機動戦士ガンダムSEEDMEMORY

機動戦士ガンダムSEEDMEMORY

機動戦士ガンダムSEED~MEMORY~ 


しかし、この停戦条約によって、「ナチュラル」と「コーディネイター」の争いの火種が消えたわけではなかった。そしてC.E.73…








停戦条約を結んだこの世界は平和と思える日々が続いていた。新しいガンダムの開発を進めるザフト軍。新たな再建を目指すオーブ。新たな進歩を目指す地球軍。この3つの勢力で世界は保たれていた。ここ地球でも新たな進歩を目指し地球部隊が働いていた。人々は汗を流し最先端の技術を使い新しいガンダムを作っていた。そして、ここにも一人の少年がガンダムを搭乗することを誰よりも望んでいる青年がいた。茶色の髪で襟足は長く、もみ上げも長く髪が全体的に長い青年がいた。彼の名前は『リン・アーカー』。父はガンダムに搭乗し地球の為に働いている『ククスカ・アーカー』という。母親は『ミミル・アーカ』といい、街の中では評判の良い女性だ。髪は長く茶色だ。瞳の色は青色で顔立ちはよく、服も新しく青く長いスカートを身につけ上着は白い服を着ていた。そして、女の子もいた。リンより背は小さく茶色の髪をしている。ロングヘアーで腰まではあるかろうと思える。瞳は緑色で服は下はロングスカート(赤)。上はブレザーと変わった服装をしていた。それは当たり前だ。彼女『ナナミ・アーカー』の学校の入学式なのだ。リンは高校1年生、ナナミは中学1年生になる。そのために3人は街に外出し用意をしていたのだ。ナナミがミミルに言う。

「お兄ちゃん!楽しみだね、学校~。」

リンは優しい瞳でナナミを見た。そして、ゆっくりと頷く。

「ああ、そうだな。ナナミが中学生になって僕は嬉しいよ。」

ナナミの頬が赤くなる。それを見てミミルは笑う。よくある光景だ、だが・・・これが最後のお別れになるとは誰もが思っていなかった・・・・。












ここは地球軍基地、そして、ここは大統領の部屋だ。ここに色々なもの達が集まっていた。地球の者であるものがほとんどで、ほとんどが国国の大統領代理か大統領だった。扉からある人物が現れた。地球軍の最高機関の次に値する男性だ。髪は白く長い、綺麗な眉、威圧を感じられる眼、高級そうな服を着ていて、隣にはボディーガードがいた。そして、男が席に着くと男は全員を見た。彼の名前は『カオス・ミルドネ』という。

「皆様にそろっていただいたのは無理もありません。それぞれに届けた同盟についてです。今、この世界に見たこともないガンダムがこちらに向かっているといわれています。それもかなりの数で反撃しなければこの世界は滅びるでしょう。知ってのとおりオーブでもすでに災害は受け今は修復しつつあります。そして、再び連絡が入りザフト軍基地に何者かが侵入しガンダムを強奪。そして、現在応戦中との話がある。こちらにも向かっていることには変わりはない。だが、こちらもザフト軍に軍の半分の戦力を放出している今、皆様のご決断が必要なのです。」

男がそういうと会議室は静まり返った。そして、ある男が言った。その男の髪は赤くまだ若い、なにより大統領代理というわけで賢そうに見える。彼もまた高級な服を着ていた。彼の名前は『ゴースト・フォル』アメリカの大統領代理だ。男はため息をつきながら言った。

「わざわざ敵対していたザフトに軍の半分も放出する必要はないのでは?確かにここに大量のガンダムが向かっているのは知っている。だが、そちらにはあの新開発のガンダム『フォースインパルス』と同じほどの・・いや使う者によってはそれ以上の力・・・『フリーダム』以上の力を持つあのガンダムがあるのでは?」

全員の視線がカオスに向かう。カオスは首を振った。

「それは無理な話なのです。確かに我が国が開発したあの例のガンダム。使い勝手には100のガンダムをも倒せる力を持つ。だが、操縦も難しく、特別な者にしか動かすことはできない。そちらの代表者が試したのだ。難しいのは分かっているはずでは?」

「ああ。あのガンダムを使いこなせば絶大な破壊力を得られる。だが、豊富な知識、戦ってきたものだけが動かせる力・・『キラ・ヤマト』『アスラン・ザラ』のようなヤキン・ドゥーエ攻防戦を生きてきた者にしか動かせないと見える。だが、このしばらくのうち合間はあったはずだ、十分可能なのでは?そちらの力不足だ。あきらめるがいい。我ら国々は自分の国を守ることを考えればいいのだろう?」

カオスは舌打ちをした、そのとき、突如扉が乱暴に開き、慌てて衛兵が入って来た。

「なんだね、騒々しい。今は会議中だ。」

衛兵は息を切らしていた、額には汗が流れ出ていてただことではないことが分かる。

「ガ、ガンダム・・・が・・・1000という数で各地に降り立ちました!」

全員が席から立った。全員の顔からさっきの威厳のある顔は消えていた。カオスも血の気が引くような気持ちだった。

馬鹿なっ!?こんなに早く降り立つのか!?

「ここにも200機は降り立つのことです!指示を!」

「・・ッ!第一部隊は陸戦の防御に入れっ!第二部隊はすぐさま海上に入り、海上からの攻撃の準備をっ!第3と第4は街を守るよう準備をしろっ!例のガンダムにも誰でもいいから搭乗させろっ!・・・ククスカ・・・奴なら少しは使いこなせるはずだ!早くするんだ!」

「ハッ!」

衛兵は敬礼をすると扉を開け出て行った。そして、カオスが国々の代表達を見た。

「聞いてのとおりです。ついにガンダム達は降り立ちました。ここは同盟を組みっ、共に戦うべきなのでは?」

カオスがそういうと、すべてのものが頷いた。そして、手を上げた。

我が国はすべてを共に戦うと誓おう!!

そういうと、それぞれは国々に帰り防衛の準備を始めた。カオスはジッと窓の向こうを見ていた。そして、誰も聞くことはないその部屋で呟いた。

「・・・誰が・・・糸口を引いているのだ?我らに何の恨みがある?」

そして、鳥が木々から飛び上がり空を飛んだ。白い羽が太陽を包み込むように舞っていた・・・・。

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