第9話 「 迷子 」


茄稀は張り切っていた。
「何から乗ろうか迷っちゃう~!!」
朝柄は張り切っていた。
「((いつまでたっても中身はガキだな・・。ハァ。。))」
克聖は思っていた。
「おなか・・減った・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
葵羅は死にそうだった。(笑)
「!!葵羅!さっさとこれ食って元気になれ!!元気のない奴いると全部まわれないだろっ?!」
茄稀は近くにあったドラ焼きを手にとって葵羅の口の中に入れた。
「わ、わかった!!!」
「((そういう問題かっ?!))」
克聖は思っていた。
葵羅は猛スピードで食べまくった。

そして、3時間経過・・・
4人ともヘトヘトだった。

「腹減ったな~なんか食おうぜ~ヘトヘト。。」
茄稀が言ったことにほかは賛成し、食べ物屋を探した。。

「うぇーん。お兄ちゃんどこー??」
アイスクリーム屋の前で女の子が泣いていた。身長からいけば3歳くらいだろう。
「ねぇねぇ、あれ~おいしそうなアイス~vv食べたい~!!」
葵羅は言った
「そぅだな~。って、違うだろ?!ったく、お前はほんとに食いもんしかあたまにないのかよ。よく見ろよ。迷子だぜ~。」
克聖は言った。
「ホントだ~逸れちゃったみたいだねぇ。。あっ、どうせまだバスまで時間あるし探してあげようよ!!」
朝柄の言うことに納得して葵羅が女の子に話しかける。
「ねぇ、どうしたの?迷子?」
「お兄ちゃんがどこかに行っちゃったのー。。」
迷子の少女泣き止みは答えた。
「譲ちゃん。名前は?」
茄稀が聞いた。
「哀裡(アイリ)ってゆーの!」

みんなが笑顔で話しかけると、哀裡も笑顔で答えた。
そして5人のお兄ちゃん探しが始まった。

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