今回のお題はAC/DC 「BACK IN BLACK」。 1980年7/25日にアトランティック・レコードからリリースされた6枚目。 マイケル・ジャクソンの「Thriller」、イーグルスの「イーグルス・グレイテスト・ヒッツ1971-1975」についで3番目に売れたアルバムとなった。 アメリカでプラチナ・ディスクを獲得した前作「地獄のハイウェイ」(1979年7/27リリース)後、ボーカルのボン・スコットが泥酔中の事故で亡くなったため解散かと思われたが、葬儀の場でスコットの父に声をかけられ、バンドを続けてほしいと言われたアンガスとマルコムのヤング兄弟は新作の制作に着手。最初はスコットの追悼のために制作を開始したものの、すぐにこれは再生のチャンスと思い直し、1ヶ月半後にはブライアン・ジョンソンをボーカルに迎え、AC/DCは復活を遂げた。
<曲目>
02. Shoot To Thrill(スリルに一撃) 03. What Do You Do For Money Honey(危険なハニー) 04. Given Teh Dog A Bone(ロックンロール・ハリケーン) 05. Let Me Put My Love Into You(欲望の天使) 06. Back In Black 07. You Shook Me All Night Long(狂った夜) 08. Have A Drink On Me(死ぬまで飲もうぜ) 09. Shake A Leg 10. Rock And Roll Ain't Noise Polluction (ノイズ・ポリューション) *対応サブスク:Apple・Spotify
ボン・スコットの後任は当初Back Street Crewlerのテリー・スレッサーにバンド加入のオファーを打診するも、既に確立されたバンドには加入しないという考えから断られた(その後ソロキャリアで成功を収めている)。元MOXYのバズ・シャーマンにも断られている。最後にマネージャーから推薦されたのはブライアンだった。 ボン・スコットの追悼のつもりで作ったとのことだが、それを感じさせないリフの良さ、力強さがカッコいい。この手のフレーズ、日本のグループでも聞くことがあるが、世界で売れたアルバムのベスト3なのは伊達じゃない。