、そろそろ人殺しに往って来るな、めんどくせぇ。
あーあ、今日もちゃんと死なないでちゃんと生きて帰れるかなあ。



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