機動戦士ガンダムSEEDMEMORY

機動戦士ガンダムSEEDMEMORY

STARG46 混迷の宇宙



「しかし・・あれほどの攻撃を撃ち落し・・仲間が来た瞬間・・恐るべしき力を発揮する・・並外れたその能力・・さすが第二世代最強コーディネーターと言われるだけだ。正直・・なめすぎたナ・・」

「は・・はぁ・・・?機体のほうは・・・?」

「機体のほうは問題ない・・が・・OSに関してはまだまだのようだな。しかし・・ミネルバがヘブンズゲートを攻撃してる・・となると議長は何を考え・・何を定めたか・・厄介だナ。しかし・・あの少年・・本当に戦いを止めるために戦ってるのか・・?終わりのない戦いかもしれんというのに・・」

その言葉を聞き、ベルネスは珍しいと思う・・この男、レヴェリーは隊長であるため弱気な言葉を部下の前で吐いたことはない。冗談で言うときはあるが、こんな寂しい表情で、部下の前で言うとは・・さほど心配なのだろう。だが、レヴェリーは「ふむ」というと、振り返り、ベルネスに向かい言った。

「ザフト軍基地、ルイン、発進準備をさせろ。第一部隊、第二部隊、我が部隊、必要なのはそれだけだ。残りは残せ、私の機体、カズマの機体も忘れずにな。」

「ハッ!」

ベルネスは敬礼をする、先ほど弱音を吐いていたレヴェリーではない・・何かを決意したその声にベルネスはやはり、この方が上官だ、と思った。そして、すぐさま走り出すと司令室に向かっていく。レヴェリーは太陽を見ると片目を瞑りながら呟く。

「あいつが・・・第2のSEEDを持つ者だとしたら・・・?」

その言葉はどこか深く意味し・・そして謎めいていた。そして、ザフト軍基地『ルイン』は地上から離れると数機の部隊を残しヘブンズゲートに向かい飛んでいくのだった・・・・。








その頃グラディウスは最短距離を通りヘブンズゲート近くへと来ていた。まだ戦いは始まっておらずグラディウスクルーはそれを見、安心のため息、頷きをする、リンがちょうど入ってきて、ミリアは振り返る。リンが横を見るとアージェンに色々と何かを教えてもらっているフォーンの姿がある、二人が揃うと美人という感じがさらに増し、時々リンもドキッとする。ミリアはその様子を見て微笑む、リンは何もなかったような素振りをするとミリアに向かい尋ねた。

「まだ・・戦いは始まってないみたいですけど・・大丈夫ですかね?」

「多分大丈夫だと思うわ・・・ロゴスがそう簡単に降伏するとは思えないけど・・条件も条件だし・・でも、こちらもザフト軍に見つかるわけにはいかないわ。ただでさえ、修理も終わってないしそれに、あなたたちも連戦続き・・精神的にもボロボロのはずよ?正直、この戦いにはあなた達は出したくないんだけど・・ね」

ミリアのその優しい言葉にリンは心が楽になる感じがする。でも、その辛さを乗り越えらなきゃいけない。ナチュラルがすべて滅ぼされる・・それは避けたい。コーディネーターだけの世界・・考えただけでも辛い、争いの世界になる・・それが何より嫌だった・・。だから、この戦いを止める・・リンはそう決意をしている。だが、もうひとつ・・リンは決意していることがある・・・もし、キラとどこかで会ったらナナミと共に真実を打ち明けよう・・・それが何より強い。多分、平和にするという決意と同じくらい。
ミリアはリンを見ると「眉間にしわが寄ってるわよ、そう抱え込まないの」と苦笑しながら言う。

「あ・・・はい・・」

リンはこの人には敵わないな、と思った。自分が抱え込んでることをすぐに分かってくれる。艦長だからかもしれないけど・・母親のような感じもする。その優しい心と思いやりからかもしれない、丁度そのとき、ナナミがブリッジに入ってくる、そのブリッジの様子を見、義心地なく笑顔を作る。ミリアは何かを思い出すとリンを見、疑問に思いながら言った。

「今回・・メンバーはどうするの?多数で行けば止められそうだけど・・それこそ、ザフトに狙われるわ。でも、少数で行けば多数戦で負ける確立もある。今回の判断、私が決めるわけにはいかない。リン君、あなたが決めることよ」

リンは手を組み、そして、顎に手をやり考える。全員の視線がリンに行く・・自分の決断が間違わなければ―――・・・・
リンは自分の考えた決心を頷くと皆に向かいながら話し始めた。

「今回・・僕とディルノのみ、行きます。ほかは待機、フォーンはグラディウス軍の防衛、グラディウス軍はある程度まで近づいた後待機。それでお願いします」

「2人でって・・・あなた・・!死ぬ気!?」

ミリアは思わずその判断に立ち上がる、そこにいたクルーのものも正気か?という顔をしている。だが、リンは迷わずミリアを見ていた。ミリアはしばし、リンを見つめ何かを言おうとしたが・・・リンの目を見ると「分かりました」と、いいながら微笑む。リンは敬礼をすると「失礼します」といい、ブリッジを後にする。そのあと、すぐにそこにいたクルーメンバーが集まる。そして、ミリアを囲むようにしながらクラエルが言った。

「か・・艦長!?本気ですか!?それじゃ・・無鉄砲すぎるというか・・自殺もんですよ!?」

「いいのよ・・彼なりに考えがあるんでしょ?任せましょう」

ミリアの言葉にクラエルは必死だ、あのザフト勢力に対し、たった2機、それも16歳の少年が戦うなんて・・と考えれば当たり前だ。だが、大きな誤算がある・・それをミリアはクラエルに付きたてた。

「彼は最強コーディネーターである、キラ・ヤマト。プラントの歌姫、ラクス・クラインの血が流れてるのよ?ディルノ君もそれに劣らない力・・私たちが信じなくて誰が彼らを信じるの?」

その言葉にクラエルは言葉が返せなかった・・・だが、右舷担当のヨオハン・アウルサーがミリアの言葉に驚きながら「艦長!」と言った。その言葉の意味が分かったかのようにミリアはハッとし、ナナミを見た。ナナミは「そんなっ・・!」といいながら後ずさりをしていた。ミリアは「あ・・」といい、困った顔をしながら近寄り、ナナミを懸命に慰めようと必死にしゃべり続ける。

「あ・・あの・・ナナミさん・・・これは・・色々とあって・・あなたちはちゃんとした兄妹よ?でも・・事情が・・・」

ナナミはその場を去った。そこにいたブリッジのものたちが辛そうな顔をする・・知られてはいけない真実・・・でもいつかは打ち明ける真実・・だが、戦いを前にして・・これは・・まずいことになる・・それは誰もが思った・・。




『翼を持つ者たち』 歌詞:管理人


『翼を持つ者たち』 歌詞:管理人

永遠(とわ)という戦いを終わらすため 守るべき力を今

刃へと変えて 過去を凌駕するその力を今・・・・・

巡り会い 誘(いざな)う その永遠(とわ)への道

新たな自由への翼を広げ 永遠という道を歩み続ける

平和と偽り 何も変わらない 明日という日常

悲しみと怒りと憎しみの連鎖が続く戦い

安息という眠りを探し 人は彷徨い続ける

永遠(とわ)という戦いを終わらすため 守るべき力を今

刃へと変えて 過去を凌駕するその力を今

想いへと変えて 戦いを終わらせる翼に・・・



宇宙、ザフト軍本拠地でもあり、最高評議会議長のギルバード・デュランダルがいるといわれるプラント。地球では戦いが多くあり大変であるが、その様子がないようにプラントは日々変わらぬ生活を送っていた。だが、少なくても大変な思いをしているものもいた。ユミもその1人だった、ユミは1人通路を重力を上手く使い進んでいた、ユミはため息をつく・・そのとき、廊下の先から言い争いをし合っている声が聞こえた。ユミは顔を上げる、そこにいたのはユニウスセブン破壊を手伝ったジュール隊の隊長、イザーク・ジュール。かの、ヤキン・ドゥーエ戦を生き残った一人として、現在、その功績を認められ白服の隊長となっている。

「しかし・・どいつもこいつも・・非常事態だというのが分からないのか!あいつらはッ!!!」

そのイザークの言葉に困り果てたものが隣にいた。彼の名前はディアッカ・エルスマン。彼もまた、ザフト軍赤服であったが、アークエンジェルに寝返り、反逆者となり、緑服となった。だが、腕前は落ちていなく、ユニウスセブンでその力の差を見せ付けた。二人の髪の色は特徴あり、イザークは銀色のおかっぱみたいな髪にその美形な目つきだ。ディアッカは金色ともいえるような髪型とやや綺麗な目だ。ここから様子を見ると二人は仲がいいのか、悪いのか見えない・・だが、仲はいいのだろう、ユミはそう遠くで見てても分かった。

「イザーク・・・お前・・反感買うぞ?」

「うるさいっ!バカなコーディネーターに教えてやっただけだ!お前もお前だ!緑服だからって遠慮しないで言えばいいだろう!」

「バカ言うなよ・・・俺はお前と違って今度降格したら脱退だぞ?お前は赤服に戻るだけだからいいかもしれないが・・」

イザークは黙り込む。なんだかんだ言って二人とも息があっていてなおも共に悪い部分を認めている。ユミは前を見ていなかったイザークとぶつかる、ぶつかった反応で二人とも後ろへと下がるが、イザークはディアッカが受け止めた、ユミは上手く受身を取り上手くとってを掴む、イザークはキッとユミを睨むと「どこを見ている!」という、だが、すぐにディアッカが「イザーク!」といい、宥めた。ユミは頭を下げると「すいません・・」という。イザークは部が悪くなったのかやや顔を赤らめながら言った。

「ふん・・・今度は気をつけろ・・・・ん?よく見れば・・赤服・・しかも、お前は今度議長に呼ばれるはずになっていたユミか?どうした、こんなところで何をしている?」

「え・・?議長が・・・私に・・?」

その言葉を聞き、イザークは「お前、何も聞いてないのか?」とユミに尋ねる。ユミは首を振り「いえ・・何にも・・」と答えた。ディアッカは「おっと・・」といい、ユミに敬礼をしながら言った。

「自己紹介がまだだったな、俺はディアッカ・エルスマン。緑服だけど、結構腕は立つんだぜ?で、こっちが俺の戦友(とも)のイザーク・ジュール。これでも、隊長だ、ま、昔からの好だ」

ディアッカの自己紹介が終わるとユミは自分を自己紹介をするため、一礼をし、敬礼をしながらディアッカ、イザークに向かい言った。

「ザフト軍、ミネルバ所属のユミ・レイヴァーです。どちらかといえば、プラント所属ですけど」

その言葉を聞き、イザークはユミをジロッと見る。そして、ディアッカに「こいつが本当に有望なパイロットか?」と聞く。ディアッカは笑いながら頷き「ああ。確かだ」という。ユミは何がなんだか、わかんなかった。しょうがなく、イザークとディアッカに向かい「お二人方はどうしたんですか?」と聞く。まず、ディアッカが答える。

「いや、何。ミネルバがヘブンズゲートへ地球軍と共にロゴスを討つべく向かったと言ったからさ・・一大事だなと思ってたんだけど・・こいつが上官に歯向かいやがって・・」

「人のせいにするなッ!あいつらが一大事だというのに分からないから言っただけだろう!」

「にしては場をわきまえろよ。反感買うぞ?最初に言ったけど・・」

「分かってるッ!!!」

イザークはそっぽを向く。ユミはその光景を見ていて、自分とシンを思い出す、よく喧嘩したこともある・・でも、互いの腕は互いに認めていた。それを思い出すと懐かしく感じる・・・イザークはユミのほうを見ると「で、お前はここで何してるんだ?」という。

「私は・・・その・・議長にお話が・・・」

その言葉を聞き、ディアッカは「まいったね・・こりゃ・・」という。イザークは「やれやれ・・」というと、ユミに向かい言った。

「議長は今、地球だ。直々にヘブンズゲートに向かっている・・・今からいけば間に合うが・・お前のザクウォーリア壊れてるんだろ?」

「えっ・・?あ・・・はい」

イザークはポケットからIDカードを取り出すとそれをユミに差し出す。ユミはその意味が分からないままそのIDカードを受け取る、ディアッカはその様子を見て腕を組みながらユミに向かい言った。

「要するに、イザークは新型機をお前にやるってことだよ。こういうこと、こいつ、不器用なんだよね~♪」

ディアッカがちゃかすようにいうと、イザークは「うるさいっ!」と吐き捨てる。ユミは敬礼をし、「ありがとうございます」というと、通路を伝いながら通路を飛んでいく。ディアッカは「珍しく素直だな・・」という、イザークは「ああ・・・」といい、その姿が見えなくなるまで見送った・・・。














ユミは新たなMS、スラッシュザクウォーリアに乗り込み、OSをしていた。ザクウォーリアと違い、インパルスガンダムに負けないほどの最新鋭だ。ユミは入る前にIDカードをイザークに渡すよう、カード渡していた。しかし、なぜ、イザークがこの機体をくれたのかは定かではない・・でも、自分を期待してくれてるのだろう、そう思うことにした。そして、ハッチは開き、コードが繋げられる、そして、ユミはスラッシュザクウォーリアを操作しながら、出撃位置まで行く、足にカタパルトが固定される、ユミはヘルメットの横のスイッチを押す、すると、目の前に宇宙専用のカバーが入り、ユミは操縦用のレバーを押す、スラスターが強くなり一気に放出される。

「ユミ・レイヴァー、スラッシュザク、出るわ!」

カタパルトが外に向かい走り、スラッシュザクウォーリアは放り出されるように飛び出す、安全ハッチも外されスラッシュザクウォーリアは一回回転し、地球へと向かい飛んでいった。それを、イザーク、ディアッカは窓越しで敬礼をし、見送った・・・。









その頃、地球では早くもヘブンズゲート攻略戦の準備が順調に送られていた、残す時間もあと僅か・・というほどだ。リンたちにも緊張が走る・・リンとディルノは互いに機体のメンテナスを怠らなかった・・・逆に今まで以上に気を使った・・二人の出陣言えど苦戦は必須だ・・そのとき、リンのモニターにミリアの顔が映る・・だが、いつもと違い心配そうな顔と焦りの顔であった。

「ミリアさん・・・?どうしたんですか?なんか表情が暗いですけど・・」

リンがそういうと、ミリアは頭を下げる。リンは思わず驚き、開いた口がふさがらなかった・・・そして、ミリアは頭を下げたままリンに言った。

「ごめんなさい・・つい・・ナナミさんに・・あなたが本当のお兄さんじゃないって・・言ってしまったわ・・」

リンはその言葉を聞くと「ッ・・・・」と何かを言おうとしたが黙りこんだ。悪気はない・・でも、騙してた、その罪悪感が今となって重くのしかかる、胸が重い・・真実を知られたからにはそう簡単には接すことはできない・・それが何より辛かった・・。

「本当に・・・ごめんなさい・・・」

「いえ・・・いいですよ。ただ・・早くなっただけ、それだけでしょう?僕は別に構いませんよ」

リンはいつもどおり言った・・・でも・・どこか冷たく感じたか、ミリアは目を潤ませる・・そして、通信を切る。リンは歯をかみ締める、ディルノはその異変に気づいたか、コクピットの位置まで移動し、コクピットを開ける・・リンは握りこぶしを作り俯いていた・・その様子を見て、ディルノは「リン・・・」といい、手を差し出そうとしたが途中でやめ、コクピットを閉めた。リンはペンダントを握る・・今は迷えない・・・迷ってられない・・この戦いを止めないと・・そして、自分の口からナナミに伝えようと・・・それが今できること・・自分がやれること・・リンは決心すると目をゆっくりと開ける・・・。






ナナミは自分の部屋に戻り、枕を抱き、兄、リン・・いまや義兄のリンと映る写真を見つめる・・このとき、兄は中学、自分は小学生という差であった・・しかし、兄は優しく接し、悪いことには怒る・・喜怒哀楽が激しい兄であり・・誰より信じていた。それは兄妹とか関係なく・・ただ、1人の男としてみてかもしれない・・好きという感情・・でも、自分はきっと妹としか・・思ってはいないかもしれない・・でも好きなのには変わりはない。いつか、伝えたいと思ってた気持ち・・そして、自分が血のつながらない妹・・兄は別の人間・・その裏切られた気持ちは大きかった。

「お兄ちゃんの・・・ばか・・・・」

その言葉は虚しく部屋に響くだけであった・・目を瞑ると自分の兄の中学時代・・そのときを思い出す。

【ナナミ、虐められたら、にいちゃんに言えよな!守ってあげるから】

ナナミが小さく頷く。それを見てリンは微笑む・・・そして、最近までのこと・・ナナミが【お兄ちゃん、似合う?】というとリンは【ナナミはどれも似合うよ】と笑顔で言ってくれるリンの笑顔・・ナナミは思い出すごとに懐かしく思う・・でも・・あれは妹に向けられていた笑顔・・・そして、真実を知った今・・兄はどう接すのか・・何も変わらない、兄として・・?1人の女として・・?ナナミは静かに目を閉じる・・戦闘準備の音が鳴るのも知らずに・・。










エターナルメモリーガンダム、ヴァインセイバーガンダムは出撃するため、機密シャッターへと移動する、そして、カタパルトに接続される、そして、進路がすべてクリアとされる、アージェンの声が機体内に響く。

【進路クリア、エターナルメモリー、発進完了です!出撃、どうぞ!】

リンはレバーを押す、スラスターが放出され、ENが上昇したり、下がったりする。

「リン・アーカー、エターナルメモリー・・・行きます!」

リンがそういうと、エターナルメモリーガンダムはグラディウスから飛び出し、フェイズシフト装甲が発動し、色が変わる。そして、赤い翼を広げると飛んでいく、そして、ヴァインセイバーガンダムの前の進路もクリアとされ、アージェンがディルノに向かい言う。

【進路クリア、お気をつけて・・・!】

ディルノは頷く、そして、レバーを押す、スラスターが同じように放出され、発進準備が整う。

「ディルノ・シバ、ヴァイン、発進するぞ!」

そういうと、ヴァインセイバーガンダムはグラディウスから飛び出るとフェイズシフト装甲が発動し色が変わる、そして、二つの翼を広げるとエターナルメモリーガンダムの後をついていくように飛ぶ・・・そのとき、地球軍基地『ヘブンズゲート』から多くのミサイル、機体が現れた、ロゴスは先手を打って出たのだ、エターナルメモリーガンダム、ヴァインセイバーガンダムは立ち止まる、リンはハッとすると、熱源探知機が前に上がる、そして、次々にグラディウス軍へ向かう、ミサイルにロックオンしていく、そして、すべてロックオンするとフルバーストモードとなり、すべてのミサイルを撃ち落す。ヴァインセイバーガンダムはリンの前に出るとシールドでビームライフルを防ぐ、リンが見た先には多くのウィンダム、ザムザザー、そして、一機のデストロイ、ディープフォビドゥンがいた。周りを見ればほかのデストロイ・・そして、ザフト軍がデストロイの巨大な力により、やられていた。リンは舌打ちをすると、ビームソードを抜きウィンダム軍に向かい飛んでいく、そして、ウィンダムの手足を斬りおとし連続で放たれるビームライフルを避け≪オーフェス≫ビームライフルで次々に殺さず打ち落としていく。そして・・互いの戦いが今始まった・・・。













スラッシュザクウォーリアは大気圏を突破し、地球へと降下してきた、位置は丁度ヘブンズゲートの位置だ。ユミはあたりを見回す、ミネルバは新たな新機体、デスティニー、レジェンドを出していた。そして、遅れてコアスプレンダー、が出た。そして、チェストフライヤ、レッグフライヤー、フォースシルエットを換装すると、3機はヘブンズゲートに向かい飛んでいく。ユミはあたりを見回す・・見たことない反応・・いや・・見たことがある・・そして、会いたくないと思ってた反応があった。ユミはその位置を見る・・すると、そこにあったのは必死にロゴスからの攻撃を防いでいる、ザフト軍機体【ヴァントプロミスガンダム】そして、グラディウスの姿だった。ユミは喉を鳴らす・・そして・・まさか・・と思い、グラディウスに向かう・・だが、それに早く気づいたフォーンがビームソードを抜く、そして、互いに刃をぶつけ合う。

「くっ・・・!」

フォーンは一旦回避することんしいた・・そして、その声を聞いたユミはフォーンに向かい通信を開きしゃべり始めた。

「フォーン・・あなた・・・なんで・・!?」

ユミの言葉を聞いたフォーンは動きを止める、そして、大きく目を見開き・・・言葉を詰めながらユミに向かい言った。

「あなた・・・ユミ・・・?なんで・・・?」

二人は再び出会う・・・だが、その出会いは過酷な出会いであった・・・。











その頃、リンたちのほうは数が大きく減り、ほとんど敵はいなくなっていた。ヴァインセイバーガンダムがエターナルメモリーガンダムの横に着く、リンはあたりを見回す、ディルノはエターナルメモリーガンダムを見ながら言った。

「リン・・・どうする?艦に戻るか・・?それとも・・」

「答えはひとつ・・今度はロゴスを止めにいかないと・・ザフトも・・・!こんな争いが何を生むか・・分かってない・・なら・・助ける・・!」

ディルノはそのリンの言葉を聞き、頷く。だが、そのとき、高速でこちらに向かってくる機体があった・・それはデスティニーガンダムだ。

「見つけた・・・!アレが・・元凶か!?」

デスティニーガンダムはビームライフルを構えるとエターナルメモリーガンダムに向かい撃つ。二人は素早く気づき回避する、だが、狙いはディルノではなく、リンだった。デスティニーガンダムは後を追うようにビームライフルを撃つ。

「逃げるなっ!!!あんた・・・なんで生きてるんだよッ!」

リンはハッとする・・その意味・・それはシンがパイロットであること・・そして、キラを殺したのがシンだというのが・・・。

「君が・・・君が・・・キラを・・キラを殺したッ!!!」

エターナルメモリーガンダムはビームソードを抜くとデスティニーも対艦刀を抜き、互いに刃をぶつけ合う。シンはその聞き覚えのある声を聞くと目を見開く・・。

「お前・・・・ッ!?ディオキアの・・・ッ!?」

そして、互いに離れる・・・そして、二人は武器を持ちながら話をし始めた。

「お前・・やっぱり裏切るんだなッ!ザフトをッ!」

「君はなんで議長の手の上で踊らされてるということに気づかないッ!そして・・・なんでキラを殺したッ!」

その言葉にシンは怒りを思い出し・・そして、あのときを思い出しながらリンに向かい言った。

「あいつを討たなければ俺がやられると思った・・!だから殺した!あいつはステラを殺したッ!」

その言葉を聞き、リンとシンはにらみ合う・・・そして、互いに再び刃をぶつけたのだった。

『はああああああああっ!!!!!!』

二人の機体が激しくぶつかり合う・・・そして、運命と記憶がぶつかり合ったのだった・・。



どんなときも 思い出してる 君の笑顔を

小さい頃に 遊んでいた 公園で また出会う

もう逃げたりしないから 

会えたときは 君に言うから 好きという言葉を

だから ずっと 待ってるから

あの滑り台の上で

そして 見つめよう あの綺麗な星を

優しく君と手が触れ合う その日を・・・



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