http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/09/25/04.html
古賀氏の野望?選挙握って自民占拠
福田氏はいったん古賀氏を総務会長、二階氏を選対総局長とすることを内定、提示。しかし、古賀氏は「(選対総局長が)一番適任だと思ったから、自分で申し入れた」として選挙担当を強く希望した。自民党本部の総裁室で「選挙のことは一切仕切らせてもらっていいですか」と古賀氏が詰め寄ると、福田氏は「もちろんです」とうなずいた。
周辺によると、福田氏が選対委員長について(1)党3役と同格にする(2)総裁直属とする--という構想を示すと、即座にこのポストを強く希望したという。本来は幹事長が行ってきた選挙関連の仕事を担うことになり、「小泉チルドレン」や「郵政造反組」の公認調整の実権を握る。
政治評論家の浅川博忠氏は「古賀氏はキングメーカーを目指している人。選挙の準備を担うポストに就けば、党内の影響力を増すことができると考えたのだろう」と指摘する。「たとえば、無派閥の小泉チルドレン約30人のうち、選挙を優位に行うために多くが古賀派に入れば、派閥が大きくなり、古賀氏の力が強くなる」と説明した。
また、「ポスト福田」は、古賀氏と連携する谷垣氏と麻生太郎幹事長の争いになるとみて、古賀派幹部からは「権威はあるが実権のない総務会長より、公認調整などで強い権限を持つ選対委員長として党内ににらみを利かせ、戦いを有利に運ぶ狙いがある」との声がある。
一方で伊吹氏の幹事長起用はサプライズ。だが、総裁選で福田氏を支持した派閥領袖の中では伊吹氏は「天下獲りへの野心が強くない分、抵抗も少ない」(幹部)とみられており、伊吹氏の抜てきには、福田氏の所属する町村派名誉会長で、党内バランスを重視する森喜朗元首相の影を指摘する見方もある。
福田氏は25日に国会での首相指名を経て、第91代、58人目の首相に選出される。その後、組閣作業に着手し、夜には新内閣が発足する。
この記事は中々面白い。
小泉・安倍で冷飯を食わされていた男が古賀誠だ。そして選挙対策専門のポストにつく。事実上幹事長ポストは降格と思ってよさそうだ。
金を集め金と選挙区を分配するのが幹事長の役目だったのが選挙区と金の分配は今後は古賀誠となる。また応援演説に駆けつける日程や人の段取りなんかも古賀の仕事だろう。小泉チルドレンで無派閥組は古賀に近づくのは自明の理。目立とうと馬鹿なパフォーマンスをやったタイゾーは撃沈か。
予算成立後解散を名言している内閣なだけに私怨と私利私欲に古賀が走れば自民は衆議院でも大敗確定だろうな。そうなるとキングメーカーの夢も潰える。
自民が勝つか民主が勝つか。ジンクスで行けばこのまま中日が優勝すれば福田内閣短命確定かな?中日ドラゴンズが優勝した1年以内に総理が変わるってジンクスは今も更新中。
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