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早いもので2011年も最後の1日です。多くの方と同じだと思いますが恐れていたことが現実化した年でした。恐れていることって現実化するのですね。それも思っているより早く。人はいつ変わるのか。自分はこのことを20年間、テーマにしてきたように思います。人はなかなか変われない。そんなことを痛感した1年でもありました。人はいつ変わるのか。3・11より大きなことってそうないでしょう。それでも変われないということはすごいこと。そんなことを思いつつ、2011年も暮れゆきます。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その669です(敬称略)●『「ピラミッド構造」で考える技術』中村俊介著●ピラミッド型にまとまた情報をわかりやすく 伝えるための極意は、「常に相手の頭の中に ピラミッドの箱を投影するように話すこと」●メインメッセージ(ピラミッドの一番上)●グルーピング&メッセージメイク●リブランディング●コミュニケーションなどを設計するのが不得意な人たち●世界に類を見ないあたらしい日本のビジョンを提案すること●北極海航路●人もモノもあたらしい道を通って集まってくる。●ニューコンセプトという新しい道●要は東北が、人が集まる地域に変われる ビジョンがあるかどうか、これに尽きます。 ですので、お金の問題以前にアイデアの問題が大きいのです。 (高城剛『時代を生きる力』)●ビルディング・エブリディ・デモクラシー (自由でパワフルな市民社会の実現のために、 政策や政治分野に焦点をあてたシンクタンク=DEMOSのポリシー)●「スーツを着ていないけど、エネルギーを 仕事にしようとする人」たちに、次の日本の光がある●金に投資するより太陽に投資しよう、 というトレンドが日本でできると面白い●ビジョンがなく古い(日本)●自分のことは、もっと自分で考えていくしかない、 そして早めに生活や考え方を変えれば、 そのほうが安心できて楽しいのではないか●すべては、個人が変えていく、 あたらしいライフスタイルからはじまる以上2011年12月31日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.31
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関門橋が見える部屋でのんびりつれあいの里、下関生活です。たくさんの本を持って帰っていて読了の本が増えていくのはとてもうれしいことです。インスパイアされたことばをメモ銀行に入金(記帳)、そしてこのブログで公開。よく考えると、これもキュレーションかも。以前、「コレクションは身を助く」ということばが浮かんできたことがあるのですが「キュレーションは身を助く」というのはさらに現代的ですね。もしかしたらこれからはキュレーションしている3つのことの掛け算スタイルで生きることで独自性を出す時代になるかも。そんなことを思っています。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その668です(敬称略)●たった1枚のカードではなく、複数のカードを用意して、 変化に応じて最適なカードを切っていく。決断していく。 (『武器としての決断思考』瀧本哲史)●正解ではなく、「いまの最善解」を導き出そう。●準備が8割、根拠が命●実はいちばん重要なのは、どういう結論を出したかということ以上に、 どういった思考を経てその結論を導き出したかということなのです。 要は、決断にいたる筋道が重要だということ。●それぞれの「登竜門」を目指し●竜の雲を得るが如し●修正主義●メリット(内因性、重要性、解決性)、 デメリット(発生過程、深刻性、固有性)●判断を左右し、行動を変える情報や知識こそ、最重要なのです。●「頭を整理する」道具、ピラミッド・ストラクチャ ●日々の仕事はアウトプットの連続●グルーピング、似た情報をくくって、意味のある順序に並べること●MECE(全体をモレなくダブリなく捉える)●結論から述べて話をまとめるPREP法= Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)●論点から述べて結論で結ぶIREP法=Issue(論点)、 Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)以上2011年12月30日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.30
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たしか、「メモ銀行」はつれあいの里・下関に帰省中の2007年夏から始めたもの。2012年の夏にはまる5年になるのですね。今日のブログで666。夏ころには750くらいになっていそうです。2002年の1月から始めた「朝の3時起き」も今年まる10年を迎えます。メモ銀行も10年めざしてがんばります。こんなふうに新しい習慣を生み、続けていくといいことが生まれそう。新習慣メイク。きっと大事です。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その666です(敬称略)●「イノベーション×アントレプレナーシップ×クリエイティブ」 という3つの掛け合わせを自分のテーマとしてきました。 (グロービス・キャピタル・パートナーズ高宮慎一)●撤退基準を明確にする。●どうやったらシステムのユニークさで世の中を変えていけるか●常に挑戦を続け、新しいものを生み出し続けることが 生き残りのための条件付け●絶えず変化を続けることが組織に安定をもたらす唯一の方法●デイビッド・ベイカンという心理学者が唱えている 「エージェンティック」と「コミューナル」という考え方●人間というものは「エージェンティック」といって 何かに取り憑かれたように頑張るとともに、 「コミューナル」といって他者とつながり一緒にいることを喜ぶ、 という2つの面をもつ、その両方が揃ってはじめて 何かを成し遂げることができる●スタンフォード大学教授のジェームズ・G・マーチが イノベーションの生まれやすい組織を形容した 「オーガナイズド・アナーキー(組織化された無秩序)」というコンセプト●ヤミツキ、フロー体験、没入、脱自我以上2011年12月29日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.29
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仏壇など、年末の家掃除をして、午後から、つれあいの里・山口県下関市へ。お盆は綾部で、お正月は下関。最近はそんなスタイルになっています。帰路、ノートパソコンを持ち帰るのを忘れたことが発覚。USBは持ってきているし、下関家のデスクトップはあるのですがパソコンにさわらない年末年始となってしまいました。それはとってもヘルシーでよかったかもなのですが、依頼されている原稿があったり、つくりたい冊子の原稿づくりがあったり入力したいデータがあったので気になりつつも、でも開き直って持参した本をたくさん読むことができました。以下のメモ銀行では、読書の断片が出てきます。未読の本が読まれて、かたづいていくっていいですね。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その665です(敬称略)●カヤックの経営理念「つくる人を増やす」●どこかで見たり聞いたりしたことのあるやり方であれば、 新しいヒントや刺激は期待できない●ANDの思想(“変化”と“安定”のように 一見両立しないように見えるものでも簡単に “OR(どちらか)”と割り切らず、 “AND (どちらも)”となる方法を探る、という意味です。●量が質を生む●「数で勝負する」という姿勢●KAYACスタイル●1ヶ月で7つのサービスをリリースする●「数重視」の姿勢●新規事業開発を目的として設けられた 「BM11」という社内チーム●とにかくアイデアを出し、一年間に100近いサービスを 完成させるというミッションを与えられている●それがビジネスになるかどうかという点は一切考慮しなくてよい●生まれたサービスを取捨選択し、収益モデルを 創り上げることは別のメンバーが担当する● どんどん新しいアイデアを出し、それを次々とサービスにまとめ、 ヒットするもの・しないものを見分けていく、というやり方●日常的にアイデアを出し、それをかたちにしていく作業を 頭と身体に染みこませておかなければならないのです。 (カヤック・柳澤大輔)以上2011年12月28日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.28
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娘が幼稚園の年少のとき、ですから2002年1月から「朝の3時起き」を始めました。2012年はなんと10年なのですね!3時起きをはじめて半年後の2002年の6月ころ、農文協の増刊現代農業、甲斐良治編集長から半農半Xをまとめてほしいと依頼があり、書かせていただいたのが、『青年帰農~若者たちの新しい生きかた』でした。3時起きしたら、ツクかも、とぼくは思っているのですがそういえば、その依頼の少し前に、福井県の丸岡町の「一筆啓上賞」受賞というのもありました。3時起きを始めた1年後、ソニー・マガジンズさんから半農半Xを商業出版しようとメール。(こちらは2003年、年初の日経新聞を見られて)早起きからいろいろ始まったのかもとぼくは思っています。そして、もうすぐ10年。早いものですね。塩見的ツク方法をまとめると・従順自然・早起き・死蔵からシェアへ(こころに響くことばなど)かなと思っています。今日の午後は綾部のコミュニティFM「いかる」に出演し、仕事納め。綾部里山交流大学で募集中の「あやべ里山100」のことや今後の交流大学のことなどをPRさせていただきました。パーソナリティの方はいつも引き出し上手で感謝です。ありがとうございます!年賀状も無事、自家製印刷を終えました。文字数は1500字ほど。虫眼鏡がいるかもです・・・。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その664です(敬称略)●どんな場面でも「つまりどういうこと?」と自分に問いかけましょう。(橋本淳司)●アイデアの断片は組み合わせによって意味が変わる●新しいボックスを自分でつくってブリットを分類することで、新しい世界を構築できるのです。●視覚的にも伝わるから話が脱線しない●日記や作文を書くとき大切なのは、ダイジェストではなくハイライトであることです。●簡単な図に表現できないものは、自分自身でまだ理解できていないということです。●KSF(キー・サクセス・ファクター)●抽象化能力●抽象化というのは、より上位の概念で表現すること●個別の出来事、知識であっても、それを普遍化し、再現性のある教えを引き出すことができる●抽象化能力が高い人は、ひとつの成功体験から要素を抽出し、それを他に応用できますから、ほかの分野でも成功を再現させることができます。●長い文章が書けるようになればなるほど、世界観の構想力が高い●成功の反対は挑戦しないこと●文章を書く瞬発力、関係性を構築する力、世界観をイメージする力●経営とは、相反する2つの要素を同時に追及すること。仕事×遊び、堅実×冒険、安定×不安定、秩序×カオス、組織力×個性発揮●古井一匡著『矛盾の経営~面白法人カヤックはどこが「面白い」のか』●カヤックはライバルのいない会社になることを目指している以上2011年12月27日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.27
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今朝はこの冬1番の積雪となりました。10センチほどですが・・・。娘が補講で終日学校行きの日だったので朝6時過ぎ、家を出ました。農村ではトラクターにアタッチメントをつけての除雪というのがあります。毎年、早朝から雪かきをお世話になっている植田さんに感謝です。夜は今年最後の村の組集会。わが組は8戸で構成していますがちょうど任期2年の組長選出の季節となりました。いまの組長さんは70歳ほど。本日めでたく、団塊の世代の方へとバトンタッチされることになりました。新組長を含むと3名、上の世代がおられます。ということで、3名×2年任期で7年後にぼくもまわってきますね。すでに2回組長を経験していますのでそれまでの猶予はありがたいです。でも、お祭りの禰宜当番(10組まであるので10年に1度まわってくる)のとき、ちょうど組長がまわってきそうですが・・・。恒例の組の新年会が2011年1月7日におこなわれます。昨年の12月、台湾に出発前に1000枚の名刺注文して、残0になりました。今度は屋号、「半農半X研究所」に加えて、「半農半Xパブリッシング」という名も入れてもらいました。新名刺、また受け取ってくださいね。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その663です(敬称略)●生活保護206万人、60人に1人●キーメッセージ:○○という問題を △△になるように解決する(問題解決シート)●未知の情報だけを拾っていけばいい●どこへ越しても住みにくいと悟った、時、 詩が生まれて、画(え)が出来る。(夏目漱石「草枕」)●アウトプットファーストの法則●言い換える力は、本質を見抜く力●7-4=3●「つまり」と「たとえば」を繰り返す(橋本淳司)●テーマを決めると、それに関するブリット (箇条書きの項目)は自動的に集まります。●ブリット出しはカフェや電車でできる脳のスポーツ●たとえば、3分間に20個と決めて、ブリットを打ち出してみます。●製品の背後にある哲学●人々がジョブズを悼む気持ちは、彼の製品を通して、 世の中に対する新しい見方や接し方を知ったことへの 感謝だと思えてならない。以上2011年12月26日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.26
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朝、薄らと雪景色。2~3センチといったところでしょうか。綾部も広いので福井にちかいところでは積もっているかもしれませんが、わが村では3度降っていますが、まだ積もってはいません。まだまだそんなに寒くない感じです。外仕事もしたいところですが台湾で電子新聞で毎月連載を依頼されている原稿を書いていました。半年続く予定ですので、次回が最後となります。帰国の2日前に取材を受けた台湾の雑誌ももうすぐ掲載誌が届くはずです。日本でいうと、家の光協会のような出版社です。台湾の原稿はメールで台湾の通訳の方に送り、訳していただき、政府チェックのあと、公開されます。(笑)(1か月のロングステイは中央政府からの招聘)台湾の原稿は書けましたがまだ書けていない原稿が1つあります。こちらは本(共著)。お待たせをしてすみません。取り組んでおります・・・。2011年12月25日半農半X研究所塩見直紀
2011.12.25
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綾部里山交流大学の今後の広報についての会議。綾部からの情報発信力をどうあげていくかということをインターンの多田さんととよさとカフェの時間に意見交換しました。そういえば、ちょうど今日届いた農業系新聞に広告とは、「バイミー・私を買って」と「短期間に集中的に」展開する販売促進活動です。PRとは、「ラブミー・私を愛して」という情報活動。売り上げアップが目的ではなく、顧客や多くの関係者との信頼関係を深め、あなたのファン・応援団を作ることが目的です。「長期にわたり地道に」展開すべき情報活動なのですとありました。(「経営のヒント 農業経営にマーケティングを」JAMM顧問・鈴木肇さんのことば)「ラブミー・私を愛して」。なるほどですね。新聞社さんが寄贈くださって届く新聞ですが、ありがたいメッセージでした。※いつもお届けくださり、ありがとうございます。綾部からのPR、情報発信、考えていきます。台湾版の本『半農半X的生活』の写真を添えた名刺がなくなりました。新しいデザインの名刺をつくりたいところです。名刺をぜひデザインしたい方はメールください!(笑)冬用タイヤを購入。春にはノーマルタイヤも交換のようです。いろいろ出費がありますね。2011年12月24日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.24
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わが村にとってはこの冬2度目の積雪となりました。といっても3センチほどです。朝、窓を開けると、南天の赤い実と雪の美しい光景。ボタン雪だったのでその後、道や屋根の雪も消えていきました。さてさてこの冬はどれくらい降るのでしょう。寒い1日だったのでこたつに入って、とある作業。今年使った経費のまとめ作業です。領収書に見る2011年。ひなこは今日から冬休み。といいたいところですが、この月~火曜は全員対象の補講のようです。水曜日に家を発ち、つれあいの里・山口県下関市に向かう予定です。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その662です(敬称略)●ソーシャルデザイン&新概念創出能力(新概念提唱能力)●『舟を編む』三浦しをん●プロフェッショナル=Professionalの語源である “Profess”は「宣誓」の意味で、神に誓いを立てる ということを意味します。国や特定の人ではなく、なぜ神に誓うのか。 それは「すべての人々に奉仕をする、公益のために働く」 からなんですね。そして公益のために働くには、 いずれの立場にも偏らないように厳しい自己規律を 持たなければいけない。 (経営コンサルタント波頭亮さん著 『プロフェッショナル原論』を読んで感銘を受けた 甲南大学教授・河崎照行さんのことば)●速書力●『後悔しない生き方』マーク・マチニック著●「後悔しない」ことを行動基準にすれば、人生は劇的に変わる!●悔いのない人生を●自己分析力×論理思考力×レバレッジ力●結論ファースト●文章を見直すときに意識しておきたいのは、 読んだあと「この文章は誰に何をしてもらいたいのか?」 がわかるかどうか、です。 (経営コンサルタント・午堂登紀雄『速書術』)●テレサ・テン「月亮代表我的心」(月は何でも知っている)」●一陽来復(衰えの極まった太陽が復活に転じる、意味)以上2011年12月23日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.23
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「冬至」(冬の最中、日低く極まる)の今日は里山ねっと・あやべが2002年から二十四節気の日に配信している「里山的生活メールニュース」の発行日です。おかげさまでただいま233号。年24回×10年の記念すべき240号も目前です。冬至の今日は2組のお客様。午前中は、電通で活躍されたお二人、『愛だ!上山棚田団~限界集落なんて言わせない』(協創LLP編著、吉備人出版、2011)を今年、世に送り出された原田明さん(協創LLP代表、半農半X研究所主任研究員)とコンテキスターの田中文夫さん(田中文脈研究所代表)。1000本プロジェクト2011で何度も来綾、田んぼをがんばってくださったお二人です。短い時間でしたがたくさん刺激をいただきました。来年、大阪で「1人1研究所フォーラムをやりますか?」というプランも生まれました。スモール研究所をはじめておられる方はぜひその節はご参集ください!午後からは2012年1月29日、滋賀の豊郷でおこなわれる「スローライフセミナーin湖東」の打ち合わせ。主催の湖東地域定住支援ネットワーク、担当の井上真由美さんが来綾くださいました。半農半Xや綾部、定住支援など質問をたくさんご用意いただいたので答えさせていただいたのですが会話のなかで心理的なことがでてきたので関心をお持ちなんだなと思ったら心理カウンセラーの資格をお持ちの方でした。ひとはいつ変わるのかということについていろいろお話できました。この度のご縁に、お声かけに感謝です。滋賀近辺の方、ぜひ来年、ご参集ください。近くにはおもしろいカフェがあるようです。午前中、みんなで行きましょう。(笑)※豊郷小学校 けいおんカフェとき:2012年1月29日(日)午後会場:岡村本家 蔵しっく館(滋賀・豊郷) 2011年12月22日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.22
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京都×環境×くらしなサイトWebマガジン「ぼちぼちと京都」(京都府の温暖化防止系サイト)で毎週公開いただいている 半農半フォトグラファー、でいこう。のコーナーも来週で最後となります。1月から毎週、ことばと写真とでメッセージ。NPO法人「木野環境」の担当・岩松さんの励ましでなんとか続けることができました。1年52週、来週で52枚目となります。終わってもこれを100枚、1000枚と続けていくことでわがチカラにしていきましょう。「半農半フォトグラファー、でいこう」、最後の1枚、どんな写真にしましょう。今日は滋賀からお客様。来年の2月10日に滋賀県内でおこなわれるNPO法人の研修会でお話させていただくことになっていて打ち合わせをおこないました。お呼びいただくことになったきっかけは台湾でのある方とのお出会い。それがご縁で今日の日があり、2月へとつながっています。ありがたいことです。1月末にも滋賀県で講演となっていて明日も午後から滋賀県からのお客様があります。環境先進県・滋賀で来年の前半3つの講演がいま決まっています。おもしろいものですね。2011年12月21日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.21
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2012年7月29日から9月17日、 「第5回 大地の芸術祭」が開催されますと新潟県十日町市にある「光の館 House of Light」から雪化粧となった写真付メールが届きました。「光の館 House of Light」とは芸術界の巨匠ジェームズ・タレル設計の「越後妻有 大地の芸術祭」の作品であり、宿泊・体験施設です。「光の館 House of Light」に宿泊させていただいたのは2009年夏のことでした。3年に1回のアートトリエンナーレ「大地の芸術祭」。あれからまた3年が経とうとしていて2012年7月29日から9月17日、 「第5回 大地の芸術祭」が開催されるのですね。第1回目の2000年夏は里山ねっと・あやべが誕生したばかりで訪れることができなかったのですが、 2回目の2003年から毎回、家族で数日滞在しながら作品を、新潟妻有地域を楽しんでいます。ひなこも中3となり、クラブなど忙しいかもですが、連れ出していこうと思います。 ぜひみなさんも来夏は新潟へ。 光の館もぜひ体感ください!館もみんなで割れば、安くなります。今日は半農半Xパブリッシングとして、お隣の福知山市内の印刷会社へ。『半農半Xという生き方 実践編』(ソニーマガジンズ、2006)をいよいよ新春から刷っていただき、半農半Xパブリッシング版として、新装販売予定です。どんな装丁にしようかな。半農半装丁家、半農半デザイナーの方、よき案があれば、お声かけください!DTPは綾部に移住された方にお願いすることになればと思っています。今日はそんなお出会いもありました。人生は不思議ですね。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その661です(敬称略)●盆栽研究家・川崎仁美(1980年京都市生まれ。 「現代盆栽」主宰)●ジャパネスクハウス「程々の家」(BESSスクエア)●陰翳礼賛●グラミン・フェリシモ プロジェクト●ポピュラーカルチャー学部(京都精華大学、13年春、日本初) ※マンガ学部は2006開設●無原則、融通無碍●文章執筆に必要な「球威・球速・コントロール」 (「平成進化論」鮒谷周史)●『下山の思想』五木寛之●成長神話の呪縛を棄て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想●「登る」のではなく「下山」するのだ。その先にある 新たなスタート地点をめざして。●グローバルな下山の時代が始まった。●「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展●永遠芸術家●『眠れなくなる宇宙の話』佐藤勝彦著●宇宙の95%は正体不明●光観観光●交換観光●整理観光●天職観光●玉人只是常●『下山の思想』と『坂の上の坂』●報徳思想とは、二宮尊徳が江戸末期に唱えた道徳・経済思想である。以上2012年12月20日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.20
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今年、綾部里山交流大学に1つの研究所が生まれました。その名も「交流研究所」です。今日12月20日は第1回目の「交流に関する研究会」。交流とは何か。地域再生における交流の意味など研究していけたらと願っています。交流研究所長に就任いただいた 秋津元輝・京都大学大学院農学研究科准教授(綾部里山交流大学交流デザイン学科長)に「出会いと交流~新しい協同のあり方~」と題して、講演いただきました。(秋津元輝先生のプロフィール)1960年香川県生まれ。日本の農村社会の基礎研究から出発して、Iターン農業者・移住者、農村ジェンダー問題、集落再生など、実践的課題に対象を進めています。2008年からは丹後半島の1集落と協定を結んで、学生とともに集落づくり支援を実践してきました。関心は一貫して、農村における場所と暮らしの関係にあります。日本の他には、韓国、タンザニア、ハンガリー、タイ、中国でも農村調査経験があります。 交流とは何か。たくさんのインスピレーションをお話の中からいただきました。以前から、交流に関する研究があまりなされていないのではということを会議で話していたのですが今日の日を迎えることができ、うれしく思っています。小さな研究所ですが、ゆっくり育てていけたらいいですね。秋津先生、よろしくお願いします。今日はお疲れさまでした。年の瀬も迫まるご多忙の中、また遠くからお集まりくださったみなさまありがとうございました!交流に関する研究会ですが、年度内にあと2回おこなう予定になっています。 2回目は2012年1月28日(土)の午後、綾部市内(上林地域予定)にて、熊本大学教授の徳野貞雄さんにご講演をお願いしています。 関心をお持ちの方なら、どなたでもご参加いただけますのでぜひおいでください。2011年12月20日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.19
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綾部里山交流大学「ローカル情報発信学科」の2日目です。受講くださっているみなさまにお泊まりいただいている農家民宿「イワンの里」へ。わが家からは車で15分くらいのところにあります。到着したころは薪ストーブ前で食後のお茶タイム。すてきな時間を過ごしてくださっていてうれしくなりました。午前中は「イワンの里」さんのお部屋をお借りし、ことば、コンセプト、型の観点からの情報発信についてお話。そのあと、各自の情報発信のまとめ作業。午後から各自、模造紙1枚を使ってプレゼンテーションです。・散逸から収斂へ・日々是「まとめ&まとめ」ということで想いをまとめていただきました。ぼくも一緒に自分の情報発信の未来を模造紙にまとめます。イワンの里の縁側からは雪化粧。こちらはわが村よりすこしだけ多く雪積があったようです。部屋のなかではみんな静かに下書き作業。癒される風景と同志がそばにいて未来をデザインする。なんだかいい時間でした。お昼前、お隣にアトリエを構えておられるアトリエ夢旅人舎関輝夫さん・範子さん画家夫妻宅訪問。銀座での個展を終えて、帰綾中でしたが、すてきなお庭を拝見させていただきました。関さん、すみません!昼食は古民家の蕎麦屋「そばの花」へ。(京都府綾部市上八田町舘ノ前1電話0773-44-1191)雪化粧を見ながら、薪ストーブ&ジャズのここちよい古民家空間でおいしい蕎麦をいただきました。村上さん、いつもありがとうざいます!母校(綾部市里山交流研修センター、旧豊里西小学校)に戻り、模造紙1枚にまとめる作業。模造紙1枚と何色かのマジックとで時間内に表現。老いも若きも1年に1回はそんな時間を。ほんとうに、いいかも。1人5分のプレゼンと質疑、コメント、エールなど。みんなが1つになる時間です。互いの未来にリスペクト。学ばせていただきくなかで事故修正しつつ、さらに未来デザイン。他者の存在って、すごいですね。あっという間の2日間でしたがみなさまにとってすこしでもかけがえのない時間、来てよかったなと思えるひとときであったならうれしいです。みなさん、寒い時期に、遠く綾部までありがとうございました!来た甲斐があったねと言ってくださるとうれしいです。2日間、お疲れさまでした。終了後、綾部里山交流大学協議体を構成している6者で会議でした。2012年の綾部里山交流大学やいかに。いろいろアイデア出ししたり、軌道修正したり、次年度もがんばります。新しき年も綾部里山交流大学をよろしくお願いします!2011年12月18日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.18
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JR綾部駅の南口広場には合気道の創始者・植芝盛平さんに関する碑がたっています。一家で綾部に移住。綾部で合気道の型を発見されたのでこの地は合気道発祥の地なのです。北口広場には「アンネのバラ」に囲まれたアンネ・フランクの像がたっています。アンネのバラと縁がある綾部。綾部在住の山室建治さんがバラの苗木を育て、全国に贈るというボランタリーなエックスに励まれています。半農半アンネのバラ育苗家とお呼びしています。植芝盛平とアンネ・フランクというすてきな組み合わせ。こうした世界初的な組み合わせを切り口に情報発信することも、メッセージすることもできそうです。朝、駅に子どもを送りに行ったとき、そんなことを感じました。さてさて、今日12月17日から1泊2日の綾部里山交流大学「ローカル情報発信学科」、スタートです。今年最後の宿泊型プログラムです。雪が心配されたのですが、わが村は屋根などが薄ら白くなった程度でした。今日はもう1つ大事な任務がありました。同志社大学総合政策研究科の「オーガニック生活・社会デザイン論」を嘱託講師としてお話しするというミッションです。同志社の今里滋先生とのご縁でお声かけいただき、昨年から3コマ担当させていただいています。そのほかにも4名の講師の方もいらっしゃいます。※詳細「ローカル情報発信学科」のみなさんと「オーガニック生活・社会デザイン論」のみなさんには里山村散策から合流いただき、自分なりの3つの「いいね」(宝物、地域資源など)を探すという課題をお出しし、わが村を案内しました。1時間強のひとときを終えて、母校内の研修室へ。各自の3つの宝物を全員でシェアしました。日陰には雪があったりしもしましたが太陽も出ていて、恵まれた時間。予想以上の大変よい気づきを発表いただきうれしく思いました。同志社のみなさんにとっては各自の研究テーマにおいて、ローカル情報発信学科のみなさんにとってはそれぞれの舞台での情報発信においてニューインスピレーションが生まれお役にたつものであったらうれしく思います。ともにセンス・オブ・ワンダーがベースなのかもしれませんね。同志社の院生のみなさんは駅にお送りして、交流大学のみなさんはさらなる課題をその間お出しし、終了後、農家民宿「イワンの里」へ。(京都府綾部市上八田町上ノ丘ノ下24 0773-21-1648)トルストイの「イワンの馬鹿」から来ているネーミングですね。おいしい夕ご飯をいただき、半農半Xの観点から情報発信のお話をすこししたあと、交流会。縁あって集ってくださったみなさんがさらにつながる時間です。綾部の里山を舞台に交流し合い、お互いから学び合う。半農半Xデザインスクールでは遠いこともあり、泊りますが今夜はぼくは1泊せず、帰宅です。みなさん、1時ころまで話されていたようでした。同志社のみなさま、綾部里山交流大学のみなさま、今日はお疲れさまでした!なんとか2つのミッションを終えました。ご協力くださったみなさまに感謝です。※12月19日(月)13:30~16:00、綾部里山交流大学のなかに設置した「交流研究所」の第1回「交流に関する研究会」をおこないます。秋津元輝・京都大学農学研究科准教授に「出会いと交流 新しい協同の作り方」という演題で講演いただきます。関心のある方は以下の会場まで直接おいでください。会場:綾部市里山交流研修センター(旧豊里西小学校)電話:0773-47-0040(NPO法人 里山ねっと・あやべ) 2011年12月17日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.17
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藤原和博さんの『坂の上の坂』(ポプラ社、2011年11月刊)。五木寛之さんの『下山の思想』(幻冬舎新書、2011年12月刊)。ならべているとおもしろいですね。『坂の上の坂』。これは司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』から来ているのですがこちらは坂を登るほうです。そして、そこに見えるのは雲ではなく、新しい坂だった・・・。新たな坂をどんな戦略をもって登っていくのか。一方、『下山の思想』のほうは山を下るほうです。静々と日本的に。神主さんが社殿の階段を後ろむきに降りていくように。『下山の思想』からは池袋のオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」の高坂勝さんが書かれた『減速して生きる ダウンシフターズ』も下山系ですね。ぼくは、『坂の上の坂』から梅田望夫さんの『ウェブ進化論』にあったメッセージ高速道路を降りるとそこは渋滞でそこから先は、けもの道となるを思い出しました。『下山の思想』と『坂の上の坂』。同じころ出た2冊の本。ならべてみるとそこから新たな価値や情報、意味も生まれます。『半農半Xという生き方』はこの2冊のどちらに近いのでしょう。並べてみると『坂の上の坂』『半農半Xという生き方』『下山の思想』こんな感じでしょうか。英国の詩人ワーズワースの産業革命頃のことば「plain living and high thinking」は半農半X的だと思います。今日の午後は、お隣の舞鶴市にある京都府中丹広域振興局でおこなわれた「地域力再生支援会議」へ。途中、かすかな雨が雪へとかわり始めました。まだ積もったりはしていませんが、さてさて、明日からの綾部里山交流大学ローカル情報発信学科は雪、大丈夫かな。2011年12月16日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.16
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京都産業大学で4年前から始まった一般教育科目「ふるさと論」講座のため、京都市内へ。お呼びいただくようになって今年で3回目となります。リレー形式で各講師がふるさと論を話すというスタイル。480名の学生が登録。昨年は1000名近くだったのですが大きくなりすぎたため、今年は人数を絞っておこなわれました。半農半Xの観点からのふるさと論。出席をあらわす学びや感想を書くシートには学部や学年、学籍番号、氏名のほかに出身地を書くことになっていてみなさん、いろいろなところから京都に集っておられることがわかります。年末年始の帰省の際、新たなまなざしでふるさとを感じてもらえるよう昨年の講義ではおこなっていなかったミニワークも今回は用意しました。冒頭ではぼくも2ページ出ている『ニッポンの嵐』の本の写真をお見せしたり1回生が多いのですが、すぐ来てしまう就活のためにも役に立つかもというお話もさせていただきました。一期一会ですが若い世代の未来にすこしでもお役に立つことになれば幸いです。年内の講演、講義は・12月17日の同志社大学総合政策研究科 (オーガニック生活・社会デザイン論)・12月17日~18日の綾部里山交流大学 ローカル情報発信学科のみとなりました。今年の講演は台湾のものを含めると70~80くらいでしょうか。年間100を超えるというのはなかなかできないすごい数字です。2011年12月15日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.15
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スピリチュアル&ヒーリング・マガジン「アネモネ」最新号に様々な危機にどう対処する?自然災害、食糧&経済危機etc. これからの時代のサバイバル術 「サバイバルのヒントに出会える全国コミュニティMAP」という特集があるそうです。全国コミュニティマップには15か所載っていて綾部の里山ねっと・あやべが載っていますよという情報が届きました。お教えくださった廣野さん、ありがとうございます!「サバイバルのヒントに出会える全国コミュニティ」になれますようにがんばりますね。2011年12月14日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.14
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来春のフォーラム事前合宿のミーティングに午前参加。実行委員のみなさま、お疲れさまです。午後からお客様を迎えに綾部駅へ。この9月の綾部里山交流大学に参加くださった博報堂の大木浩士さんが水ジャーナリストの橋本淳司さんとNPO法人ミラツク代表の西村勇也さんと来綾。新しい出会いをデザインくださり「感謝です。**世界を変える魔法は「組み合わせ」の中にこそある。(脳科学者・茂木健一郎さんのことば(茂木健一郎さんの対話集『芸術の神様が降りてくる瞬間』光文社・2007)**小さいかもしれないけれど「世界を変える魔法」が今日を起点に生まれたらいいですね。みなさま、遠く綾部までありがとうございました!刺激的な対話の間に里山・村散歩。昨日もフォーラムの実行委員会のみなさまと歩きました。(笑) 人×人 ---- 里山誰と歩くかで生まれるものはまた変わってきますが、でもワンネスって感じです。ほんとうに来綾、感謝です。みなさまもぜひ綾部においでください。一緒に里山村散歩、しましょう。2011年12月13日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.13
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2012年3月、京都綾部で1泊2日のとあるフォーラムがおこなわれる予定です。実行委員による事前合宿があり、会議に同席させていただきました。初日には半農半Xなどお話しさせていただいたり、パネリストとして登壇させていただく予定になっています。母校を舞台に開催いただくフォーラム。ほんとうにありがたいことです!宿泊キャパなどあり、参加者は60名と限られますが綾部でのお出会いも楽しみにしています。みなさまも何か企画をお持ちの場合は綾部を舞台にできないかご一考ください。(笑)みなさまのエックスをすこしサポートできるまち。そんなまちになればいいですね。2007年から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その660です(敬称略)●できないことのために雇ってくれる必要はありません。 できることのために雇ってください (身体障害者協会のスローガン『非営利組織の経営』ドラッカー)●きわめて健全な企業、強みをもっている世界企業の多くは、 かなり特化した「世界市場のリーダー」なのだ。●かなりの成功を収めるには、少なくとも一つの領域で 優秀な業績を上げる必要がある。だから組織の努力を集中させて、 どんな競争相手よりも市場ニーズを満足させられる 一分野を作ることが肝心なのだ。●(オーケストラ団員など)エキスパート全員が 力量を発揮して全体に貢献できるのは、 共通のスコア(総譜)を手にしているからだ。●価値観、使命、目標の3つが明確であること。 この3つは単純でわかりやすいこと、 再三にわたって強化されることが必要●求められる資源であるパワーと能力を動員できるのは、 自分の価値観に沿って行動するときだけ●永続的なコンセプト●彼の考え方と原則重視の精神がなければ 作られなかったと思われる製品以上2011年12月12日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.12
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例年、年賀状はメッセージ型なので3・11の影響はあまり受けないかなと思っていたのですが今年は年賀状を書く気になれない人も多いようと朝日新聞にありました。みなさんはどうでしょう。来年は辰年。3・11以前から年賀状で触れようと思っていた宮澤賢治さんの話があります。年賀状のサイズのうち、4割くらいはそのお話を紹介。受け取ってくださる方はお楽しみに。1月1日のブログでも公開予定です。このブログのトップページに「2012年の塩見直紀アクションプラン(一部)」という欄を加えました。来年の新しい動きの1部を書いたものです。整理月である今の時期に3×3のマンダラ発想法で2012年のことを書いていきましょう。 □□□ □■□ □□□ ■のところに2012年に取り組むべきことという問いを入れ、周囲の8つに答えを書きます。『半農半Xという生き方 東北思想編』というのも着手しないといけないのですが下記の欄のように、今後、いろいろ加筆していきますね。=====================2012年の塩見直紀アクションプランの一部===================== ・2万アート@綾部(エックスフルシティプロジェクト)・「書く」という観点からのまちづくり(エックスフルシティプロジェクト)・新装版『半農半Xという生き方 実践編』発売(半農半Xパブリッシング)**2007年夏から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その659です(敬称略)●天に貯金●仕事を創るという仕事●アウトプットよりインプットを重視する人、 インプットよりアウトプットを重視する人●マネジメントで重要なのは結果だけだ。●どの組織も、マネージャーが目標を明確に定めれば強くなる。●マネージャーは組織を方向づけなければならない。●整理&新しい考え方●art meets technology(アートとテクノロジーの遭遇)、 この2つの掛け合わせにこそ、新しい何かが生まれる●早朝観光●(外交は)将来へのデザイン力●新鮮な構想力(があるかどうか)●デザイン力を示す●設計力を示す●潜在力はあるが戦略なし●優秀なマネージャーが平均的なマネージャーと異なる点は、 ただでさえ優れている領域で絶えず自分を向上させようとする点だ。 これはマネージャーに当てはまるだけでなく、 音楽家やスポーツ選手、政治家、医師にも当てはまる。 (『有名人の成功のカギはドラッカーの「マネジメント」にあった』)●弱みをもつ領域では優れた成果は出ない。以上2011年12月11日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.11
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NPO法人「北近畿みらい」の役員会とツアー報告会のため、お隣の福知山市にある成美大学キャンパスへ。北近畿みらいは昨年生まれたNPOで兵庫と京都の北部(北近畿)を舞台とする着地型観光の推進というミッションなどに取り組んでいます。この秋おこなった3つの取り組み・豊岡での砂金とり・美山~福知山での由良川ツアー(芦生の森から鮭の遡上地まで)・半農半Xツアーin京都・綾部について、関係者と報告会をおこないました。台湾から帰国後、すぐにおこなった11月19日~20日の半農半Xツアーin京都・綾部(近畿日本ツーリスト福知山支店との連携)も15分、発表させていただきました。「散逸的生活より、収斂的生活」「日々、まとめ&まとめ」だと思っています。ツアーもまとめてみると見えてくるものがあるし、そこから何か新しいインスピレーションが生まれ、何かを提示できたらと思って準備しておりました。まとめ、収斂、提示というのは大事なことだとあらためて感じた次第です。まだ世にないことば、キーワード、新概念を創出できたら、提示できたらそれは自分にとってもっともよろこばしいできごととなります。今日、提示できたもの。どうだったでしょう。2012年1月21日(土)の13:30~16:00、京都府福知山市の成美大学4号館4階401教室において九州・阿蘇から阿蘇地域振興ザインセンターの坂本英俊・事務局長をお招きし、ニューツーリズムに関する講演会とパネルディスカッションをおこないますのでぜひご参加ください。坂元様の演題は「来てもらってうれしい地域づくり・観光地づくり~広域連携における滞在交流型観光とは~」となっています。2011年12月10日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.10
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明日12月10日はNPO法人「北近畿みらい」のツアーに関する検証会。11月19日~20日に近畿日本ツーリストさんと一緒におこなった「半農半Xツアーin京都・綾部」や11月のはじめ、京都の美山の芦生の森などをめぐる由良川ツアー等の検証をすることになっています。由良川ツアーの高御堂厚さん(京都・美山在住)が先の事前会議でよい検証をされていたので自分は少し違う切り口を提示できたらと思っています。「1000本プロジェクト2012」への参加希望のメールがありました。ありがとうございます。今年参画いただいた京阪神+綾部の12組のみなさまにアンケートをとり、来年のことを決めていきたいと思っています。アンケートメールをお送りしますのでみなさま回答をよろしくお願いします。※ご参考 1000本プロジェクト20112011年12月9日半農半X研究所 塩見直紀
2011.12.09
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書くということを始めたのはフェリシモに入社した1989年、いまのノートパソコンくらいのサイズのプリンター内臓ワープロを買ったときからです。まだそのころは仕事の企画書をつくるなどが目的でした。メッセージのための文をすこし書くようになったのは95年くらいでしょうか。ワープロからパソコンへと機械もかわり、だんだんと想いをまとめることもするようになりました。99年、ふるさとの綾部へUターン。2000年の春、半農半X研究所という小さな研究所をはじめ、里山ねっと・あやべに参画するようになり書くことが激増していきます。2002年夏、農文協の増刊現代農業の甲斐良治編集長に『青年帰農~若者たちの新しい生きかた~』という本をつくるから半農半Xについて、文をまとめるように言われ、はじめて世に出したのでした。来年は『青年帰農』からまる10年の記念の年になります。そんな記念の年に向けての1つのこころみがあります。この秋から準備をすすめているのが「書く」という観点からのまちづくりです。「エックスフルシティプロジェクト」という名前で活動を始め、来年の1月、「かくまちブック」という書くという観点からのまちづくりブック(小冊子)を作成し、それを使った講座ワークショップを綾部市内で1~3月、おこなう予定にしています。今日はアドバイスをもらうべく綾部ITワークスの長岡治明さんのところへ。(『綾部発 半農半Xという人生の歩き方88』にも登場いただいています。)ひさしぶりにあれこれゆっくり話すことができました。パソコンもみてもらって、こちらもアドバイスをいただきました。長岡さん、貴重な時間をすみませんでした。書くという観点からのまちづくり。関心がある方はご一報ください。参画、歓迎です。『青年帰農』から10年。早いものですね。まとめよといわれなかったらできていなかったと思います。甲斐さんには、ほんとうに感謝です。2007年夏から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その658です(敬称略)●あるくみるきく●日本観光文化研究所(昭和40)●人間は伝承の森だ(宮本常一)●記憶に残ったものだけが記録にとどめられる●宮本は風景からその景観をつくってきた人びとの意志を観察した。●相互扶助精神の発露の例として●困窮島●「一枚の写真から」●民衆から集めた知恵を民衆のなかに返すという宮本の実践的な考え方●チャンスが過剰にあるからパワーを浪費する危険性が大きい現代(「計画的に廃棄する」というコンセプトが非常に役に立つ)●今日、「創造的破壊」は以前よりも重要になっている。●強みと、変化する「大枠の条件」への適応能力●物事を成し遂げるのは、集中する者、モノマニアックである。(ドラッカー)●社会脳以上2011年12月8日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.08
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長野に1泊してゆっくりと戸隠神社を参拝したかったのですがNPO法人「里山ねっと・あやべ」の定例ミーティングと他の会議予定があったので残念ながら帰路へ。今朝、綾部へ辿りつきました。昨夜、長野で講演を聞いてくださったみなさまからメールも届いていました。ありがたいことです。今年度より、綾部里山交流大学では2つの研究所を設置しました。交流研究所と綾部型情報発信研究所です。12月19日(月)の13:30~16:00、交流研究所では第1回目の「交流に関する研究会」をおこないます。秋津元輝・京都大学農学研究科准教授に「出会いと交流 新しい協同の作り方」と題する講演をいただきます。年度内に計3回行います。参加ご希望の方はご一報ください!綾部型情報発信に関する研究会もおこなっていきます。2011年12月7日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.07
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長野市教育委員会生涯学習センター主催の地域人材育成講座「ながの・夢・未来塾」のため長野市内へ。長野での講演は2010年の飯田市、安曇野市に続いて、3度目です。ありがたいことです。余裕をもって到着したので長野駅から歩いて善光寺へ。大学のころから門前町に関心をもってきましたのでたのしい時間を過ごさせていただきました。講演は18:30~20:30ころまでの2時間です。たくさんの方がお集まりくださいました。今日の演題は「天職でつながるまちづくり~それぞれのエックスで輝く~」です。ひとのみならず、森羅万象が天職を全うできるといいですね。拙いお話でしたが、すこしでも何かのお役に立っているとうれしいです。お声かけくださった主催者のみなさま、来場くださったみなさまありがとうございました。以前、綾部里山交流大学に参加くださった長野の中谷さんがお声をかけてくださり終了後、「スローカフェずくなし」へ。ずくなしのオーナー夫妻とは2006年に東京のカフェスローでお出会いしていて、「長野で店を開きます」と聞いていたのでいつか行ってみたいと思っていました。やっと夢がかないました!いい店ですね。おいしいごはんをいただき、長野のみなさまと交流もできました。あらためて感じたのは長野は半農半Xな人が多いということです。1泊するつもりだったのですが綾部で会議のため、22:30の夜行バスに乗り込みました。長野へのほぼ日帰り。今度は家族でゆっくりまいりますね。余談ですが、今日の旅本は宮本常一&ドラッカー関係の本でした。たくさんインスパイアされました。またメモ銀行で還元します。2011年12月6日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.06
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とある業界紙から新年にあたってのメッセージの原稿依頼があり、想いを書かせていただきました。ありがたいことです。夜、とある放送局から電話があり、こちらも「新年」系でした。さてさて、半農半Xの2012年や、いかに。どんな年になるのでしょう。2011年12月5日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.05
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毎年、年賀状で前年1年間の「自身の印象的な出来事」10個を公開しています。大きなことである必要はなくて小さなことだけど今後大きく育つかもというようなこともOKにしています。(例 絵を描き始めた、民俗学者の宮本常一の本を読みだしたなど)まだ年賀状の準備はしていませんが10個を書き出すため、この1年の「特筆すべき芽」をメモしてきました。おすすめのワークです。名づけて「リスペクト2011」。みなさんはどんな芽が出ていますか?中2のひなこが英語の教科書で映画の「E.T.」を学んでいました。つれあいがDVDを借りてきたので、久しぶりに一部だけ見てみました。公開された年は1982年。高校2年のときのことです。たしかデートで見に行ったと思うのですが。(笑)30年前のことなのですね。12月6日の長野情報です。定員を超える方が来てくだるようです。ありがとうございます!●地域人材育成講座「ながの・夢・未来塾」12月6日、13日の(火)、18・30~20・00、市生涯学習センター3F。参加費/全2回500円(各300円)。内容/6日塩見直紀(半農半X研究所代表)天職でつながる街づくり~それぞれのXで輝く~。13日山崎亮((株)studio-L代表取締役)コミュニティデザイン~地方再生への処方箋~。託児は各受講日の3日前までに申し込む。問合せ/同センター(電話)233・8080、(ファクス)233・8081以上2011年12月4日半農半X研究所・塩見直紀(京都・綾部)
2011.12.04
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この秋、大阪でおこなわれた「ふるさと回帰フェアin大阪」で講演の機会を与えてくださったNPO法人ふるさと回帰支援センターの星久美子さんが綾部を訪ねてくださいました。雨がちょうどあがり、3時半をまわっていましたがあたたかく、村散歩に誘いました。とてもめずらしいなと思ったのは小道の良さがすごくわかる方だということ。小道マニア、ですね。小道のよさを共有でき、ご一緒にできてよかったです、母校の旧豊里西小学校(綾部市里山交流研修センター)に戻り、話を終えたころ、雨が降りだしました。星さん、今日は貴重なお時間を綾部までありがとうございました!またどこかでお目にかかれますように。久しぶりに「メモ銀行」です。自分でもすこし忘れていました・・・。これかも気になることばをシェアすべく、公開させていただきますね。2007年夏から公開を始めた「メモ銀行」はインスピレーション財を蓄えるミッションサポート系思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」、その657です(敬称略)●里山ガーデンキット(製作費込みで55000円、植えてあるのは、ブルーベリー、セキショウ、ハギ、ヤブラン、赤シソ、イチゴ、レモンバームなど10種類以上)●アップル大学●『パブリック~開かれたネットの価値を最大化せよ』NHK出版●『江戸めしのスゝメ』メディアファクトリー●30名の事業構想家を募集します。(事業構想大学院大学THE GRADUATE SCHOOL OF PROJECT DESIGN)●何でもないことこそ詩になる。世界は言葉によって発見され続け、世界すべてに詩はあります(『詩集希望』杉山平一)●日本はビジョンで世界をリードできる●なぜ発案者になり、なぜビジョンをリードできるのか●先適応● 連想出版(NPO法人)●ジャパネスクハウス「程々の家」(BESS)**2011年12月3日塩見直紀(半農半X研究所)@京都・綾部
2011.12.03
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龍谷大学の地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)主催の国際シンポジウムのため、京都市内の龍谷大学深草キャンパスへ。今日12月2日は中国、台湾、韓国、日本による国際シンポです(言語は日本語)。テーマは「東アジアから中山間地域の内発的発展を考える」。11時に打ち合わせ会場に行くとなんとうれしい再会。台湾の黄世輝先生(国立雲林科技大学創意生活設計系教授)は台湾の離島・馬祖から綾部への視察30名を率いてくださった先生でした。一人でも知り合いがいると心強いものですね。今日のプログラムは保母武彦さん(島根大学名誉教授)の基調講演「東アジア中山間地域の将来展望のために-内発的発展論からの問題提起」を1時間拝聴し、そのあと、2時間のパネルディスカッション。 テーマは「中山間地域の内発的発展-事例を通して」。 コーディネーターは矢作弘さん(LORC副センター長、龍谷大学政策学部教授)のパネリストは劉 正奎さん(韓国・(財)地域財団運営理事)黄 世輝さん(台湾・国立雲林科技大学創意生活設計系教授)陳 雲さん(中国・復旦大学国際関係公共事務学院副教授)春日 隆司さん(日本・北海道下川町役場地域振興課長)塩見 直紀(日本・半農半X研究所代表)という面々です。 まずは各15分の発表。中国、台湾、韓国、それぞれの事例も個性的です。北海道の下川町の春日隆司さんは内閣府「地域活性化伝道師」。刺激的でした。おもいがけないことでお声をかけていただき、登壇したのですが15分で「中山間地域の内発的発展」を半農半Xの観点で語ったのですがどれくらい伝わったかは?です。半農半Xコンセプトは台湾、中国、韓国にも翻訳等で伝わっているので東アジアの国際シンポに招かれるのは意味深いと思っています。終了後、懇親会。「地域活性化伝道師」の春日隆司さんとゆっくり話せたことも大きな収穫でした。みなさま、尊い時間をありがとうございました。お声をかけてくださった龍谷大学のみなさまにも心よりお礼申し上げます。2011年12月2日半農半X研究所・塩見直紀
2011.12.02
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おかげさまで12月6日(火)、長野市教育委員会生涯学習センターさんからのお声かけで地域人材育成講座「ながの・夢・未来塾」で講演する機会をいただきます。新聞や広報誌などで長野でも広報され長野の知人から「来られるんですね」とメールをいただいています。飯田市、安曇野市についで長野県では3度目の講演です。長野のみなさん、来週はよろしくお願いします。地域人材育成講座「ながの・夢・未来塾」、ぼくの次の講師は『コミュニティデザイン』の山崎亮さん。半農半X&コミュニティデザイン!すてきな流れですね。今日から12月。2011年ものこり1か月とは。締めくくりの月。みなさん、大事に過ごしていきましょう。今日、ふとひらめいたこと。それは*センス・オブ・ワンダー(感性)*ことば*コンセプトメイク*(思考の)整理*発想(アイデア、企画)*ミッションサポート*情報発信というような7つのテーマについて1つを60分ほどずつ、1泊2日で一緒に学ぶスクールができないかなとふと思いました。半農半Xデザインスクールとはまたことなるスクールです。なんて名前をつけましょう。2011年12月1日半農半X研究所・塩見直紀(京都・綾部)
2011.12.01
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