空白だらけな箱

蛇×弥~小説~

蛇骨×弥勒 +流血+ 短編(おまけ付)




『へへっ、やっぱ…色っぺぇ…なぁ?』


自慢の愛刀、蛇骨刀を振り切っ先を相手に容赦なく向け
挑発とも言えよう言葉を投げかける。その行為が続いている。
蛇骨の背後には奈落の毒虫である最猛勝が見張りのように
何匹も飛んでいる。
すでに夕刻、蛇骨が弥勒にちょっかいを出し始めたのは昼前の事だ。
戦い初めてから随分と時間が経っただろう。
どちらともなく息が上がり、体のあちこちに傷ができ、着物はボロボロになり、血が滲み肌にくっつく。



『御前も…、好い加減に、成仏…したらどう…です……?』



丁寧な口調で相手に吐き捨てるように言うと錫杖を支えにして立ち、
構え直す。
顔は青ざめ、冷や汗を流しながら相手を見据え動きを読もうとする。
蛇骨はニヤリ不敵笑みを浮かべながら手首をくっと小さく振る。
すると、切っ先が弥勒の腹目掛け一直線に向かっていく。
錫杖で切っ先を弾くが、名前の通り、蛇のように錫杖に絡みつく。
それを見た蛇骨は、錫杖ごと蛇骨刀を引き戻す。
弥勒は慌てて手を離し、懐に入っている札を出し蛇骨に投げ付ける。
蛇骨は飛び避けながら、切っ先を札を持っている腕に向かわせ、
斬り付ける。弥勒は大量出血により目眩をおこし避けきれず、
左腕を蛇骨刀の切っ先が貫く。
一度蛇骨刀を引き抜き、再度刀を振り相手の体に絡める。
弥勒は動きを封じられ、相手を睨む。
蛇骨はその様をへらりと笑みを浮かべながら眺めている。



『その面ぁ、俺の、好みだぜぇ…?
てめぇ、俺に殺って…もらえんだ。…感謝しろよなぁ…?』

『何故、私が…敵である御前、に……感謝せねば、ならないのですか……』



甲高い声を上げ、動けない相手を見下すかのように言葉を発する蛇骨。
それに対し、冷静に相手を見据え、対策を練る弥勒。
相手の反応が気に入らなかったのか、手首を引き刃を肉に食い込ませる。
眉間に皺を寄せ苦痛に堪え、相手を睨み小さく舌打ちする。
蛇骨は自分の流した量の事を考え今回は退くことにする。
手首を器用にくいくいと動かし、刃と肉を擦れさせ、
深めの傷を作り蛇骨刀を引き戻す。



『……へへっ、次……逢った時は、容赦なく最後まで殺っかんな…!!
……抵抗少ねーし…反応薄ぃー…から、…今回は退いてやる…よ…!!!』

『……そ、れはどう…も……』



最後の最後に弥勒に手を振り走り去っていった。
走り去る蛇骨の背を見ながら、風穴を開いて逃がさない…
と言うこともできたが、自分の出血量を思うと
「こちらも一時退いた方が…良さそうですな」と思いとどまり倒れる。

その頃、「弥勒の血の匂い!?」犬夜叉が血の匂いを嗅ぎ付け、 愛しの 弥勒の元へ向かっていた。

蛇骨はというと、蛇骨刀をジャラジャラいわせながら「あ~~~!今日の法師も
すっげ~色っぽかったなぁ~!…っつ~…やりすぎた…かぁ」などと言いながら、
仲間の元へ向かって歩いていた。




                     +完+

ぃゃ、おまけに続く(笑























































































































数日が経ちある日の夕刻、弥勒はまた蛇骨に逢った。
そして殺り合うのかと思えば廃墟と化している寺に連れて行かれ
そこで・・・・





『へへっ、だ…から、言ったろ?…次逢った時はヤッて…やるっ…てぇ…っ』


息は上がり、着物が肌蹴、細く白い肩が晒されている。


『てっき、り、…殺さ…れると…はぁっ…』


すでに何も身に纏っておらず、情けのように上から法衣が被せられている。
腰を打ち付けられ乱れる弥勒。普段結わえている髪も解かれ、
全身が汗ばみ、髪が肌や額に張り付く。
もう何度か射精している弥勒に対し、一度も射精していない蛇骨。
むしろ、まだ全然余裕。と言った笑みを浮かべている。
弥勒が射精するたびに、蛇骨はにやりと笑みを浮かべる。


『御前ん…中、すっげぇ…締め付けてくんけど…俺の精、…欲しぃー…んかょ?』


ケラケラと笑いながら更に深く、奥まで突き上げる。
弥勒の腰が震えると、蛇骨は更に強く、激しく腰を打ち付ける。
数刻続いているこの行為に、体力的にも限界のようで、
弥勒は射精と共に気絶した。


『あ~~ぁ。俺、まだ…イッてねぇ~のに…。』


残念そうに、でもどこか嬉しそうにそういうと、弥勒から己を抜き、
着物を直し、弥勒の額に口付けると「またヤろうなぁ~」と一言残し
夜も明けてきた森の中を、足軽に歩いて行った。







※あとがき※

あぁ、これはですね、…Aさんにキリバンのプレゼントですのv
まぁ、…変な所(全部)も御座いますが、こんなもので宜しければ
どうぞ貰ってって下さい^^(ぉ
ぁ、そういえば、詩…の方はどうしやしょう…?
小説か詩って事だったんで、一応、詩の方も…あるけど…;
載せるだけ載せますw貰ってくださるかはさておきv(ぇ











*僕を見て*

そういえば君はいつから僕を見るようになったの?

そういえば君はいつから僕を見ないようになったの?

もう覚えてないよ

君はいつも僕を見ていた

君はいつの間にか僕を見なくなった

僕は今でも君だけを見ているのに

いつだろう

君は僕の話も上の空

ずっとずっと遠い所を見ていた

ねぇ  

君は今どこに居る?

何処を見ているの?

ほら

君は答えてはくれない

遠くを見ている時の君の瞳には

墨黒の煙のようなものが渦巻いて

何も見えない

そういえば君はいつから僕を見るようになったの?

そういえば君はいつから僕を見ないようになったの?

ああそうだ

僕が死んだときからだ


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