第12話 「 作戦会議前 」


「朝柄には俺が言っておくから、適当な時間になったら家に来てくれな。」
「わかった。またあとで。」

そして学校も終わり茄稀と葵羅は一緒に行くことにした。
家の前に着きチャイムを押した。
「どちら様で御座いますか?あ、茄稀さんと葵羅さんですね。いらっしゃいませ。今開けますのでどうぞお入りください。」
その言葉と同時にまるでドラマにでも出ていそうな豪邸の門が開いた。
「いつ来ても慣れないよな。チャイム押すのって緊張だし。」
「それに私たちがこんなところ簡単に入れていいわけ?」
長いもう1つの扉までは数100mある。
「いらっしゃい。久しぶりね。」
庭にいた未聡(ミサト)は声をかけた。
「あ、未聡さん。こんにちは!」
「こんにちは~お邪魔します。」
未聡はこの家の長女で頭も凄い良いらしい。克聖、朝柄の姉だ。今年で21歳だった。
「相変わらず元気ね。今日はそっちの玄関通れないから、あっちの小さいドアから入ってね。」
小さいといっても、高さは3メートルはある。
茄稀達は軽く頭を下げると、その小さいドアへ向かい開けて中に入った。
「おい。これの何処が小さいんだ?」
「私の家の玄関の10倍くらいの広さね。此処はじめて来たかも・・・広すぎるから何処にいるかもわからないし。迷わないのかな~。」
そう言ってるうちに克聖が来た。
「たまに来るお手伝いさんでも3日迷うくらいだから、そんなに迷路とかでもないだろ?俺が来たばかりのころは、毎日迷ってたからな。」
「3日・・・・ですか・・・」
「その5番目の角を左に曲がって13個目の部屋ね。俺はちょっと朝柄呼んでくるから先入ってて適当にくつろいでてな。」
「此処は商店街か。」
「まず、入って待ってよっかvv」
何分か待っていると、克聖でもなく朝柄でもなく、お父さん=社長様が入ってきた。

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