認知症在宅介護中ぽよよ~ん

認知症在宅介護中ぽよよ~ん

2019年12月26日
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カテゴリ: 認知症
コタツの中は、おかんのもの。

ストーブ前は、おとんのもの。

ジャンバー着ているのさ嫁の私。

トイレ行くと、出てこな~い。
トイレ行くと、流さな~い。

尿色も、
便の形も
知りつくしているのさ愛の形。

たとえ、なんども同じこと聞かれても、



たとえ、私が困っても、

親が、良ければ問題ない。

犠牲いとわぬ 介護のきわみ

ああ きっと
ああ きっと

つくし続ける嫁の私。

ああ きっと
ああ きっと

私は、この世に
介護するために、
生まれてきたんだ認知症の惑星に



認知症夫婦ある日の出来事。
嫁の私観察記録。

「我が、
生涯に一片(いっぺん)の悔いなし!」
最近のくちぐせ、ラオウのおとん。



いつもの喫茶店・・
始まるコーヒーのうんちく。

「わしが、若いときはコーヒーがなかなか飲めなんだ。
戦後は、何もかもがなかった。
コーヒーは、ちょっと苦いのがええで。」

砂糖を2杯いれるおとん。

そして、またはじめから

「わしが、若いときはコーヒーがなかなか飲めなんだ。
戦後は、何もかもがなかった。
コーヒーは、ちょっと苦いのがええで。」

砂糖を2杯いれるおとん。

そろそろ止めた方が、いいですか?



そのあと二人で、
ラーメン食べて、床屋さんへ連れて行った。
おとんは、上機嫌。

たばこを、吸いながら
「いや~スカッとしたね。髪が長いとカッコつかん。」
笑顔で、砂糖を2杯いれるおとん。

今日、二度目の喫茶店。

「いや~スッキリした。
わしなんか腹へった。ラーメン食べたい。」
「私は、むり。2杯も、ラーメン食べられないよ」
「わしは、食べてないもん。」

「そうだっけ?お腹いっぱい、だったとおもうけどな~」
「わし、食べたかな?記憶にないもん。」
そして、砂糖を2杯いれるおとん。
「入れすぎだよ~おとん。(笑)」

その時、隣の席人が立ち上がり私の顔を見て一言。

「お気の毒に・・。たいへんですね。」
「おかげさまで」と答えるおとん。

無言で、立ち去る知らない隣の席の人。


「お気の毒に・・。」が頭に残る嫁の私。
おとんが、 答えたとき
あの隣の人は、
まるで異星人でも見たようだ。

おとんは、宇宙人ではない。

あのあと
「わし、あの人知らんけど、お元気ですか?って。」
嬉しそうに言うおとん。
それを聞いた私は、笑った。

あの隣の席の人は、
私たちのやりとりを聞いて、
認知症と気づいたのだろう。

認知症という病気に無知のせいで、
偏見が残っている世の中。

おとんのお陰で、私は
イライラせずに済み、デートも楽しく過ごせた。
いつもおとんに、癒やされる嫁の私。
ありがとうおとん。

アメリカの人も、
韓国の人も、アフガニスタンの人も、
世界中、認知症の人を理解してくれたら、
もっと平和に、住み良い地球になるのかな~。
おしまい。

お読みいただきありがとうございます。
口は災いのもと、私も気をつけます(^_^)ノまたね~





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最終更新日  2019年12月26日 16時48分40秒
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