Marybow

サボり魔

サボり魔


私は高校まで相当なサボり魔だった。
中学、高校と、学校はなんとなく休みがちで、このあたりから 前頁 のような体が弱い印象をもたれたと言うことが言えなくも無いのだが。
確かに、高校の同級生などは体が弱いのかな?と思っていたらしい。事実、体調不良で休んでいることになっていた。

ところが。

私が休んでいたのは、元気なときだった。
退屈な、しかも将来の進路に関係ない授業の日は気乗りがしないので、サボっていた。(実際、役者になりにトウキョウに出るつもりだったので、進路に関係した授業は何一つ無かったのだが)
どこかに行くわけでもないのだが、家でごろごろ、絵を書いたり、ゲームをしたりしていた。
一歩間違えば引きこもりである。
このあたりのことは高校時代の友達もあまり気付いていない。
だが、そんな自分に時々嫌気が差すので(学校へ行かないことではなく、ごろごろしていることに)、好きな授業があるときは、学校へ行っていた。
また、体調が悪いときに家にいてもつまんねえと思っていたらしく、体調の悪い日は、かなり無理をしてでも学校へ行っていた。
帯状疱疹で抗生物質を飲んでも行っていた。
そのせいで胃がやられて、吐きまくっても行っていた。
その後、点滴に切り替わっても、朝打って、遅刻してでも行っていた。

親の金で(公立とはいえ)学校に行っているのに、全くもってとんでもないのだが、それが私のスタンスだった。

だが、部活は熱心だった。吹奏楽部に所属していた私は、熱心に通った。当然、サボった日は行かないのだが、重要なコンクールや演奏会は長期休みの間にあるので、大事な時期と言うのは学校が休みだったのだ。
朝は8時から、長いときで夜9時まで。
学校でやることもあれば、コンクール前は気温調節の出来る(学校音楽室は摂氏40度になる上、近隣から窓を閉めるように言われていた)スタジオでやることもあった。
割と強い学校だったので、それだけに熱が入った。

トウキョウへ出て、芝居をはじめてからは本当に休む間もなかった。
講師の先生がとてもよい先生の上に、遅刻欠席に非常に厳しい先生だったため、休むと言うことは考えられなかった。
休みがあると稽古を見てもらえないのだ。
熱が40度あろうと、皆きていた。
芝居とはそういうものなのだ。
バイトを首になろうと、皆きていた。
芝居とはそういうものなのだ。
仕事と言う感覚を大きく感じた。

芝居をしてから、サボり癖は治ったかに見えた。
現在も、仕事はお金を貰って働いているため、責任と言うものが在る。そのため、休んではいけないと思っている。

だが。

元気なときに遊べと言うスタンスはいまも変わっていない。
やるべき掃除や、サボれそうな炊事は、未だに適度にサボりを入れている。
そんなに根を詰めてめんどくさいことはやってられないのだ。

同居人には時々手抜き料理が出てくるため、私のサボりはバレバレである。
ごめん・・・。でも、それが私のスタンスなのだ。

Oct.11/2004

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