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機動戦士ガンダムSEEDMEMORY
STARG11 覚醒
今こそ 歩き出す 道を 探し続け
闇という暗闇の中 彷徨い 正しき道探し 歩き続ける
果てしなき闇を突き抜けて 希望を僕らは探し続け
振り向かず前を向き ただ歩いて 自分たちの居場所を探し出す
たとえ 辛いことがあっても ただ 前を向き歩き続けて
この胸に秘めた勇気を 振りかざして 闇を消し去り、光に照らそう
悲しみも孤独も消し去って 未来への鍵は 自分たちの手の中
静かに 光の鍵を 振るい翳して
お互いは激しく激突した。そして、二人とも一旦離れるとブラッドガンダムはナイツオブディスティニーガンダムに向かいビームライフルを2発発砲した。だが、ナイツオブディスティニーガンダムは大型シールドで防いだ。そして、すぐさまビームライフルを3発発砲した。だが、避けられ無傷となった。そして、すぐさまビームソードを抜くとブラッドガンダムへ飛んでいった。ブラッドガンダムは飛んでくるナイツオブディスティニーガンダムに向かいビームライフルを連発した。だが、すべて回避され目の前にナイツオブディスティニーガンダムが現われた。そして、ビームライフルを切り落とすと一度緊急回避した。
「ぐぅ!!!!!」
フォルテは衝撃をなんとか耐えた。そして、舌打ちをするとリンに向かい見下すような口調で言った。
「なるほど・・・結構やるじゃないか・・・この短い時間でここまで実力をつけるとは・・・さすがだな」
「伊達に戦ってきたわけじゃないさ・・」
そういうと、再びお互いぶつかり合う。イーゼルもそれを見て自分もがんばらなければと思い次々とダガーLを破壊していった。そして、フォルテはENが異様な速さで減っていくのが分かった。舌打ちをするとナイツオブデスティニーガンダムを見た。ENが減っていないのか動きが早い。
「早期に決着をつけないと・・・負けるな・・・」
フォルテは辺りを見回した。そして、イーゼルを見つける。するとニヤリと微笑みビームライフルをイーゼルのヴォエルスガンダムへと向けた。リンはそれに気づいたか踏みとどまった。
「この方向・・・まさかっ!?」
リンは気づくとすぐさまイーゼルに連絡を取った。イーゼルのモニターにリンの顔が映る。
「イーゼルさん!一旦交戦を避けてください!あなたが狙われてるんです!」
「っても・・・無理だろうが!!この交戦中に!!」
リンは顔を顰めるとすぐさまビームソードをナイツオブディスティニーガンダムが抜いた。そして、ブラッドガンダムへと向かう。距離は縮まる・・・だが、間に合わない。
「くっ・・・」
そして、ブラッドガンダムのビームライフルから発砲された。それはヴォエルスガンダムの足に命中した。一気にヴォエルスガンダムの態勢が崩れる。だが、さらに追い討ちをしかけた。ブラッドガンダムはヴォエルスガンダムの体を思いっきり蹴り落とした。リンは攻撃しようとしたがヴォエルスガンダムがブラッドガンダムの近くにいてなおかつ外して当ってしまったときの事を考えて撃てなかった。すぐさま、リンは助けに向かう、ブラッドガンダムはビームライフルをナイツオブディスティニーガンダムへと向ける。ナイツオブディスティニーガンダムは海面スレスレの場所でヴォエルスガンダムの手を掴んだ。ホッとしたつかの間ブラッドガンダムがナイツオブディスティニーガンダムへと発砲した。リンはすぐさまシールドで防御した、だが、耐え抜けずシールドは弾かれた。上空へと避難する。そして、ヴォエルスガンダムは離れた。リンのモニターにイーゼルの顔が映し出される。
「すまねぇ・・・お前の忠告を無視したばかりに・・・!」
「いいさ・・・だけど・・・一気に不利になったな・・・」
「あん?」
リンはEN残量があと少ししかないということを知っていた。もうあと半分しかない。
「早期に決着をつけないと・・・このままだとやられる・・」
ナイツオブディスティニーガンダムはビームソードを抜くとブラッドガンダムへと飛んでいった。まずは横なぎ払いだ、だが、それは横に避けられすぐに突き刺すようにビームソードを向けた。だが、それも避けられリンは舌打ちをした。ブラッドガンダムは次々にビームライフルを撃つ。ナイツオブディスティニーガンダムはなんとか当らないよう逃げていた、だが、ENの残量は減っていく。モニターに目をやった瞬間、目の前にブラッドガンダムが現われた。そして、ナイツオブディスティニーガンダムを思いっきり蹴る。ナイツオブディスティニーガンダムは急降下で落ち始めた。そのとき、ENが切れフェイズシフト装甲が切れた。フォルテはフッと笑みを浮かべるとオーブを見た。リンはまさかと思い態勢を整えようとしたがEN残量がなく思うように動けない。
「貴様と同じ性能・・見せてやろう・・・」
フォルテはそういうと、手をオーブへと向けた。ENが一点へ集中して集まる。リンはこの意味が分かった。リンのナイツオブディスティニーガンダムの得意とするブラストキャノンだ。その威力は一点に集中したというわけで破壊力は凄まじいものだ。リンはすぐさま体勢を変えようとした。だが、落下の引力が強く変えられない。
「くそっ・・・また・・助けられないのかよ・・・」
そのとき、自分の頭の中にナナミの笑顔が映る。今・・・守りたいと思う者・・・それは妹のナナミだ・・・。両親がいなくなったあの日から守り続けてきたたったひとつのかけがえのない妹・・・。
『お兄ちゃん・・・ナナミを・・・守ってね?』
そのとき、何かがリンの中で目覚めた。それは白い種で今目覚めようとしている。そして、音をたて、種が粉々に砕けた。リンはゆっくりと目を開けた。リンの目は青色の目になりリンの中で何かが目覚めた。リンは思いっきりレバーを押すとすぐさまオーブに連絡を取った。オーブの作業員が驚いた顔でリンを見つけた。
「ど・・・どうしたんだい?今連絡なんて・・」
「
ゆっくり話してる時間はない!!オーブにデュートリオン光線がありますね?それを撃ってください
」
「しかし・・・当たるかどうかは・・・」
「
こっちでやる!!時間がないんです!早く!
」
そういうと、作業員は頷きスイッチを押した。オーブから赤い光線が発射され、どんどん伸びて行く。ナイツオブディスティニーガンダムの後ろのナイツオブシルエットが作動し上空へと飛んだ。デュートリオン光線は見事ナイツオブディスティニーガンダムの前頭部に当たった。ENがすべて回復した。イーゼルはそれを見るとナイツオブディスティニーガンダムに自分のシールドを投げた。ナイツオブディスティニーガンダムはヴォエルスガンダムから受け取ると装着した。そして、背中のシルエットが広がる。四つに大きく広がる。その色は青色で透明のようで美しかった。そして、目が光るとブラッドガンダムの前のほうへ飛んでいった。ブラッドガンダムはオーブへ向かいブラストキャノンを放った。だが、ナイツオブディスティニーガンダムがシールドを使い防戦した。
「何!?」
「
誰も・・・殺させてたまるか!!!
」
ナイツオブディスティニーガンダムは突撃するように防いだ。今にもシールドが破られそうだ・・・しかし、相変わらずナイツオブディスティニーガンダムは防御する、そして、ブラストキャノンが弱まりフォルテは舌打ちをした。リンは顔を上げるとナイツオブシルエットの翼が大きく開いた。そして、背中にあったビームバズーカと腰にあるビームバズーカが用意された。ENが溜まる・・・。フォルテはハッとし、上空へ避難した。手をグーにし構える。そして、すべてが溜まるとナイツオブディスティニーガンダムはブラッドガンダムへ向け撃った。ジェネシスのより少し小さいビームがブラッドガンダムを襲う。しかし、ブラッドガンダムは足に命中しただけだった。そして、ビームは別れると上空にいた地球軍を襲う。そして、命中すると爆発する。次々と爆発していった。数は100機ほどだろう・・・フォルテはナイツオブディスティニーガンダムの真の強さを思い知った。そして、残ったのはブラッドガンダムのみになった。オーブ軍のMSがナイツオブディスティニーガンダムの後ろへ着く。フォルテはそれを見て微笑んだ。そして、リンに言った。
「なるほど・・・貴様もSEEDを持つ者か・・・!油断したな・・・そして・・・そのガンダムの力・・・見せてもらったぞ・・分が今は悪い・・・撤退させてもらおう・・・だが・・・次合いまみれるとき・・・貴様の命と・・・MS・・・いただくぞ」
そういうと、どこかへと飛んでいった。リンはふぅとため息を着くと目を瞑った。次に目を開けたときは普通の普段の目へと変わっていた。そして、リンはモニターに映ったイーゼルの顔を見る。イーゼルは微笑んでいた。
「すげぇじゃねぇか!!お前があんなに強いとは知らなかったぞ!負ける戦いを勝てる戦いにしたのは紛れもなく・・・お前だ!」
リンは微笑んだ。そして、オーブ軍はオーブ領海へと戻った。そして、ナイツオブデスティニーガンダムは格納庫へと入る。たくさんの作業員が下で待っていた。そして、リンが降りてくると全員で抱くように押し寄せた。
「やったじゃねぇか坊主!」
「うわっ!」
全員に押し寄せられ頭をクシャクシャに撫でられる。でも、なぜか嬉しかった。イーゼルはそれを見て微笑んでいた。こうして、リン達は無事オーブを守ることができた・・・。そして、真の力を開放しはじめたのであった・・・。
『アメノナカ』
雨の振る あの公園で 静かに震えていた子猫が
なぜか、子供のときの自分に見えた
それは自分が可哀想だからと 思ったからかもしれない
ひとつの写真 それが最後の君の面影だから
君がいてくれた あのときを 思い出したいけど 忘れてしまう
でも、ずっと 胸にしまっているから 私を思い出して
なぜか 今日の雨は 冷たく切なかった・・・
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