静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

こんにちは。

テニススクールが楽しみな畳屋の姉さんです。

　今夜は週１回のテニススクールの日です。前回サーブの練習をしていたら、コーチにもう少しトスを右に出すようにと指導されました。それを忠実に守ってサーブをしていたら、

「新海さん、いいよ！言うこと無し！」

と褒められちゃいました！

　幾つになっても褒められると嬉しいものです 。（特に最近は誰からも褒められないものですから・・・。）

　自分の子供ももっと褒めてあげないと、とあらためて思いました。

　昨年末、知り合いの方から、処分するような畳を譲ってくれないかと頼まれました。施設に入っているお父様のお部屋の一部に敷きたいということでした。

　表替えをすればだいぶ気持ちがいいですよ、と勧めましたが、お父様は少し痴呆気味なので、畳ならばなんでもいいということでした。

　弊社に丁度捨てるには惜しい畳があったので、処分代も節約できることですし、その方に数枚お譲りすることにしました。

　新年明けてその方とお会いしたとき、

「先日は畳をありがとうございました。おかげ様で、オヤジが自分の部屋にちゃんと戻ってくるようになりました。」

と言われました。

　お父様は、自分の部屋には畳があると思い込んでいらっしゃったようです。畳の感触と畳の記憶が体に染み付いていらっしゃるんですね。