空白だらけな箱

蛮×煉~のほほんと一時~


そして名を呼び、肩に触れる。

「なぁ、煉骨。」

小首を傾げて相手と視線を合わせ、何だ?といった顔をする。

「俺に字、教えてくれよ。」

相手の予想だにしない台詞に、驚きつつも言葉を返す。

「字を…ですか?」

するとすぐさま蛮骨は腕を組み、小首を傾げて心底深刻そうに言う

「嗚呼。さすがにまずい気がしてな~。」

その言葉を聞き、「何がだ、今更」と思いつつも、それを言葉にはせずに
半紙と墨と筆を取り出しながら相手にいう。

「そうか。じゃぁまずは…「七人隊」と書けるか?」

「平仮名か?」

即答に近い形で相手から返って来る言葉に、負けじと即答で返す煉骨。

「漢字でです。」

それに気を悪くしたのかしないのか、筆に墨をつけ、半紙に堂々と筆を滑らせる。
相手が書き終わるまで、今後の戦法などを書き綴った本を読み返す。

「よし、任せろ」

と独り言のように言うと、すらすらと書いていく。

「できたぜ!?」

まるで子供が10円を拾ったときのような歓喜の声を上げて、煉骨の袖をくぃくぃと引っ張る蛮骨。

「どれどれ・・・」

半紙に書かれた文字を見て、思わず絶句。




    し
    ち
    に
    ん
    た
    い




平仮名でかかれたそれを持ち上げて、上から下に見ると相手に視線を向けて…

「大兄貴・・・。」

「あ?」

満足げな顔のまま、首を傾げる蛮骨に、煉骨は呆れ顔で一言吐き捨てるように言う。

「俺は漢字で書けと言ったはずだ…。」

「解ってるぜ?」

なおもキョトンとしたまま、自信満々で答える蛮骨に、
少し申し訳なさそうにしつつも、冷たく言いながら平仮名でかかれたそれをくしゃくしゃと
丸めながら言う。

「これは平仮名だ。」

それを聞いたとたんに蛮骨の顔色が一変して、
一瞬怒りにもにた悔しさが込み上げているのが解った。
煉骨は呆れかえりながらも、心の中では嘲笑っていた。

「Σ・・・、・・・。」

「・・・;」

煉骨の様子を見て、蛮骨は多少強い口調で言う。

「お・・・御前手本書けよ!!」

「そうだな。そうしますぜ。」

あっさりと引き受けた相手に筆を渡し、身を乗り出して相手が半紙に字を書くところを、
興味津々に覗き込む。



    七

    人

    隊



「こうだぜ。」

満足気に筆をおき、見せつけると蛮骨は腕を組み心底感心したように、
溜息を漏らしながら

「へぇ・・。やっぱ御前頭良いんだな。
      で、もっと簡単なのにしろよ。」

「・・・;
その前に、大兄貴はどんな字がかけるんで?」

「そうだなぁ・・・」

といって筆を手にし、半紙にすらすらと5つの言葉を書いていく。
一つ書き終わるごとに煉骨の顔が引きつっていく。




   タ    バ    ア    殺
   コ    カ    ホ    す




「・・・。」

「へへっ。どーだ?凄ぇだろ?」

自信満々にいう相手に苦笑いを向け

「あ・・・嗚呼・・・。」

と、ただ苦笑いを浮かべるしかなく、たんたんと5つの言葉を見続けていた。
すると蛮骨がまた何か書き始める。

「あとこれだな。」

「・・・ぁ?」

まだ書くのか。と思いながらも見ていて、煉骨は口を半開きにして唖然とした。










     女






これは一番最初に覚えた字だぜ。とでも言わんばかりの目で見られ、
目を伏せてただ感情を殺すのに必死になった。
煉骨はただただ、目を伏せたまま額に手を添えて、相手に聞こえるかわからない程の声で

「・・・大兄貴・・・;」

と言って、いつもの頭痛に襲われるのだった。


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っとまぁ…何か意味不なうえにオチがさっぱり不明なもんで。
しかも台詞だけと言う…(遠い目

見逃せ。忘れろ。消せぇ――――――――っっ;!!!!!!!!(逃走



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