翠蛇の沼

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ガン×ソード レビュー集2 23~25話


ガン×ソード 第23話「みんなのうた」

眼の不自由なレイをサポートする弟ジョシュア。
初めての兄弟連携プレーには燃える。
宇宙空間でミハエルに立ちふさがるダンも同じく燃え。
平和のための理想を説くミハエルに、ひたすら感情だけで反発するヴァンが面白い。
いや、反発というか最初から話を聞く気が無い。兄さんもようやく感情むき出しになるのを見ると、
やっぱりこのアニメの醍醐味は敵同士の感情と感情のぶつかり合いなんだなぁ、と思ったり。

ガン×ソード 第24話「夢の終わり」

再視聴組ですが、これを見る日をずっと待ってました。ガン×ソード随一の名シーンだと思う。
神BGMとともに突入するレイ、その後の壮絶な展開、ジョシュアの悲痛な叫び・・・どれを取っても鳥肌が立つ思いです。
今回は最初から最後まであまり舞台が移ること無く、地上組の総力戦を描いた話。
敵の物量がこれまでのガン×ソードとは比較にならぬほど増えてます。
すっかり足止め役が板についているプリシラ&エルドラチーム。
でも、両者とも新技を披露して中々カッコよかった。
エルドラ、超級覇王電影弾か?

ここからは感想というか、駄文(え)
レイとジョシュア、兄弟最後の語らい。
最後の最後で、復讐に生きる事しかできなかった自分の弱みを弟に打ち明かし、弟を残してレイは死地へと向かう。
ヴォルケインの自爆でサウダーデを足止めし、ついにカギ爪を追い詰めたレイ。
だが、庭園の時と同じ、夢を追う者の強運に守られたカギ爪に、その銃弾が届く事はない。
やはり、過去に縛られる者に、未来に進む者の歩みを止める事はできないのか・・・
「夢を奪われた者は、どうなるか知っているか?」
夢を奪われた苦しみを誰よりも知るからこそ、同じ苦しみを最も憎い相手に与える。
「選べ!命を取るか、夢を守るか!」
夢ゆえにカギ爪は殺せない。ならば、命を守らせる事でカギ爪の夢を奪う。
それがレイの復讐。何と皮肉と執念に満ちた復讐か。
彼が最期に目に焼き付けたのは、初めて見せるカギ爪の『絶望』の顔。
妻を失った時の自分と同じ『絶望』。それこそがレイが最も見たかったものだった。
「やった・・・」に復讐を果たした喜びを、「ありがとう・・・」に弟への愛情と感謝をこめて、
愛する妻の下へと旅立つ・・・さらば、レイ・ラングレン。


ガン×ソード 第25話「バカがヨロイでやってくる」

兄の意志を無駄にしまいと決意するジョシュア、
ついに目覚める秘密兵器・カルロス、再び立ち上がる勇者と少女、
ファサリナへの羨望を打ち明かすカルメン、銃を手に取り兄と対峙するウェンディ、
そして・・・バカがヨロイで帰ってきた!
意外にあっさり目に倒されたミハエル兄さん。フリーダム幻想は完全に打ち砕かれたな・・・
ファサリナさんが可愛いのは全面的に賛成!
やっぱり、ただの媚びキャラじゃなくて影が無いといけませんよ。
全ての登場人物がクライマックスに向けて、動き始めた~


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