2003年08月14日
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今日は、本を紹介。
奥田英朗『延長戦に入りました』(幻冬舎文庫)
面倒くさいので、文庫本裏表紙の宣伝文(?)をそのまま書くと
「ボブスレーの二番目の選手は何をしているのかと物議を醸し、ボクシングではリングサイドで熱くなる客を注視。
さらに、がに股を余儀なくされる女子スケート選手の心の葛藤を慮る、デリケートかつ不条理なスポーツ無責任観戦!
<読んで・笑って・観戦して>三倍楽しい猛毒エッセイ34篇。
マジメな人には落とし穴、冗談の通じる人には爆笑本!」

・・・ちなみに、オビには「レスリングのタイツはなぜ乳首をだすのか?」とある。
奥田氏は、コピーライター、構成作家などを経て、現在「社会派サスペンス作家」(?)として活躍。

野球のネタも結構たくさんあるので読んでみて下さい。面白いです。

で、この本のなかに
「トップバッターの資質と学校の出席順」
という一篇がある。
内容を要約すると、
「トップバッターとはいやなものだ。必要以上のプレッシャーがかかるものである。
しかし、世の中にはこのプレッシャーに長年耐えてきた人がいる。
「ア」と「イ」で始まる苗字の方々である。
この人たちこそ、<50音順>という不条理に耐え続け、常に、トップバッターの大役を担ってきた精鋭たちだ・・・」
・・と言う具合。

たしかに、結婚式のスピーチやプレゼンを1番最初にやりたいと言う人は稀だろう。


学校生活では、思いのほか出席番号順はよくつかわれる。
音楽の歌やリコーダーのテスト、体育の各種測定、あとは注射なんかも・・・

この本のなかでは、実際、プロ野球では、「トップバッターの資質と出席番号順」の因果関係は全くなかった・・というオチになるのだが、
2003年のプロ野球を見るとあながちそうともいえない。
「ア」と「イ」で始まる名字の、1番タイプのバッター

阪神・・・今岡、赤星(新井、アリアス)
巨人・・・(阿部)
ヤクルト・・・飯田、稲葉、岩村
中日・・・荒木、井端、(井上)
広島・・・天谷、朝山、井生(新井、浅井)
横浜・・・石井琢、(相川)
ダイエー・・・井口、荒金、井手、稲嶺
近鉄・・・阿部真、五十嵐章
西武・・・(伊東)
ロッテ・・・井上純、今江、青野(天野、伊与田)
日ハム・・・阿久根、飯山、石本、井出(池田)
オリックス・・相川(板倉)

阪神、中日、日ハムあたりは実際、1番2番で起用されているし、
ヤクルトは3人とも今季1番を打っている。
今岡が3番よりも1番のほうがのびのびやっているように思えるのは、こういうところに原因があったりして・・とか、
赤星は1番のほうがもっと本領発揮するんじゃないかとか、
1番岩村はこういう意味では成功する可能性ありそうだ・・・
とか
気にしだすと結構面白い。

学校生活では出席番号順とともに、「背の順」というのもある。
そう考えると、シドニー五輪予選代表の飯塚とかヤクルトの石川は、すごい1番の資質があったりして・・・
(石川は169センチぐらいだから、一般人としてはそんなに小さくないけど)

それにしても、「50音順」の理不尽さは、どのぐらい感じているものなのだろうか。
僕は、サ行の名字なので、だいたい7番~14番ぐらいだった。
想像できないが、「ア行の名字でなくて良かった」と思ったことは少なからずあった。







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最終更新日  2003年08月15日 11時16分23秒
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